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平成28年第 2回定例会(第 1日 3月10日)

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  1. 湯梨浜町議会 2016-03-10
    平成28年第 2回定例会(第 1日 3月10日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    平成28年第 2回定例会(第 1日 3月10日)   ────────────────────────────────────────    第2回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                            平成28年3月10日(木曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第1号)                          平成28年3月10日 午前9時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 請願・陳情の付託 日程第5 議案第13号 平成28年度湯梨浜町一般会計予算 日程第6 議案第14号 平成28年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第7 議案第15号 平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計予算 日程第8 議案第16号 平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算 日程第9 議案第17号 平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算 日程第10 議案第18号 平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計予算 日程第11 議案第19号 平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算 日程第12 議案第20号 平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算
    日程第13 議案第21号 平成28年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算 日程第14 議案第22号 平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算 日程第15 議案第23号 平成28年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算 日程第16 議案第24号 平成28年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算 日程第17 議案第25号 平成28年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算 日程第18 議案第26号 平成28年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算 日程第19 議案第27号 平成28年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算 日程第20 議案第28号 平成28年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算 日程第21 議案第29号 平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算 日程第22 議案第30号 平成28年度湯梨浜町水道事業会計予算 日程第23 議案第31号 平成27年度湯梨浜町一般会計補正予算(第8号) 日程第24 議案第32号 平成27年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第33号 平成27年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号) 日程第26 議案第34号 平成27年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第35号 平成27年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第5号) 日程第28 議案第36号 平成27年度湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第4号) 日程第29 議案第37号 平成27年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第5号) 日程第30 議案第38号 平成27年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算            (第3号) 日程第31 議案第39号 湯梨浜町職員の退職管理に関する条例の制定について 日程第32 議案第40号 湯梨浜町課設置条例等の一部を改正する条例について 日程第33 議案第41号 湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する            条例について 日程第34 議案第42号 湯梨浜町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改            正する条例について 日程第35 議案第43号 湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第36 議案第44号 湯梨浜町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例            について 日程第37 議案第45号 湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す            る条例の一部を改正する条例について 日程第38 議案第46号 湯梨浜町税条例の一部を改正する条例について 日程第39 議案第47号 湯梨浜町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 日程第40 議案第48号 湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例について 日程第41 議案第49号 湯梨浜町情報公開条例の一部を改正する条例について 日程第42 議案第50号 湯梨浜町行政手続条例の一部を改正する条例について 日程第43 議案第51号 湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例について 日程第44 議案第52号 町営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について 日程第45 議案第53号 湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例について 日程第46 議案第54号 湯梨浜町地域支援事業手数料徴収条例の一部を改正する条例につ            いて 日程第47 議案第55号 湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例に            ついて 日程第48 議案第56号 鳥取県自治体ICT共同化広域連携協約の締結に関する協議につ            いて 日程第49 議案第57号 鳥取県行政不服審査会共同設置規約に関する協議について 日程第50 議案第58号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の策            定について 日程第51 議案第59号 定住自立圏の形成に関する協定の一部変更について 日程第52 議案第60号 権利の放棄について(水道料金) 日程第53 議案第61号 権利の放棄について(住宅新築資金等貸付金) 日程第54 議案第62号 工事請負契約の変更について     ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 請願・陳情の付託 日程第5 議案第13号 平成28年度湯梨浜町一般会計予算 日程第6 議案第14号 平成28年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第7 議案第15号 平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計予算 日程第8 議案第16号 平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算 日程第9 議案第17号 平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算 日程第10 議案第18号 平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計予算 日程第11 議案第19号 平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算 日程第12 議案第20号 平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算 日程第13 議案第21号 平成28年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算 日程第14 議案第22号 平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算 日程第15 議案第23号 平成28年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算 日程第16 議案第24号 平成28年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算 日程第17 議案第25号 平成28年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算 日程第18 議案第26号 平成28年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算 日程第19 議案第27号 平成28年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算 日程第20 議案第28号 平成28年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算 日程第21 議案第29号 平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算 日程第22 議案第30号 平成28年度湯梨浜町水道事業会計予算 日程第23 議案第31号 平成27年度湯梨浜町一般会計補正予算(第8号) 日程第24 議案第32号 平成27年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第33号 平成27年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号) 日程第26 議案第34号 平成27年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第35号 平成27年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第5号) 日程第28 議案第36号 平成27年度湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第4号) 日程第29 議案第37号 平成27年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第5号) 日程第30 議案第38号 平成27年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算            (第3号) 日程第31 議案第39号 湯梨浜町職員の退職管理に関する条例の制定について 日程第32 議案第40号 湯梨浜町課設置条例等の一部を改正する条例について 日程第33 議案第41号 湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する            条例について 日程第34 議案第42号 湯梨浜町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改            正する条例について 日程第35 議案第43号 湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第36 議案第44号 湯梨浜町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例            について 日程第37 議案第45号 湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す            る条例の一部を改正する条例について 日程第38 議案第46号 湯梨浜町税条例の一部を改正する条例について 日程第39 議案第47号 湯梨浜町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
    日程第40 議案第48号 湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例について 日程第41 議案第49号 湯梨浜町情報公開条例の一部を改正する条例について 日程第42 議案第50号 湯梨浜町行政手続条例の一部を改正する条例について 日程第43 議案第51号 湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例について 日程第44 議案第52号 町営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について 日程第45 議案第53号 湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例について 日程第46 議案第54号 湯梨浜町地域支援事業手数料徴収条例の一部を改正する条例につ            いて 日程第47 議案第55号 湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例に            ついて 日程第48 議案第56号 鳥取県自治体ICT共同化広域連携協約の締結に関する協議につ            いて 日程第49 議案第57号 鳥取県行政不服審査会共同設置規約に関する協議について 日程第50 議案第58号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の策            定について 日程第51 議案第59号 定住自立圏の形成に関する協定の一部変更について 日程第52 議案第60号 権利の放棄について(水道料金) 日程第53 議案第61号 権利の放棄について(住宅新築資金等貸付金) 日程第54 議案第62号 工事請負契約の変更について      ───────────────────────────────                出席議員(12名)       1番 増 井 久 美       2番 寺 地 章 行       3番 河 田 洋 一       4番 浜 中 武 仁       5番 入 江   誠       6番 松 岡 昭 博       7番 酒 井 幸 雄       8番 上 野 昭 二       9番 浦 木   靖       10番 會 見 祐 子       11番 米 田 強 美       12番 光 井 哲 治      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名  事務局長 ───── 石 田 秋 雄   副主幹 ────── 足 立 祐 子  臨時職員 ───── 岩 本 佐登美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名  町長 ─────── 宮 脇 正 道   副町長(福祉事務所長)仙 賀 芳 友  教育委員長 ──── 前 田 三 郎   教育長 ────── 土 海 孝 治  総務課長 ───── 蔵 本 知 純   企画課長 ───── 中 本 賢 二  町民課長 ───── 重 松 雅 文   子育て支援課長 ── 丸   真 美  産業振興課長 ─── 前 田 啓 嗣   建設水道課長 ─── 小 林 長 志  健康推進課長 ─── 瀬 戸 隆 行   総合福祉課長 ─── 米 増   誠  長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)         ─── 竹 本 恵 子   教育総務課長 ─── 西 原 信 男  生涯学習・人権推進課長          会計管理者(兼)出納室長         ─── 山 田 昭 彦            ─ 川 田 信 行  水明荘支配人 ─── 中 山   明   農業委員会事務局長─ 杉 原   寛  代表監査委員 ─── 礒 江 俊 二   総務課参事 ──── 森   輝 信  生涯学習・人権推進課長補佐           ─ 遠 藤 秀 光     ───────────────────────────────              午前10時29分開会 ○議長(光井 哲治君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから平成28年第2回湯梨浜町議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(光井 哲治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、1番、増井久美議員、2番、寺地章行議員を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(光井 哲治君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  本定例会の会期については、去る3月3日に議会運営委員会を開催し協議しましたので、議会運営委員長から報告を求めます。  寺地委員長。 ○議会運営委員会委員長(寺地 章行君) おはようございます。  ただいま議長の報告のとおり、3月の3日、議会運営委員会を開催、協議した結果を報告をいたします。  本定例会における初日の町長提出議案は、当初予算18件、補正予算8件、条例の制定及び改正17件、そのほか7件の合計50件でございます。  一般質問は6人です。  請願・陳情は、新たなもの7件でございます。  会期は、本日10日から24日までの15日間といたしたいと思います。  なお、最終日には人事案件1件と条例改正1件を提案して、議員発議によります意見書の提出等を行う予定でございます。  本日の日程は、お手元に配付をいたしておりますが、この後、請願・陳情の委員会付託をして当初予算、補正予算、条例関係等の町長提出議案説明を受け、契約変更1件を審議、採決し、本日は散会といたします。  11日から13日は、会議規則第10条第1項及び第2項の規定により休会であります。14日は一般質問を行い、15日はその予備日といたします。16日から22日までは、会議規則第10条第1項及び第2項の規定により休会といたします。23日に提出議案及び請願・陳情審査報告等の審議、採決を行い、24日を予備日とする会期日程でございますので、御協力いただきますようにお願いを申し上げます。  以上、報告といたします。 ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。ただいまの寺地委員長の報告のとおり、本定例会の会期は本日10日から24日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日10日から24日までの15日間と決定しました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(光井 哲治君) ここで、本会議開会に当たり、町長に挨拶並びに平成28年度の施政方針について説明をお願いいたします。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。  平成28年度当初予算案を提案するに当たり、所信の一端を申し述べ、議員各位並びに町民の皆様の御理解と御協力を賜りたく存じます。  平成28年度は、第3次湯梨浜町総合計画や湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画、いわゆる過疎計画がスタートする年です。これらの策定作業に当たりましては広く町民の意見を求めるとともに、昨年10月に策定した湯梨浜町まち・ひと・しごと創生総合戦略との整合性の確保にも配慮したところでございます。  新年度は、地方創生加速化分としてこの2月に補正予算を計上した生涯活躍のまち湯梨浜町版CCRCの推進、及びグラウンドゴルフとウオーキングを活用したインバウンドの促進のほか、104億を超え対前年15.1%の伸びとなります平成28年度当初予算案にはまち・ひと・しごと創生総合戦略に係る多くの事業、新中学校の校舎等の建築工事に要する経費など、新規事業や大型事業の経費を盛り込んでいます。これらのことから、これまで以上に役場組織が一体となって町民の皆さん、各種団体の皆さん、関係者の方々とよく連携しながら、強い意思を持って取り組んでいく必要があります。  まず、全体的なことから申し上げます。  一つは、役場の機構及び組織の一部を改め、地方創生施策を強力に推進し、重要業績評価指標、いわゆるKPIを意識した的確な進行管理を行うため国の職員の派遣を受け、副町長として町行政に参画してもらうとともに、その執行体制を整えるための直属の機関としてみらい創造室を設置することにしています。まち・ひと・しごと創生総合戦略推進のためのコントロールタワー、及び重要施策の実施機関としての役割を担います。  また、まちづくりの面からは、我が町のまちづくり運動の中核をなす東郷湖活性化プロジェクト及び天女のふる里づくりの一元化を図ることにしています。これまで湯梨浜町のまちづくりに大きな役割を果たしてきた東郷湖活性化プロジェクト推進会議を、平成28年度が最終年度である天女のふる里づくりの推進母体である東郷湖未来創造会議とあわせて新たなまちづくりの計画、推進母体をつくりたいと考えています。その際は、地方創生に係るゆりはま創生総合戦略会議との役割分担の明確化等も図ります。  以下、分野別に申し上げます。  まず、住民の安全で快適な生活の確保のうち防災対策につきましては、防災特別対策官による地域防災力の向上、土砂災害を含む地域防災計画の改定等に伴う地域を巻き込んだ実践的な取り組みの強化のほか、消防団の再編と消防ポンプ車の更新による消防力の強化を図ることにしています。  また、県により着々と進められている東郷湖の浸水対策は、現在施工中の県道東郷湖線長和田地区に加え、県道東郷羽合線南谷地区工事が着工となりますし、藤津の急傾斜地崩壊対策工事については用地買収、補償が進められ、一部工事着手の見込みでございます。  道路につきましては、町道松崎田畑橋線2期工事の工事に着手するほか、県により主要地方道倉吉青谷線松崎駅前の道路改良のための補償及び用地買収が進められるほか、山陰道のアクセス道としての国道179号バイパスの法線決定、国による国道9号湯梨浜地区事故対策事業の推進と、その後の山陰道としての都市計画決定手続なども進められます。  次に、産業の振興については、地方創生による国の交付金等を活用しながら農業、商工業、観光等、それぞれに積極的な施策展開を図ります。  農業では、平成27年度に続き遊休農地の解消に努めるほか、新品種の梨の新植支援、湯梨浜町版担い手認定制度の創設により法律上の認定農業者及び認定新規就農者に至らない者に対しての中古機器の導入・農業機械の修繕支援のほか、6次産業化等のための販路開拓、機械整備助成等を行います。  また、水産業では、漁業及び地域の振興を図るため、地域おこし協力隊員の活動を加速することにしております。
     商工業では、町内商工業者の新たな起業や販路開拓等を支援するほか、従来の事業所が町民を雇用した場合の奨励金の支給に加え、広域連携として中部圏域の事業所が圏域の住民を雇用した場合の雇用奨励金支給制度も設けました。さらに、3年目を迎えるアロハカーニバルも引き続き支援します。さらに、商工会青年部により湯梨浜夏まつりが羽合地域でも開催されることになりました。補助制度を活用して事業の足腰を強くするとともに、アロハカーニバルや祭りは町民の皆さんとも連携し、自立したイベントとなっていくことを期待しております。  観光面では、グラウンドゴルフの国際化、国際大会の開催、潮風の丘の聖地化、さらにはウオーキングのチェジュ・オルレや韓国ウオーキング連盟との連携、ワールド・トレイルズ・カンファレンスにおける国際大会の開催、ウオーキングと温泉の活用による健康増進等による海外からのインバウンドの促進を図るほか、中部DMOによる広域的な観光客誘致も進めることにしています。  さらに、町営国民宿舎水明荘につきましては、経営診断の結果等を踏まえ、職員の資質の向上、組織体制の整備、弾力的な料金体系の導入、宿泊プランの充実などにより、より利用しやすく魅力あふれる施設づくりを進めます。  次に、移住定住の促進の観点からは、昨年から実施、成果が見られた若者夫婦・子育て世帯の住宅新築等の支援、3世代同居住宅の新築、増改築への支援、東郷地域におけるお試し住宅の整備、移住者に対する免許取得支援あるいはふるさと教育による愛郷心の醸成などを通じ、本町への移住者の受け入れや定住の促進に努めることにしております。  また、生涯活躍のまち湯梨浜町版CCRCを推進し首都圏等からアクティブシニアを招き入れ、転入者に充実した生活、住環境、保健、医療等を提供するとともに、町の活性化と町民も充実した老後が過ごせるまちづくりを進めてまいります。  さらに、人口及び店舗の減少等が続く泊地域に、人口が減少しても人々の生活が守られ地域に住み続けられるようにするため、さまざまなサービスをつないだ小さな拠点づくりの検討に着手します。  次に、健康づくりの面では、新たに児童生徒インフルエンザの予防接種費助成を行うほか、小児医療対象者年齢を18歳まで引き上げます。また、健康寿命を延ばすための取り組みとして、鳥取大学と連携した運動プログラム開発事業、ヨガ、積立貯筋運動から成る健康寿命延伸サポート事業システム運動プログラム事業、CCRCとも関係する鳥取看護大学と連携したまちの保健室などを展開することにしています。  なお、昨年改定を見合わせた国民健康保険税については、所得割と資産割の割合を見直し、所得割の率を高めることにしました。また、医療費の高騰もあり改定せざるを得ず、税率を5%引き上げるとともに、一般会計から5,000万円の法定外繰り入れを行い、被保険者の負担を極力少なくするよう配慮しているところでございます。このような意味からも健康寿命を延ばすための取り組みは極めて重要であり、町の特性等を生かしながら積極的な推進を図ってまいります。  次に、福祉の面については、中部地区4町が共同委託し、直ちに一般就労への移行が困難な生活困窮者に対して一般就労に必要な知識、能力の向上を図るための支援等を行い就労支援に努めるほか、一億総活躍社会の実現のため国が進める低所得年金高齢者等に対する臨時福祉給付金の支給を実施します。高齢者向けの施策としては、介護予防・日常生活支援総合事業を1年前倒しして実施することとし、介護予防給付から外れる要支援1・2の方の訪問介護、通所介護について現行相当のサービスを提供するほか、介護予防事業として元気力アップ教室、ミニデイサービス事業、ゆりりんメイトさんに活躍していただく短期集中型サロン活動支援事業も取り入れ、高齢者の健康維持、介護予防の推進を図ることにしています。また、新たに町社協が行う乗り合いバスの運行事業に経費助成を行います。  次に、環境面では、平成28年は県が第2期東郷池水質管理計画を策定する時期であることから、これまで取り組んでいたアダプトプログラムや水質浄化等の一層の進展を進めるための方策を考えるほか、一昨年から始めた温泉熱発電と2次利用によるCO2削減に続き、農業施設、観光施設等への3次利用への道筋をつけたいと考えています。  次に、子育て支援につきましては、申請者がふえている不妊治療助成を引き続き行うとともに、昨年から実施の1歳未満児を家庭保育した場合に支援金を給付する家庭子育て支援事業について、対象児を1歳未満から1歳6カ月まで拡大いたします。また、第3子以降に適用する出産・入学・卒業祝い金に中学卒業時も加えました。  また、子育て世代包括支援センター、いわゆるネウボラを設置し、妊娠期から子育て期にわたりさまざまなニーズの相談支援をワンストップで行う拠点とすることにしています。  さらに、県の制度改善に伴い、所得制限を設け第1子と同時入所の第2子の保育料の無料化を実施することとしたほか、町単独の措置として所得制限なしで第2子の保育料の国基準の半額にすることにしました。  なお、子どもたちの数が減少している泊地域のこども園のあり方についても検討を始めます。  子育て支援は、人口増を図るための大もとにある施策です。経済的な支援のみならず、子どもを産み育てやすい環境づくりが大切だと考えており、男女共同参画のことも含めて、子育て、介護等ライフサイクルに応じた適切な対応がとれるようにするためのワーク・ライフ・バランスの確立に向け、施策展開にも力を注ぎます。  次に、教育面では、いよいよ新中学校の建物の建築工事が始まります。また、中学1年生を対象とした学習支援を行う地域未来塾推進事業や小学校の教室を利用した放課後子ども教室推進事業、スクールソーシャルワーカーの教育委員会事務局配置など、児童生徒の学習支援、家庭生活環境等の問題解決などの新たな施策を実施するほか、定住促進のため償還金減免措置がある奨学金制度の創設等も行います。  また、保護者の皆さんから要望の強かった学校へのエアコンの整備について、泊小学校4年生から6年生の教室のほか、羽合及び東郷小学校の4年生の教室も実施し、全体の進度を早め、教育環境の整備を図ります。  さらに、中央公民館大講堂屋上の防水工事を行うほか、平成28年度はあらゆる差別をなくす総合計画及び実施計画の策定時期であることから、住民意識調査等を行います。  以上、申し述べましたように、平成28年度は各分野でさまざまな新規事業、スタミナを要する大きな事業が多くあり、起債の繰り上げ償還を行うなど将来負担の軽減にも目を配りながら予算編成しました。今後、これらの施策の一つ一つを丁寧に粘り強く実施していかなければなりません。議員そして町民の皆様を初め関係機関の方々の御理解と御協力を賜りながら着実に推進し、第3次湯梨浜町総合計画のキャッチフレーズである「みんなが主役 笑顔あふれる湯梨浜町」の実現に向け取り組んでまいりたいと思います。  倍旧の御支援をお願いして、施政方針とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(光井 哲治君) 次に、日程第3、諸般の報告をします。  議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 請願・陳情の付託 ○議長(光井 哲治君) 次に、日程第4、請願・陳情の付託を行います。  今期定例会において受理した請願・陳情は、お手元の請願・陳情文書表のとおりそれぞれの常任委員会に付託します。  本日は、日程第5から日程第53までの49議案については提案理由の説明を受け、当初予算については総括質疑を行い、ほかは提案理由の説明のみといたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第13号 から 日程第22 議案第30号 ○議長(光井 哲治君) 日程第5、議案第13号、平成28年度湯梨浜町一般会計予算から日程第22、議案第30号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計予算までの18議案を一括議題とします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第13号、平成28年度湯梨浜町一般会計予算から議案第30号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計予算までの18議案について、一括して提案理由を申し上げます。  まず、議案第13号、平成28年度湯梨浜町一般会計予算ですが、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ104億2,000万円の予算を提出するものです。予算規模としましては、合併後初の通年予算でありました平成17年度予算127億6,200万円以来の100億円を超える予算となっており、平成27年度の当初予算額90億5,000万円と比較しますと13億7,000万円、率にして15.1%の大幅増となっております。  対前年に比較した性質別の増減要因といたしましては、人件費が約1,000万円の減、物件費は約2,400万円の増、扶助費は社会福祉費、児童福祉費など約2,600万円の増、補助費等では臨時福祉給付金事業やふるさと湯梨浜応援基金事業の寄附者への報償金等の増額により約1億7,000万円の増、普通建設事業費では道路新設改良事業の増加や新中学校建設事業の建築工事本格着手もあり約9億8,000万円の増、公債費では約2億2,000万円の繰り上げ償還費を含み2,000万円の増、積立金ではふるさと納税の増加により約8,000万円の増、繰出金では特別会計への繰出金など約5,300万円の増などとなっております。  主な事業といたしましては、新中学校建設事業約11億3,700万円、ふるさと湯梨浜応援基金事業約2億3,900万円、社会資本整備総合交付金による道路新設改良事業約1億6,200万円、グラウンドゴルフふる里公園施設整備事業約3,300万円、消防ポンプ自動車購入事業約2,600万円、スクールバス購入事業約2,300万円、若者夫婦・子育て世代住宅支援事業約1,400万円、臨時福祉給付金事業約9,700万円、家庭子育て支援事業約3,100万円、長期債の繰り上げ償還約2億1,900万円などのほか、新規事業といたしましては、泊地域で小さな拠点づくり事業に取り組むための推進経費70万8,000円、湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設の一部機器の保守切れに伴う更新経費約5,070万円、子育て世代包括支援センター経費約350万円、農業の担い手に対するステップアップ支援事業約430万円、生活困窮者就労準備支援事業約200万円、町ふるさと人材育成奨学金支援助成金約60万円、子どもの安全安心な居場所づくりのための放課後子ども教室推進事業約290万円、そのほか第2子以降の保育料軽減にも取り組むことといたしております。  次に、議案第14号、平成28年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ671万6,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第15号、平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算ですが、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ404万3,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第16号、平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ22億7,731万3,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第17号、平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億6,574万5,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第18号、平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計予算ですが、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ18億6,615万5,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第19号、平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ847万4,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第20号、平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算ですが、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ11億3,901万円の予算を提出するものです。  次に、議案第21号、平成28年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算ですが、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ1億8,458万3,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第22号、平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2億1,453万円の予算を提出するものです。  次に、議案第23号、平成28年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算ですが、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ96万8,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第24号、平成28年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ56万1,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第25号、平成28年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ226万4,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第26号、平成28年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ7万4,000円の予算を提出するものでございます。  続いて、議案第27号、平成28年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ74万1,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第28号、平成28年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ8万7,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第29号、平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算ですが、収益的収入の事業収益を3億2,402万5,000円見込み、事業費用は3億271万9,000円とし、2,130万6,000円の収益を予定しています。資本的支出では、企業債償還金8,381万7,000円を予定しており、過年度分損益勘定留保資金と当年度分損益勘定留保資金で補填することといたしました。  なお、営業運転資金に充てるため、一般会計から長期借入金4,000万円を借り入れることといたしております。  次に、議案第30号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計予算ですが、事業収益を1億8,905万1,000円見込み、事業費用は1億8,859万7,000円とし、45万4,000円の収益を予定しています。資本勘定では、資本的収入を企業債6,000万円と資本剰余金100万円など6,100万1,000円を見込み、資本的支出では建設改良費1億663万5,000円と企業債償還金1,301万2,000円の1億1,964万7,000円を見込み、不足額5,864万6,000円は過年度分損益勘定留保資金、当該年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税資本的収支調整額で補填することといたしました。  以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、副町長及び各担当課長が説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、副町長より当初予算の概要説明を求めます。  仙賀副町長。 ○副町長(福祉事務所長)(仙賀 芳友君) そうしますと、私からは平成28年度の当初予算参考資料で説明をさせていただきます。  そうしますと、1ページをお開きください。平成28年度当初予算は、一般会計と15の特別会計を合わせ162億9,126万4,000円で、平成27年度当初予算と比較しますと11.4%、16億6,459万6,000円の増額予算となりました。また、国民宿舎事業、水道事業の2つの企業会計を合わせ5億1,307万6,000円と対前年度比で1.6%、837万1,000円の減額予算となりました。  このうち、一般会計予算は104億2,000万円と対前年度比15.1%、13億7,000万円の増額予算となり、また平成28年度予算に平成27年度2月に補正いたしました地方創生加速化交付金事業の繰り越し分5,500万円を加えますと、104億7,500万円の予算となります。  3ページをごらんください。まず、性質別です。  対前年と比べますと、例年増加傾向にありました扶助費あるいは公債費が1%台の伸びで抑えられている一方で、新中学校の建設が本格化することにより普通建設事業費は9億7,960万円余、率にして224%の大幅な伸びとなりました。また、ふるさと湯梨浜応援基金事業にたくさんの方から応援をいただいたことによりまして、積立金が8,000万円余、率にして161%の伸びとなっております。  なお、5ページから7ページに新規事業、主要事業の一覧を掲載してありますので、後からごらんいただけばと思います。  次に、歳入について説明をいたします。  2ページをお願いいたします。一般会計の予算のうち、66.7%を占めます町税、地方交付税及び町債の概要について説明をいたします。  最初に、28年度における町税は14億1,000万円余で、対前年度比4,300万円、率にして3.2%の増額となりました。増額の主な要因としましては、均等割、所得割の対象人員がふえたことと、固定資産税では太陽光発電事業の増に伴い増額になったものでございます。  次に、歳入の40.6%を占めます地方交付税は42億3,000万円で、前年度比1億8,000万円の減額予算を計上いたしました。  湯梨浜町は、平成27年度から5年間の合併特例債分の激変緩和措置期間の2年目を迎えます。平成27年度以降の交付税上乗せ分は1年間に5%減じられることとなっており、平成28年度は9割が確保される予定であります。  平成28年度の普通交付税は、前年度予算比較で1億8,000万円の減でありますが、その主な要因といたしまして単位費用増額に伴う社会福祉費の増額、これが約1,000万円程度あり、居住介護サービス数及び65歳以上の住基人口の増に伴う増額、これも1,000万円程度あります。  3番目としまして、平成27年度臨時財政対策債の追加に伴う公債費の増額、これが2,000万円程度増額されます。  次に、減額の主な要因です。  1番目に、徴収率の見直し等によりまして基準財政収入額が増額になったことによります減額、これが約3,000万円減額になります。次に地域経済雇用対策費の減額、これが4,500万円程度減額。包括算定費の減額に伴うもの、これが6,000万円程度減額になります。次に公債費の償還終了に伴う減額、これが8,500万円程度減額になります。  なお、特別交付税につきましては、対前年度予算と同額の3億3,000万円を計上いたしております。  次に、町債でございます。町債は対前年度比96.5%、6億4,570万円の増で13億1,500万円となりました。増額の主な要因としましては、新中学校の建設事業に伴うもので学校教育施設等の整備事業債、公共施設最適化事業債、過疎対策事業債、合併特例事業債、これを合わせて8億6,860万円を充てる計画でおります。合併特例債発行限度額は全体では84億1,330万円で、平成28年度までの起債累計金額は54億3,910万円となり、発行可能残高は29億7,420万円となります。  次に、財政調整基金及び減債基金の状況について説明をいたします。8ページをお願いいたします。  平成27年度末の積立金は、財政調整基金が9,987万7,000円、減債基金が2,872万1,000円で、合わせ1億2,859万8,000円を積み立てる計画でおり、平成27年度末で43億319万3,000円を見込んでおります。  最後に、公債費の推移について説明をいたします。11ページをお願いいたします。  合併時の平成16年度123億あった公債費は平成27年度末で80億ということから、12年間で43億円を返すことができました。申しわけありません、これ町債のほうでございます。また、公債費も15億4,600万円から28年度は11億1,500万円と、4億3,100万円減少いたしております。今後、新中学校建設あるいは地方創生事業に係る地方債あるいは公債費の増額も予想されますことから、常に健全な財政計画を立てながら行政運営を実施してまいりたいと思っております。  以上で平成28年度当初予算の概要説明を終わります。 ○議長(光井 哲治君) 次に、順次担当課長より詳細説明を求めます。  初めに一般会計予算について、総務課長、企画課長、町民課長、子育て支援課長、健康推進課長、総合福祉課長、長寿福祉課長、産業振興課長、建設水道課長、教育総務課長、生涯学習・人権推進課長の順に説明を求めます。  それでは、総務課長、説明を求めます。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第13号、平成28年度湯梨浜町一般会計予算の説明をさせていただきます。  私のほうからは、一般会計の歳入全体にかかわることと、それから後ほど総務課関係の主要事業の説明をさせていただきたいと思います。  最初に、歳入の説明をさせていただきたいと思いますが、ピンク色の冊子のほうの予算書をお願いしたいと思います。  先ほど来、町長、副町長から説明がありまして若干かぶるところがあろうかと思いますが、御勘弁をいただきたいと思います。  最初に、予算書の7ページをお願いいたします。第2表の継続費でございます。  9款教育費、3項中学校費、事業名、新中学校・学校給食センター建設事業、総額49億7,376万3,000円でございます。年度は平成28年度から平成30年度まで、年割額は記載のとおりでございます。  はぐっていただきまして、8ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為でございます。電子申請システム負担金から一番下の北溟中学校スクールバス運行業務、6事業でございます。期間、それから限度額は記載のとおりでございます。  下の9ページ、第4表、地方債でございます。公共事業等債から臨時財政対策債まで、総額13億1,500万円でございます。限度額、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。  2枚めくっていただきまして、12ページからが歳入になります。
     一番上の1款町税、1項町民税の1目の個人でございます。5億5,111万2,000円を計上しております。平成27年度の決算見込み等を踏まえまして、増額を計上しております。  2目の法人でございます。4,001万9,000円でございます。現在、法人数は減少しておりますけれども、法人税割が増加しているということで増額を計上しております。  その次の2項の固定資産税の1目の固定資産税、6億3,530万円を計上しております。1,889万円の増額です。先ほど副町長の説明にもありましたが、新築家屋やそれから償却資産の増額が主な要因でございます。  その次の2目の国有資産等所在市町村交付金及び納付金でございます。1,015万1,000円増の1,118万3,000円を計上しております。この要因でございますが、県の企業局が天神川浄化センターの屋上に太陽光発電施設を設置をいたしまして、このことによります償却資産相当の交付金が見込まれるための増額でございます。  その次の3項の軽自動車税でございます。4,899万4,000円を計上しております。平成27年度から実施予定でありました税率の引き上げが1年延期されまして、平成28年度から実施されることなどによります増額を計上しました。  一番下の4項の市町村たばこ税でございます。9,929万7,000円を計上しております。税率の低い旧3級品につきましては、平成28年度から平成31年度にかけまして段階的に廃止されることが決定となっております。  13ページの一番上でございます。5項の入湯税でございます。2,443万7,000円を計上しております。近年では平成25年度の約16万7,000人をピークに、平成26年度は15万9,000人台に落ち込みましたが、平成27年度の見込みでは約16万3,000人台に回復する見込みとなっておりまして、これらの状況を踏まえまして増額を計上しております。  次の2款の地方譲与税から、めくっていただきまして14ページの8款の地方特例交付金につきましては県からの通知によります額を計上しておりますので、説明は省略させていただきます。  14ページの下のほう、9款の地方交付税でございます。42億3,000万円を計上しました。先ほど副町長のほうからも説明がございましたが、若干減の要因について触れたいと思います。  大きく4点ございまして、主な減の要因の1点目は、基準財政収入額の徴収率が上位3分の1の自治体の達成率により算定されることになりました。それから2点目が、リーマンショック後の特別措置であります地域経済雇用対策がこれが半減となります。それから、3点目がトップランナー方式による単位費用の見直し。トップランナー方式といいますのは、ある業務を直営から例えば民間業務にするといったような、そういった先進自治体の事例による単位費用の見直しが行われる。それから、4点目が公債費の償還による減でございます。さらには、補正予算の留保財源などを考慮いたしまして1億8,000万円の減額を計上したところでございます。  特別交付税につきましては、減の要因もございますけれども、平成27年度に引き続き地域おこし協力隊や移住定住対策に要する経費につきましても引き続き措置される見込みでありますし、それから平成28年度から新たにケーブルテレビの伝送路等の維持管理費について特交の措置があるということになりましたので、前年度並みの3億3,000万円を計上したところでございます。  次に、15ページの中ほどをお願いいたします。11款分担金及び負担金、2項負担金の2目の民生費負担金の中ほど、3節の児童福祉費負担金、説明欄の一番下です。保育所措置児童保育料8,700万4,000円を計上しております。前年度当初予算対比3,424万3,000円の減額です。先ほど来話があっておりますけれども、平成28年度から国県の保育料軽減制度が拡充されることになりました。さらには、町独自の施策として第2子の保育料を同時入園の有無にかかわらず国の基準額の2分の1とするために、こういった減額となっております。  はぐっていただきまして16ページの中ほど、12款使用料及び手数料、1項使用料の2目民生使用料の1節認定こども園使用料427万6,000円でございますが、これは認定こども園の1号認定保育料、いわゆる旧の幼稚園の使用料に当たるものでございます。その下の2節の施設型給付使用料762万円につきましては、広域入所の受け入れ児童15名分を計上しております。  それから、17ページの一番上でございます。5目土木使用料の3節住宅使用料でございます。町営住宅の使用料2,596万4,000円につきましては、130戸中115戸分の使用料を計上しております。それから促進住宅使用料2,243万3,000円につきましては、79戸中72戸分の使用料を計上しております。  はぐっていただきまして、18ページをお願いいたします。2項手数料、2目衛生手数料の2節のじんかい処理費手数料1,800万円、これはごみ袋の販売収入を計上しております。  それから、中ほどの13款国庫支出金、1項国庫負担金の1目民生費国庫負担金の1節社会福祉費負担金、一番上です。自立支援給付費負担金1億6,263万9,000円を計上しております。これは障害者総合支援法によります障がい福祉サービス利用に係る給付費に対する国の2分の1の負担金を計上しております。その次の2節の児童福祉費負担金の説明欄の一番上、児童手当負担金1億9,293万6,000円です。これは扶助費の3分の2を国が負担するものでございますが、対象児童の減によりまして706万4,000円の減を計上しました。その次の教育・保育給付費負担金4,174万2,000円ですが、これは広域入所を含めました私立の保育所に対する給付費に対する2分の1の国庫負担金でございます。その次の3節の生活保護費負担金1億6,715万1,000円を計上しております。生活扶助、医療扶助など生活保護費に要する経費に対する国の4分の3の負担金でございます。  19ページをお願いいたします。2項国庫補助金の2目民生費国庫補助金の1節社会福祉費補助金、説明欄の一番上、地域生活支援事業補助金1,707万円でございます。これは障がい者の方を対象とした日常生活用具給付事業や、日中一時支援事業などに要する経費に対する2分の1の補助金でございます。3つほど飛びまして、臨時福祉給付金でございます。臨時福祉給付金につきましては、事務費と合わせまして9,698万1,000円を計上しております。本年度の主な対象者は低所得の年金高齢者や障害遺族年金受給者の方などでございまして、給付対象者数を6,260人と見込んでおります。その次のすぐ下の被保護者・生活困窮者就労準備支援事業補助金、新たな取り組みでございまして、直ちに一般就労への移行が困難な引きこもり者等に対しまして、自立支援を目的として社会訓練を行う事業に充当するものでございます。  その次の2節の児童福祉費補助金の説明欄の2番目、子ども・子育て支援交付金1,100万9,000円でございます。これは放課後児童クラブですとかファミリーサポートセンター、はわいこども園、子育て支援センター事業などに要する経費の3分の1の補助金で、県費のほうも同額の3分の1を計上しております。  それから、下のほうです。4目の土木費国庫補助金、説明欄の社会資本整備総合交付金1億597万円を計上しております。これは松崎田畑線の2期工事、あるいは門田長江中央線などの道路改良事業に充当するものでございます。すぐ下の社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)の5,655万円につきましては、橋梁の長寿命化修繕計画に基づいた対象橋梁の修繕事業に充当するものでございます。  19ページの一番下です。5目の教育費国庫補助金の2節の中学校費補助金、説明欄の一番下、2億166万8,000円を計上しております。公立学校施設整備費国庫負担金ということで、平成28年度から本格化します新中学校の建設事業に充当する補助金でございます。  はぐっていただきまして、20ページの下のほうをお願いいたします。14款県支出金の1項県負担金の2目の民生費県負担金の1節社会福祉費負担金の説明欄の2番目、国民健康保険基盤安定制度負担金5,576万3,000円を計上しております。これは保険料の軽減分などに対します県の負担金でございますが、今回税率アップが予定されていることから、軽減額拡大されることなどによります対前年比689万6,000円の増額を計上いたしました。それからその次の2節の障がい者福祉費負担金ですけれども、これは障がい福祉サービス利用に係る給付費に対します県の4分の1の負担金を計上しております。  それから、21ページのほうをお願いいたします。2項の県補助金、1目の総務費県補助金の1節総務管理費県補助金の説明欄の上から3つ目でございます。合併支援交付金(情報環境基盤整備事業)2,342万2,000円につきましては、これは10年間の分割交付による額を計上しております。2つ飛びまして、鳥取県移住定住推進交付金445万円につきましては、定住促進対策事業やお試し住宅運営事業に充当する交付金でございます。そこの説明欄の下から3つ目です。市町村創生交付金(アロハフレンドシップ補助金)174万2,000円を計上しております。本年度の事業は、ハワイ郡長等の招聘、それから中学生のハワイ島訪問、それから町長等のハワイ郡訪問事業などを計画しております。一番下の市町村創生交付金(湯梨浜ハワイ夏祭り事業)90万3,000円を計上しております。本年度新たに計画されております羽合地域での夏祭り事業に充当するものでございます。  はぐっていただきまして、22ページをお願いいたします。上から説明欄の6番目あたりです。5節の特別医療費補助金4,691万6,000円を計上いたしました。これは小児医療の対象年齢の拡大等もありまして、前年対比209万5,000円の増額を計上しております。  それから、23ページのほうに行きます。4目の農林水産業費県補助金でございます。説明欄の上から3つ目、多面的機能支払い(農地・水)補助金1,842万9,000円を計上しております。これは農地、農業用水等の保全向上活動ですとか、農業用水路等の長寿命化等の取り組みに対する補助金でございまして、活動組織の増が見込まれることから485万7,000円の増額を計上しております。4つほど飛びまして、国土調査事業補助金7,056万9,000円を計上しております。本年度新たに藤津、松崎、中興寺、久見、羽衣石の一部を加えまして、4.24平方キロメートルの調査を予定しております。それから10カ所ほど飛びまして、もうかる6次化・農商工連携支援事業費補助金986万5,000円を計上しております。平成27年度に引き続きまして、認定農業者の施設整備に要する経費の2分の1の補助金でございます。すぐ次の農地耕作条件改善事業費補助金980万円でございます。これは光吉地区の水路改修を行いまして、水田の耕作条件の向上につなげる事業に充当するものでございます。1つ飛びまして、農村地域防災・減災事業120万円。これは国信地区と宮内地区の農業用ため池につきまして、決壊時の被害範囲を調査してハザードマップを作成する事業に充当するものでございます。  その次の2節の林業費県補助金の説明欄の3つ目、森林環境保全税関連事業費(竹林整備)補助金112万8,000円です。本年度は石脇地区、川上地区の実施を計画しております。すぐ下の鳥獣被害総合対策事業補助金322万円です。これは電気柵やメッシュ柵等の侵入防止対策、それから狩猟免許の取得・更新に要する経費に充当するものでございます。  はぐっていただきまして、24ページの一番上です。都市計画費補助金の190万円、空き家対策支援事業補助金でございます。空き家の実態調査あるいは空き家の除去に要する経費に充当する補助金でございます。  それから、24ページの中ほど、7目の教育費県補助金の1節教育総務費県補助金の説明欄の上から3つ目、地域未来塾推進事業41万4,000円につきましては、中学1年生のうち希望者を対象に学習支援を行う事業に充当するものでございます。その次の放課後子ども教室推進事業186万7,000円につきましては、子どもの安心安全な居場所づくりのため、小学校の余裕教室等を活用した学習支援事業に充当するものでございます。次のスクールソーシャルワーカー活用事業65万5,000円につきましては、不登校児童生徒の家庭環境等の問題解決のため、社会福祉の専門家を配置する事業に充当するものでございます。  1つ飛びまして、社会教育費県補助金の一番下、とっとり生涯スポーツ創生事業補助金500万円。これはグラウンドゴルフふる里公園施設整備事業に充当する補助金でございます。  24ページの一番下のほうでございます。選挙費委託金の説明欄の一番上、参議院議員選挙費委託金、平成28年7月に執行予定の参議院議員通常選挙に要する経費に充当するものでございます。  それから、1枚めくっていただきまして、26ページの一番下をお願いいたします。16款の寄附金、1項寄附金の総務費寄附金、ふるさと湯梨浜応援基金寄附金の1億6,000万円、8,000万円の増額を計上いたしました。  それから、27ページの上のほうです。17款繰入金、1項特別会計繰入金の2節の住宅新築資金等貸付金特別会計繰入金360万9,000円を計上しております。これはこのたびの議案にも提案させていただいておりますが、権利放棄をした貸付金に対して国の4分の3の補助金がございまして、必要経費を差し引いた残額360万9,000円を一般会計に繰り入れるものでございます。  27ページの中ほどでございます。2項基金繰入金の1目財政調整基金繰入金につきましては、1億9,700万円を計上いたしました。  その次の2目の減債基金繰入金につきましては、公債費償還の財源とするために取り崩しをするものでございまして、2億1,893万3,000円を計上しております。  27ページの下のほう、6目ふるさと湯梨浜応援基金繰入金1億3,501万円を計上しました。子育て支援と教育、スポーツの振興を初めとする各種事業に充当するものでございます。  次の7目の子育て・教育環境充実基金繰入金1,960万円につきましては、スクールバス購入事業、それからこども園整備事業などに充当するものでございます。  一番下の8目の福祉基金繰入金1,600万円につきましては、このたび国保特会への法定外繰り入れの5,000万円を計上しているわけでございますが、その財源の一部といたしまして3分の1相当額をこの基金から繰り入れるものでございます。  めくっていただきまして、28ページの一番下です。19款諸収入の4項の貸付金元利収入でございます。この中の総務費貸付金元利収入の説明欄の一番上です。中国労働金庫預託金元利収入2,000万6,000円を計上しております。これは町民の皆さんのための住宅関連の資金預託の労金からの元利収入を計上しております。その次の土地開発公社貸付金元利収入につきましては、公社からの返済金を計上しております。  2枚ほどめくっていただきまして、一番最後の20款の町債でございます。32ページの一番下のほうでございます。5目の商工債でございます。説明欄の2番目、過疎対策事業債(グラウンドゴルフふる里公園施設整備事業)2,430万円を計上しております。グラウンドゴルフの国際化、聖地化をより一層推進するため、クラブハウス等の改修に要する経費に充当するものでございます。  それから、次の6目の土木債、1節の道路橋りょう債でございます。公共事業等債の(道路改良事業)4,890万円。それから、同じく(社会資本整備総合交付金防災安全交付金事業)に2,190万円を計上しております。一番下の2節の河川債、公共事業等債の(急傾斜地崩壊対策事業)670万円につきましては、これは藤津地区の急傾斜地崩壊対策事業の負担金に充当するものでございます。  33ページの一番上です。消防債でございます。2,550万円を計上しております。これは購入から20年を経過いたします泊地域第6分団の消防ポンプ自動車の更新に要する経費に充当するものでございます。  その次の8目の教育債の1節の小学校債、1,570万円を計上しております。町長の施政方針にもありましたが、これは小学校のエアコン整備に要する事業に充当するものでございまして、小学校のエアコン整備は5、6年生の教室につきまして東郷小、羽合小を整備してまいりまして、28年度が泊小の5、6年生の順番になるわけですが、加えて3つの小学校の4年生の教室も整備する計画をしております。学校教育施設等整備事業債は東郷小と羽合小、それから過疎対策事業債は泊小の事業費に充当するものでございます。  その次の2節の中学校債8億6,860万円を計上しました。新中学校の建設事業にかかわります起債でございます。合併特例事業債、それから学校教育施設等整備事業債につきましては、これは国庫補助金の補助裏に充当する起債でございます。3つ目の公共施設最適化事業債につきましては、平成27年度に公共施設等総合管理計画を県下で初めて策定したことによりまして適債となります起債でございます。一番下の過疎対策事業債につきましては、開校時の泊地域の生徒数案分により算定をいたしました。  それから、次の3節の保健体育債の説明欄の2番目、過疎対策事業債の泊体育館施設整備事業280万円につきましては、泊体育館の照明が随分切れておりまして、このたびLED化をする事業を計画しております。この事業に充当するものでございます。最後の臨時財政対策債につきましては、2億8,000万円を計上いたしました。  歳入につきましては以上でございます。  長くなって恐縮ですけれども、総務課、議会事務局、出納室の事業概要書のほうをお開きいただきたいと思います。  最初に、1ページの議会経常経費でございます。5番目の本年度の計画効果の欄の2行目をごらんください。タブレット端末1台を導入し議長に配置し、スケジュールやデータの共有、メールなどに活用ということでタブレットを購入する事業を計画しております。  それから、2枚めくっていただきまして4ページをお願いいたします。総務一般管理臨時経費でございます。本年度は公用車と、それから庁舎の改修を計画しております。公用車につきましては、軽自動車2台と普通車の10人乗りの1台分がかなり老朽化しておりまして、3台更新するようにしております。それから庁舎の改修につきましては、別館の水槽の取りかえを計画しておるところでございます。  5ページをお願いいたします。ふるさと湯梨浜応援基金事業でございます。2億3,938万2,000円、前年度当初予算対比約倍となっておりますけれども、前年度計のところをごらんいただきますと約3,500万円の増となっております。5ページの一番下のほう、平成27年度評価のところをごらんいただきますと、最後のほう、平成28年1月末現在で420%増の約1億3,071万5,000円の寄附につながっております。直近の状況を申し上げますと、約1億3,300万円を現在超えているという状況でございます。  めくっていただきまして、6ページのほうに28年度のふるさと湯梨浜応援基金の充当先、充当状況を記載しておりますので、参考までにごらんいただければというふうに思います。  7ページをお願いいたします。電子申請システム負担金18万5,000円でございますが、これは県内の自治体ICT共同化の一環といたしまして、電子申請システムを県と14市町村で共同導入をする計画をしておりまして、平成29年度からの計画をしております。その負担金を計上しました。  めくっていただきまして8ページも同様でございまして、企画課が所管しております行政イントラシステムも含めました事務経費の負担金を計上しております。  それから、9ページのほうでございます。このたびの議会のほうにも行政不服審査法の改正に伴います条例改正がかなり多く出ておりますが、この行政不服審査法の改正に伴いまして、各自治体に行政不服審査会を設けなさいということになっております。このたび鳥取県とそれから県下の市町村とで共同設置をするようにしておりまして、参加団体が鳥取、米子、境港を除いた16市町村と一部事務組合で設置をする計画をしておりまして、その負担金を計上しました。  それから、1枚めくっていただきまして11ページをお願いいたします。財政臨時経費199万8,000円を計上しました。新規でございます。概要書の1番の事業の必要性の欄をごらんください。平成27年1月の総務大臣通知によりまして、統一的な基準によります財務書類等の作成が必要となっております。本町におきましても、平成29年度におきまして平成28年度決算分の財務書類を統一的な基準により作成する計画をしております。現在そのため固定資産台帳を作成しておるところでございまして、その手入れと、それから平成28年度の会計処理を統一的な基準、いわゆる複式簿記化にするための支援作業を外部に委託する経費を計上いたしました。  それから、ずっとめくっていただきまして19ページをお願いいたします。地域防災計画策定事業112万9,000円を計上しております。現在、この地域防災計画策定作業中でございます。実は、これは平成27年度に策定を計画しておりましたが、県や国の改正が非常に多く、また昨年秋に北関東で発生いたしました鬼怒川決壊を招きました1,000年に1度の豪雨、こういったことなどを組み込んだ形とするために修正作業が終了しておりませんので、平成28年度に印刷製本費などを計上したところでございます。  めくっていただきまして20ページ、国民保護計画策定事業でございます。ここの上のほうの実施期間のところをごらんいただきますと、鳥取県の改定が若干おくれておりましてこれが予定されておりまして、町の改定作業も完了していないために、鳥取県計画の改定にあわせて町計画の改定を行うこととしております。  下の21ページでございます。防災訓練事業でございます。実施期間のところをごらんいただきますと、28年度は羽合地区で11月6日の日曜日に実施予定としております。下のほうの平成27年度評価をごらんいただきますと、27年度の実施状況や25、26の状況を記載しておりますのでごらんいただければと思います。  めくっていただきまして、23ページをお願いいたします。防災対策特別強化事業でございます。現在、防災特別対策官を配置して自主防災組織の組織強化に取り組んでおるところでございますが、下のほうの事業計画、事業の効果の欄の3行目をごらんください。平成27年度、新しく3地区での組織の設立がありました。また、30地区の防災研修へ参加して指導、助言を行ったところでございます。  めくっていただきまして、25ページをお願いします。防災Wi-Fiステーション整備事業、新規事業でございます。事業の概要のところをごらんください。災害時等による災害対策本部や主な避難所に対しまして、避難者の災害関連情報を収集したり被害状況等を各所に配信するために、防災Wi-Fiのアクセスポイントを整備するものでございます。めくっていただきまして、26ページのほうにイメージ図を記載しておりますのでごらんいただければと思います。  ずっとめくっていただきまして、31ページをお願いいたします。参議院議員選挙実施経費、先ほど歳入でも申し上げました。平成28年7月に予定をしております。めくっていただきますと、参議院選挙選出議員の選挙区及び定数の変更、いわゆる鳥取県と島根県の合区、10増10減のイメージ図を記載しておりますし、33ページのほうには公職選挙法等の一部改正の内容を記載しておりますので、参考までにごらんいただければと思います。  めくっていただきまして、34ページをお願いいたします。町議会議員選挙経費でございます。226万3,000円を計上しました。現在の議員の皆様の任期満了が平成29年4月29日となっております。実施時期、平成29年4月を予定しておりまして、ポスター掲示場等を平成28年度から準備する必要が見込まれますので、そういった委託費を計上したところでございます。  それから、ずっとめくっていただきまして、48ページをお願いいたします。消防ポンプ自動車購入事業、先ほども申し上げました。2,556万5,000円を計上しております。町内消防団第6分団に配備しております消防ポンプ自動車を、過疎対策事業債を活用いたしまして更新するものでございます。  それから、一番最後です。55ページをお願いいたします。国民宿舎事業会計貸付金、昨年度対比1,300万円増の4,000万円を計上しました。概要書一番下のほう、本年度の効果の欄をごらんください。国民宿舎事業会計の資金不足を回避するとともに町のランドマークであります水明荘の運営を維持し、将来的な黒字経営を目指すことを支援することによりまして、東郷湖を核とした観光産業の振興に資することができるというふうにしております。  総務課は以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(中本 賢二君) それでは、企画課関係の補足説明をさせていただきます。概要書に基づいて説明させていただきます。  まず、2ページを見ていただきたいと思います。町勢要覧の作成業務でございます。町勢要覧を作成しましたのが平成24年度で、4年が経過しております。それで5年という形で今年度の国勢調査の最新情報等も含めて、新たに資料編を印刷するものを1,000部という形で計上させていただいております。  続きまして、3ページでございます。定住促進対策事業ということで、引き続き空き家の改修、移住定住者の住宅の整備の補助という形で計上させていただいております。空き家を提供する人に対しての空き家の改修と、購入等をされる方の補助を計上させていただきました。内容につきましては、4ページのほうに記載しておりますので見ていただきたいと思います。  5ページのボランティア団体育成事業及び6ページのまちづくり創造事業及び7ページの集落づくり総合交付金につきましては、27年に引き続き継続でございます。住民の参画による事業と、区への交付金という形で計上させていただいておるところでございます。  続きまして、8ページでございます。東郷湖・未来創造会議でございます。これにつきましては、町長の施政方針でもございました。以前から未来創造会議ということで、若者の意見を取り入れながら事業をやってきております。それで、東郷湖活性化プロジェクト推進会議との一本化という形で進めていきたいと思っておるところでございます。それで未来創造会議のほうの会議費ということでの報償費を見ているところでございます。  続きまして、9ページ、天女のふる里づくり事業でございます。5年の最終年度という形で、28年度を実施してまいりたいと思っております。それでこの内容としましては、天女サミット、サミット参加者のイベントへの参加ということも計画しておりますし、モニュメントの除幕式の経費を計上させていただいたところでございます。  10ページ、にぎわい創出につきましても継続という形で、12地区への補助金を計上させていただきました。  お試し住宅運営事業でございます。これにつきましては、空き家を改修しお試し住宅として活用する移住定住を検討している方の本町への暮らしの体験をしてもらうということで現在計画しておりますが、募集しましたら川上地区での提供ということがございましたので、その住宅の修繕費と土地購入費をここに計上させていただいたところでございます。  飛びまして14ページ、バス停改修事業ということでございます。石脇の車庫のバス停が相当老朽化しておるということでございますので、このバス停の撤去と新しいバス停の上屋を設置することを計上させていただきました。  続きまして、16ページを見ていただきたいと思います。湯梨浜夏まつり事業補助金でございます。27年度までにつきましては、水郷祭ととまり夏まつりの補助金という形で補助金を出していましたけども、28年度におきましては商工会青年部のほうが新たな取り組みとして羽合地域での夏祭りを企画されるということでございますので、それを加えた金額を656万円という形で計上させていただいているところでございます。  17ページ、ジュニアグラウンドゴルフ大会については、引き続き事業を継続していこうということで考えているところでございます。  続きまして、19ページ、縁結び推進事業につきましても、本町における縁結びの支援を公募して研修を行ったり支援員を登録していただくということでございますので、目標としては16名の登録をやっていこう、目標を5名増という形でやっていこうと考えております。  20ページを見ていただきたいと思います。地域おこし協力隊事業という形で27年度から地域おこし協力隊を1名活躍しているところですけども、28年度2名という形で泊地域とか羽合、東郷地域での活躍という形で2名分の予算を計上させていただきました。  続きまして、21ページからが新規でございます。地方創生の経常経費ということで、総合戦略成果検証会議委員の報償費とか報告会、研修会への参加ということで予算計上させていただいたところでございます。  22ページ、IJUターンの促進ということでございます。これにつきましては、都市圏での移住定住相談会に参加して本町の魅力を積極的に発信し、移住定住につなげるということでの経費を計上しておるところでございます。  次が23ページでございます。空き家情報バンク活用事業ということでございます。空き家情報バンクに登録された物件に対して、町外者が入居する際に対しての住宅補助という形で計上しているところでございます。  続きまして、24ページ、若者夫婦・子育て世代住宅支援事業という形でございます。引き続き若者夫婦・子育て世代の住宅支援ということで、1,350万円を計上しております。内容につきましては記載のとおりでございます。  25ページ、ワーク・ライフ・バランス推進事業ということでございます。地方創生の中でもうたっております。戦略の中でもうたっておりますワーク・ライフ・バランスの推進ということで、町内の中小企業と一般労働者を対象にワーク・ライフ・バランスのセミナー等を開催するということで、予算計上させていただいているところでございます。  続きまして、26ページ、三世代同居等支援事業ということで、地方創生という形で進めてまいりたいと思います。三世代同居を推進することにより子育て支援を促進して、高齢者等が安心して暮らせる環境づくりをするということでございます。新たな三世代が同居等を目的に住宅の新築、改築等のリフォームを要する工事費に補助を出すという形で、上限額50万円という形で事業費を計上させていただいています。  それと27ページ、移住者運転免許取得につきましてもこれは新規で、県外からの移住者が自動車運転免許証を取得した場合に取得費用の一部を助成するということで、上限15万円を計上していく経費を計上しておるところでございます。  続きまして、28ページ、住宅取得仲介報酬助成事業でございます。これにつきましても移住定住を図るということで、定住促進を図るための中古住宅や新築住宅、土地の取得に要した不動産仲介手数料の一部を助成する、補助するということで、上限13万円という形を一つとして、130万円の予算を計上しているところでございます。  飛びまして、31ページを見ていただきたいと思います。小さな拠点ということで、泊地域での人口減少や高齢化が進んでいるということから、日常生活に必要なサービスを受けることが困難なというようなこともございます。それでコミュニティーの醸成を図っていこうということで、泊地域での一つ小さな拠点ということを協議会等を立ち上げながら検討してまいりたいということで進めてまいりたいということで、予算計上をさせていただいているところでございます。内容等の資料は最終ページのほうにつけております。このような形でイメージをしながら、住民の方と一緒になってどういう形を進めていくかということをまず今年度、28年度ですか、検討していきたいということで予算計上させていただいたところでございます。  続きまして、33ページでございます。情報化推進臨時経費でございます。これにつきましては、町のホームページの更新によりウエブアクセシビリティの状況とか湯梨浜町の重要なチャンネルとしての機能を向上させるということで、ホームページを更新する費用でございます。765万3,000円を計上させていただいたところでございます。  続きまして、35ページ、ゆりはまネット臨時経費でございます。この事業につきましては、TCCにある湯梨浜支局に設置しているセンターのスイッチの更新とV-ONUの追加購入を図るということで、機器の更新でございます。5年の保守が切れるというようなことがございますので、その経費を計上させていただいたところでございます。  続きまして、36ページ、アロハフレンドシップ補助金でございます。アメリカ・ハワイ郡との交流を継続していくということで、28年度の計画といたしましては湯梨浜町の中学生をハワイ島への訪問、それとハワイ郡長の招聘、それと町長のハワイ郡訪問ということを計画しております。町長のハワイ郡への訪問につきましては新郡長とのトップ会談という形で、改選がございますので、その経費を計上させていただいたところでございます。  38ページ、アロハホール臨時経費ということでございます。工事請負費を計上させていただいているところでございますけども、これにつきましては内容、本年度の計画の中に書いております。最終年度、外壁の改修工事及び冷温水の改修という形で、老朽化している機器を更新していくものを計上させていただいたところでございます。  簡単ですが、以上、企画課関係の説明を終わります。 ○議長(光井 哲治君) しばらく休憩します。再開、午後1時。              午前11時56分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時00分再開 ○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、町民課長。 ○町民課長(重松 雅文君) 町民課の予算の関係について御説明をさせていただきます。概要書の資料1を中心に御説明をさせていただきます。  最初に、概要書6ページをごらんいただきたいと思います。評価替え標準宅地鑑定評価業務についてでございますが、本年度605万5,000円を計上いたしております。例年ですと、土地の下落修正に係るところの標準宅地の関係評価業務ということだけなんですけども、来年度はこれに加えまして平成30年度の評価がえに向けて鑑定評価を不動産鑑定士に依頼する業務が必要になってまいります。そういったことで、前年比約640万円の増ということになっております。  7ページにそれの関連の資料として掲げてございます。次の評価がえは平成30年度ということで大きな表題をつけておりますが、下のほうを見ていただきますと、平成24年度、平成27年度、平成30年度、これが基準年度ということで、3年に1度ある評価がえということでございます。平成30年度の評価がえに向けてということで、先ほど説明をしたとおりでございます。各年度におきましては下落修正ということの鑑定評価もしておるということで、補足の資料を見ていただけたらというふうに思います。
     それから、概要書でいきますと10ページでございます。住民基本台帳番号制度システム整備事業でございます。211万円の計上でございます。これも本年度に引き続きまして情報ネットワークシステム、それからそれと町とシステムの情報の受け渡しの仲介役ということで中間サーバーというのがありますけども、それの利用負担金ということでございます。これにつきましても、次の11ページに地方公共団体の中間サーバー共同化・集約化というイメージの図面をつけておりますので、これもごらんいただけたらというふうに思います。  続きまして、12ページでございます。これも番号制度に係るものでございます。個人番号カード事務委任事業ということでございますが、昨年の11月に各世帯に通知カードが送付されました。ことしの1月から希望者に個人番号カードというのが交付されているところでございます。ここではこのカードの製造や発行に係る業務を地方公共団体情報システム機構、J-LISと言っていますけども、ここに委任する。それに係る負担金として、ここに掲げております159万3,000円を計上して払うものでございます。なお、この財源につきましては、全額国庫補助金ということになっております。  ここの平成27年度の評価というところに2つ星印がありますが、2つ目の星印、個人番号カード作成枚数ということで、ここに書いておるのはことしの2月現在の661枚ということの申請があったということでございますが、ちなみに昨日現在で申しますと申請者数が812人の方が証明つきの個人番号カードの申請をいただいておるというところで、そのうちの約半分に当たります390が現在交付済みということでございます。  それから、14ページでございます。こどもエコクラブ活動支援事業補助金でございます。これは環境保全活動を実施する「こどもエコクラブ」、ここの活動支援の補助金ということでございます。清掃活動でありますとか樹木の植栽、水質検査など、地域での子どもたちのそういった環境保全の活動を支援するものでございます。27年度の評価の中に、新たにここに書いておりますが橋津こどもエコクラブが加わって現在9団体、エコクラブのメンバー、サポーターを含めたところでいいますと1,160名の方にいろいろな活動をしていただいておるというところでございます。  それから、18ページでございます。ごみの減量運動推進費ということでございます。1,390万8,000円を計上しております。これはごみの減量化、再資源化を進めるために、生ごみ処理機の購入助成でありますとか再生資源ごみの回収委託、子ども会や公民館の実施するそういった資源ごみの回収に係るところの報償金の交付といった内容のものでございます。  それから、20ページをごらんいただきたいと思います。20ページはごみの収集運搬委託料ということでございます。4,109万4,000円を計上いたしております。27年度の評価のところにございますけども、各ごみステーションに排出されるごみを収集するというところでございます。27年度から始まりました小型家電の含めたところで、まだ分別状態の悪いというところもあります。これも引き続き住民の皆さんへ周知、広報をしていきたいというふうに思っております。  それから、概要書でいきますと21ページでございます。地籍調査事業でございます。対前年比が745万8,000円増の9,427万4,000円を計上いたしております。これは前年度当初との比較で調査面積、それから調査区域の筆数、これがふえたことによるところが大きな要因というところであります。  なお28年度、新しい調査区といたしまして藤津、松崎、中興寺、久見のそれぞれの一部、それから羽衣石の一部というところが実施をしていきたいというふうに考えております。はぐっていただきますと、22ページに少しちょっと小さくなってしまいましたが図面を添付させていただいております。28年度の計画区域が一番ちょっと濃い網がけの部分で、①②③④と示しているところが28年度の計画区域ということになってございます。  それから、最後でございますが、23ページでございます。東郷池の景観と水質を守る事業ということで、79万6,000円を計上いたしております。来年度も東郷池の環境保全の機運を高めるために、鳥取県と共同する環境イベントといたしまして「愛らぶ東郷池」というのを計画をいたしております。27年度の評価のところにアダプトプログラム参加団体、1団体ふえ32団体となりましたという記述がございます。さらにもう1団体ふえまして現在では33団体ということで、アダプトプログラムの参加団体が2団体ふえたということでございます。これにつきましても、引き続き推進をしてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、子育て支援課長。 ○子育て支援課長(丸 真美君) それでは、子育て支援課の事業につきまして、概要書に基づいて説明をさせていただきます。  まず、1ページをごらんください。出産・入学・卒業祝金支給事業ということで、これまでも説明がございましたけれども、本年度から、事業計画の効果のところにも書いておりますけれども、年齢の高い層への経済的負担軽減を図るという意味で、そこの手厚い支援を行うということで、中学校卒業時にも多子世帯ではありますけれども支援をしていこうということで計上させていただいております。これまでと金額を少し変更いたしまして、出産時5万円、小学校入学時3万円、中学校卒業時3万円ということで計画を予定しております。  次、2ページをごらんください。家庭子育て支援事業ということで、27年度から新たに創設をしております。家庭で子育てをされる方につきまして、一月に3万円を支給しておりますけれども、継続して事業を実施するに当たり事業者の皆様からの声を聞いて大変好評であるということと、それから事業評価のところにも書いておりますけれども、この制度によって家庭での子育てを選択することができ、希望がかなったというような声がたくさん寄せられております。1歳6カ月まで拡大をし、これまでは育児休業給付ですとか手当をもらっておられないという方だけを対象としておりましたけれども、一部給付が終了してあと半年間延長される方につきましても、給付対象とするようになります。  次に、少し飛びまして19ページの子育て応援フェスタでございます。昨年度は家族愛ということをテーマにシンポジウムと啓発人形展を実施しましたけれども、28年度につきましては従来の形のスタイルに少し戻そうというふうに考えております。事業概要のところですが、町内の青少年育成団体等と共催し、親子、家族で過ごす時間の提供ということで考えております。あわせて、中央公民館で実施されていました人形劇についても引き続き本年度開催ということですが、こちらの事業とタイアップをして開催するように予定をしております。  次、20ページでございます。新規事業としまして、地域の子育て応援交付金助成事業というものを考えております。事業の必要性のところに書いておりますけれども、地域における子育て支援活動の推進ですとか子育て支援団体の育成を図るということと、あわせて子どもを地域で育む機運を醸成し、子育てしやすいまちづくりを推進するという目的で、形態に合わせて活動団体あるいは町民を広く対象にした子育て関連イベントを主催される団体、あるいは継続的に地域で居場所の提供、見守りを行われる団体等への補助ということを考えております。  それから、21ページ、次ですけれども子どもふれあい事業ということで、こちらも新規事業です。こちらにつきましては、新日本海新聞社の主催される事業についての協賛金の支出金になっております。夏休みの期間中に移動動物園を開催されるということで、町内の未就園児を中心に親子で動物と触れ合っていただく機会を提供しようというものでございます。  それから、28ページ、教育・保育給付費負担金ということで、こちらにつきましては他市町への公立保育所、認定こども園、幼稚園に入園されている児童に対してこちらのほうが負担金、運営に要する経費を負担するというものでございます。私立保育所につきましては、事業ナンバー90の広域入所委託料というところで必要な運営費の委託を組んでおります。こちらのほうで、前年度の当初予算案と比べまして本年度500万ほど減っておりますのは、5番の本年度の計画効果のところの人数を見ていただければわかりますけれども、昨年の当初の時点で広域の公立保育所、認定こども園等への入所予定が27名だったものが今年度の当初時点では19名になっておりますので、その差でございます。  それから、30ページのこども園整備事業でございます。各こども園の修繕ですとか工事を集約してこの科目で対応しておりますけれども、大きなものとしましてはまつざきこども園の避難路の整備工事ということで、209万6,000円を計上しております。全体としては344万9,000円の計上でございます。  次のページの31ページは、先ほど申し上げましたように他市町の私立保育所に対する運営費の委託料でございます。こちらのほうにつきまして若干金額が減っておりますのは、こちらにつきましても当初時点の比較ですけれども、見込み数が減ったための減額でございます。  引き続き32ページ、33ページの太養保育園、ながせこども園の委託料ですけれども、それぞれの園で年齢別、あるいは人数に基づき公定価格で示された額を委託料としてお支払いをしているものでございます。太養保育園につきましては、当初の入所見込みの人数が昨年度よりも若干多いということで、本年度当初は5,020万3,000円を予定しております。  一方、その次の33ページのながせこども園の委託料につきましては、5番目の本年度の計画効果のところに書いてありますとおり、全体で当初見込み、昨年度が144名でありましたものが本年度当初見込みで130人。金額の高いゼロ歳児のところを見ますと、昨年度18名の予定が本年度6名でスタートしておりますので、その差で約1,200万の減となっております。  34ページですけれども、太養保育園運営費補助金ということで、こちらのほうにつきましては運営に必要な経費のうち延長保育ですとか一時保育、あるいは障がい児保育などの特別保育サービスに要する費用を補助金として支出しているものです。  ながせこども園につきましても、同じ特別保育サービス、障がい児保育、延長保育等に要する費用を補助金で出しておりますけれども、昨年と比較しまして250万ほど減額となっております主な要因は、障がい児保育に対して補助金をつけているわけですけれども、昨年度ながせこども園さんの障がい児さんの見込みが4名に対し今年度は2名ということで計算しておりますので、その分の減額となっております。  それから、39ページの泊地域こども園あり方検討事業ということで、これまでも説明がありましたけれども、28年度に泊地区こども園あり方検討委員会を設置して、町全体で泊地域の2つのこども園について現状をお知らせしながら、住民組織による検討委員会を設けて皆さんの意見を聞きながら、方向性を見出していこうとするものでございます。  それから、ずっと飛びまして48ページ、不妊治療費助成事業ということでずっと継続をした事業ですけれども、主要事業として掲げております。年々と申請件数がふえております。26年度につきましては継続の方が多かったんですけれども、27年度につきましては新規で申請される方が非常に多くありました。今、事業概要のところには現在の初年度初回ですとか2回とか金額を掲げておりますが、実は最近になってですけれども、国、県のほうがその助成金に対して初年度1回目を30万に助成金額を上げるということを示しております。それを受けての検討が必要になってまいりますけれども、この概要書につきましてはこれまでの継続の金額で計上しております。  最後ですけれども、50ページ、新規事業です。子育て世代包括支援センターということで予定をしております。事業概要のところですが、子育て世代包括支援センター事業は妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対し、総合的相談支援を提供するワンストップ拠点を持ち、安心して子育てできる支援体制を提供するものということで、これをしようとすると人的体制を充実させながら取り組まないといけないんですけれども、28年度につきましてはこの包括支援センターの下のほうに概要書でも書いておりますけれども、この略してネウボラと言っているのはアドバイスをする場所という意味でもあります。気楽に相談においでいただいたり、そういう場所の確保もしながら、28年度につきましてはいろいろな準備をしながらできることを取りかかっていきたいなというふうに考えているところです。  支援センターのイメージとしましては、下の補足資料のほうの3番目の辺に書いておりますけれども、継続的な支援ができるように随時、妊娠期ですとか赤ちゃん誕生、就園時において子育てプランを提供していきながら支援を継続していく。あわせて、子育て応援プランとして特に特別な支援の必要な方については個々のニーズに合わせたプランを提供しながら、きめの細かいサービスを提供していくというふうなイメージを持っております。  簡単な説明ですけれども、以上で終わります。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、健康推進課長。 ○健康推進課長(瀬戸 隆行君) 健康推進課の主な事業につきまして、概要書で説明をさせていただきます。  1ページをごらんいただきたいと思います。国民健康保険事業特別会計繰出金ということで、2億725万を計上させていただいております。対前年で5,477万8,000円の増でございますが、理由といたしましては国保税率5%を引き上げさせていただきましたですけども、財源不足はまだ生ずるということで、法定外繰り入れ5,000万を予定させていただいております。それと国の財政支援対策といたしまして、税の軽減分に対しまして500万円の増額になったものでございます。詳しくは国保特会で説明させていただきたいと思います。  続きまして、5ページをごらんいただきたいと思います。特別医療給付費でございます。9,762万6,000円、対前年で404万1,000円の増でございます。この増減の理由につきましては、本年度から小児の助成対象を今まで15歳までにしておりましたけども18歳まで拡大するということで、それに伴いまして増額したものでございます。  続きまして、はぐっていただきまして6ページの保健衛生総務経常経費でございます。145万2,000円ということで10万1,000円の増でございますが、これは保健推進委員さんにいろいろとお世話になりますので、それに対する補償費等を計上させていただいたものですが、増加の要因といたしましては報償費の見直しをさせていただいたものでございます。  続きまして、広域連合負担金休日急患でございます。7ページでございます。336万、103万4,000円の減でございますが、これは27年度に診療所の耐震強化工事を行いましたので、それが終了しましたので減額となったものでございます。  続きまして、はぐっていただきまして9ページをお願いいたします。高齢者インフルエンザ予防接種でございます。773万1,000円ということで、108万6,000円の増でございます。増加の理由といたしましては、平成7年度から途中からですけどもワクチンが従来型のA型2種、B型1種の3価からA型2種、B型2種の4価にワクチンが変わったということで、単価が上がったということによるものでございます。  続きまして、11ページをごらんいただきたいと思います。肺炎球菌予防接種事業でございます。276万円。対前年で50万5,000円の増でございます。これは高齢者の肺炎による死亡率を低下させるために予防接種を行うものでございますが、増加の理由といたしましては対象者の増加によるものでございます。  続きまして、14ページをごらんいただきたいと思います。新規事業でございます。今までインフルエンザにつきましては乳幼児、それから高齢者にインフルエンザ接種させていただいておりましたが、小学校、中学校の児童生徒さんにもインフルエンザの予防接種をさせていただくということで、範囲を拡大して計上させていただいたものでございます。  続きまして、15ページです。健康増進事業でございます。509万4,000円、対前年で128万3,000円の減でございます。減額の理由といたしましては、賃金の一部をほかの事業で計上することによりまして、その分が減ったということでございます。ここでは健診あるいは肝炎ウイルスの検査、節目健診、地区の健康教室、それから禁煙教室、温泉ウオーキング等いろいろと事業を展開させていただきたいというふうに思っております。  続きまして、はぐっていただきまして16ページでございます。各種がん検診でございます。3,768万7,000円、対前年で166万の増でございます。増加の原因といたしましては、平成27年度の受診率がアップしたため、28年度も高目に設定させていただきました。次の17ページをごらんいただきたいと思います。これが1月末での現在の受診者数、受診率の状況でございます。5大がん全部合わせたところの人数でいきますと7,828人ということで、昨年の7,493人を上回るような状況でございます。受診率も30.8%と、1.3%上昇させていただいております。これは全てのがん検診におきまして増加したということでございます。  続きまして、18ページをごらんいただきたいと思います。食生活改善推進事業でございます。70万5,000円でございます。近年、会員数の減少が進んでおりますけれども、平成27年度に養成講座を開きまして8人の受講者をいただき、現在が203人となっております。引き続き会員の確保に努めてまいりたいというふうに思っております。  続きまして、19ページ、後期高齢者医療対策事業でございます。2億3,144万1,000円、1,187万9,000円の増でございます。これは湯梨浜町の後期高齢医療の給付の12分の1を町が負担する仕組みの制度でございます。広域連合全体では医療費は横ばい傾向でございますが、本町におきましては医療費が増加傾向にあるために、このように金額が上がっておるということでございます。  続きまして、21ページをごらんいただきたいと思います。新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業114万9,000円、37万8,000円の増でございます。これは女性特有のがん、子宮がん、乳がんの早期発見、早期治療を推進するものでございます。これも受診率が上がってきておりますので、それに見合う予算を計上させていただきました。  最後ですけども、25ページをごらんいただきたいと思います。ゆりはま健康ポイントラリー事業でございます。27万3,000円、対前年で4万の減でございます。各種検診や健康づくり教室等参加していただいた方に特典を交付することによりまして、健康づくりの意識高揚を図るために事業をとり行っておるところでございますが、今年度応募がちょっと少なかったので、来年度につきましては内容を再度精査しながら、より参加していただくような仕組みをつくりたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、総合福祉課長。 ○総合福祉課長(米増 誠君) 総合福祉課でございます。総合福祉課の場合にはたくさんの制度がございますので、特徴的なもの、新規のものを重点的に説明させていただきます。  まず、概要書5ページ、地域福祉計画策定事業でございます。これにつきましては、平成28年度末で今の第2次地域福祉計画が終了になりますので、それの第3期分の計画を策定するということになります。それで同じくして町の社会福祉協議会でも同じスパンで地域福祉活動計画を策定をしておりますので、抱き合わせで共同しながら策定していきたいということと、次の概要書7ページ、福祉のまちづくり計画ということでございますが、これにつきましては町内のいろんな形のバリアフリーを推進する計画でございまして、こういう形とも共同しながら先ほどの地域福祉計画も含めて策定をさせて、同時にという形を考えております。それと、企画のほうでもありましたように小さな拠点づくりを泊地域でこれから立ち上がりますが、そういうことの意見も聞きながら進めていきたいなというふうに思っております。  それでは、次に11ページをお願いします。生活困窮者自立相談支援事業でございます。これにつきましては昨年から始まった事業でございまして、社会福祉協議会のほうに委託をさせていただいておりますが、生活保護になるまでに何とかいわゆるサポートしていくという感じですけども、相談者の数がかなり多くて、今ずっと継続的にその相談のあった方々に対応しているのが現状でございまして、その中から生活保護のほうに来られた方というのは1名で、なるべく自立ができるような形をサポートを今心がけて頑張っておるところでございます。  それから、次に13ページでございます。バリアフリー環境整備促進事業でございます。これにつきましては、県の福祉のまちづくり条例等に基づいて、町がそれと呼応して民間の事業所のバリアフリー化を推進をお手伝いするという形の事業でございまして、昨年度、車のショップの展示場のバリアフリー、トイレ改修等の助成を行いましたけれども、28年度についてはまだ申し込みはございませんけれども、民間の事業者の方であればどんどん声かけもしながらでも進めていきたいなというふうに考えております。補助率につきましてはそこに書いてあるとおりでございまして、事業者のほうの負担もそう大きくない状況になっておりますので進めていきたいなと思っております。  それから、続いて14ページ、これは地方創生の関係の事業になりますけれども、小地域の拠点の集会所のバリアフリー事業でございます。これも先ほど説明しました福祉のまちづくり事業とも関連がございますけれども、地域の集会所のバリアフリー化を図って、地域の住民の方が安心して集会所を利用できるという状況にしたいということで取り組んでおりますが、27年度につきましては3地域、長瀬東部と小浜と川上が公民館の改修を、実はこの概要書をつくった後に川上なりなんなり、昨日、おとついか、決定したばっかりでございますので、3月までに終わるということでしていますが、3地域。それから28年度につきましては、既に2地域の区長さんから相談を受けておりますので、そういう形も含めてバリアフリー化を推進して、地域の方々が安心して地区集会所に集まれるという状況をつくればいいかなというふうに思っております。  次に15ページ、就労準備支援事業でございます。これ新規事業でございまして、湯梨浜町内にもあるわけですけれども、家のほうに引きこもったりとかしておられてなかなか表に出てきていただけない生活困窮者の方に対して、いきなり働けと言ってもなかなか働けない。今、一般就労は難しい状態の方に対して、社会訓練とかそういったことを通して自立を促すようなことをサポートする事業でございまして、これにつきましては中部の4町で福祉事務所のあります琴浦、北栄、湯梨浜、それと三朝は福祉事務所がございませんので県の福祉が担当となりますが、4町で一つのそういう専門事業者に委託をしてサポート員をつけて、そういった方々を自立させるということになります。これにつきましては、この事業をやるに当たってその対象者が15人いるということがありまして、1町村ではちょっと15人というのはなかなかないものでございますから、4町でそういう形を共同で組んでタッグでやろうということで、その概要的なものはこの概要書の一番最後のページにこんな感じだということで図面をつけておりますので、一番最後のページでございますけれども、地域の事業所であるとか作業所であるとか、そういうところと共同しながら一緒にサポート員がついていったりとかしながら、表に出ていくこういう社会訓練を重ねながら、一般就労に向けるということを地道にやっていくような形の活動になります。何とか一人でもそういった方が自立できるような形にできればいいかなというふうに考えております。  次に行きます。18ページをお願いします。障がいの関係ですけれども、自立支援給付費です。毎年どんどんふえておりますが、その要因の一つとしてはこれまでも何回か説明もさせていただきましたけれども、いわゆる作業所の数がふえたということもございまして、それを御利用していただける方々もふえてきたということと、それから精神の障がいのある方々が数がふえてきて、そこをお使いになるということもふえてきたというのも一つでございますが、もう一つの大きな形として昨年もちょっと説明しましたが、湯梨浜町の場合はサービスを受けられる方々のいわゆるサービス計画、それ全ての利用者の方々のサービス計画を完成させておりまして、それのモニタリングもしっかりやったおかげということもあって、適正なサービスが皆さん方にお使いいただいているんだということのあかしじゃないかというふうに思っていますが、額的にはもう3億を超えるような形の額になっております。  それから、次が24ページでございます。特別障害者手当でございます。これは在宅で寝たきり等の重度の方々を介護するというですか、そういう方々のための手当になりますけれども、若干いわゆる額が減っております。その要因は、やはり対象の方が重度の方であるということもありまして、いわゆる施設に入られたりとか死亡されたりとかというような方々が結構多いということもございますが、とりあえずはずっとふえてきたわけですけれども、町内のこれに該当するような方々でまだ受けておられない方々へのある意味声かけの成果もあって、ふえてきた分をその分が安定してきて、今度はお亡くなりになる方があったり施設に入られる方があったりするということで、減ったのかなというふうに思っております。これからも該当になるような方がありましたら、声かけができるような体制を整えたいと思っております。  次は29ページでございます。心身障がい者交通費助成でございます。これにつきましては、人工透析で病院に通院されておられる方々や、それから知的や精神の障がいのある方々で作業所等に通われる方々の交通費を助成をさせていただいておるわけですけども、これも対象者の増加によりましてふえてきているのも一つですけれども、28年度より今度は精神疾患の患者の方がかなりふえてきておられまして、その方の通院に関する交通費も助成の対象にしようということを考えておりまして、その分も含めて増加になったということでございます。  それから、次は39ページをお願いします。訪問入浴サービス事業でございます。これにつきましては、在宅におられて入浴が困難、かといってデイサービス等の利用もなかなかできない方に対して、浴槽を持っていってそこで介助つきでお風呂に入れるというのが訪問入浴でございますが、湯梨浜の場合には在宅でお受けになる方よりもいわゆるサービスつき高齢者住宅、あすこの高専賃等にお入りになってる方が入浴されるということでお使いになるケースがふえておりまして、それもかなりの難病の方でございまして、週に2回ぐらいは使うという対象者の方がありまして、そういうことでこの2月にも1人またふえたのでもうちょっとふえるというふうに思っていますが、そういう方のためのサービスの分が今ちょっと御利用になっておられて、ふえてきたなというふうに考えております。  次です。51ページをお願いします。臨時福祉給付金でございます。昨年度もその前の年もありましたけれども、今回の28年度につきましてはちょっと複雑になっておりまして、3つの、全部を総称でそれぞれ名称が違うんですけども臨時福祉給付金というふうに名づけましたが、まずは低所得者の年金高齢者、28年度中に65歳になる方に3万円というのは、夏までに払えるようにしてほしいというようなことでございまして、対象となる者はそういう形でございますので、所得をつかむのができませんので、27年度に該当した方を対象に払うという仕組みになります。次の2、3、遺族障害年金、それから低所得者につきましては秋ごろに払う予定にしておりますので、これは新しい年度の所得状況によって判定をさせていただくということになります。ですから、多分おおむね1番の3万円をお受けになった方は、ほぼ3番も同じことになるんだろうなというふうに思っております。年間を通じてずっとこういった臨時福祉給付金を支払うようなことになると思いますので、間違いがないような形で住民の皆さんには御案内も含めて差し上げたいというふうに思いますが、どうしてもいわゆる扶養とかそういう問題の中で後で返してごせとかそういうこともあったりはしますけれども、何とかそういう形がトラブルが少ないような形にしたいとは思っておりますが、若干のそういうのは出てくる可能性はあると思います。それは覚悟はしながらしたいというふうに思っています。以上です。  それから、次に54ページをお願いします。児童扶養手当でございます。これにつきましては、いわゆるひとり親家庭の低所得者に対する制度でございますが、これも年々ふえてきております。母子だけに限らず父子含めてふえてきておりまして、今、そこの平成27年12月8日現在の受給者数189人という形にしております。189というのは、その189全てが児童扶養手当を受給しているわけではなくて、受給権があるということで、いわゆる若干所得のある方については停止になっておりますので、受給権がある方が189人ということでございますので、これもどんどんとふえている傾向にございます。  それでは、最後ですけれども、62ページから63、64、65と生活保護の関係でございます。生活保護につきましては、全国でもニュースでは高齢者の受給者がふえて、ずっと史上最高ペースを今いっているというふうに言われておりますが、湯梨浜におきましては受給者数はふえておりません。逆にちょっと減っているぐらいの形になっておりますが、どちらにしましてもその前の生活困窮の相談であるとかそういう形で相談体制だけはきっちりしているつもりでございまして、なるべく生活保護に頼らない形で自立ができる方については自立をすることを心がけてやった結果もあるんじゃないかというふうにも思っておりますし、こういう形で当然該当する方についてはしっかりサポートをしていかなければいけないと思います。若干ちょっと減りかげんだというふうに御認識いただければと思います。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、長寿福祉課長。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) それでは、長寿福祉課の主な事業について説明をさせていただきます。  長寿福祉課の事業概要書をお願いいたします。  概要書3ページになります。老人福祉センター東湖園指定管理等経費につきましては、平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5年間、これまでと引き続き社会福祉協議会と指定管理協定を結ばせていただいたところです。この協定に基づく委託料ほか499万3,000円を計上させていただいております。  概要書5ページをお願いいたします。敬老会事業でございます。75歳以上高齢者の長寿をお祝いする敬老会を前年同様、泊、東郷、羽合の3地域で開催する費用といたしまして、536万4,000円を計上させていただいております。  次に、概要書7ページをお願いいたします。老人保護措置費委託料でございます。環境と経済的理由から在宅での生活が困難な高齢者を養護老人ホームに入所する措置委託料として、18人分、3,046万6,000円を計上いたしております。財源は入所者の負担金が502万5,000円、残りは一般財源でございます。  続きまして、概要書10ページ、移動支援事業でございます。こちらは新規事業となります。町社会福祉協議会が移動が困難な高齢者世帯等、約60人を対象に羽合・泊地域につきましては月2回、東郷地域にあっては月3回実施している買い物、通院等の移送を行う乗合バス運行事業の経費の一部助成を行うものです。交付が予定されております県補助金を差し引いた経費の2分の1、6万7,000円を計上させていただいております。  概要書11ページをお願いいたします。介護予防・健康づくりリーダー養成事業でございます。平成27年度に引き続き、20名の養成を行ってまいります。その経費といたしまして、22万9,000円を計上いたしております。概要書の裏面に資料をつけさせていただいております。平成27年度は既に養成講座を終了しまして、20名のゆりりんメイトさんの登録をさせていただいたところです。登録いただいたゆりりんメイトさんには、2年目は地域包括支援センターが実施する事業等にサブリーダーとして参加していただき、3年目以降は各地区の介護予防健康づくり教室等のリーダーとして自主的に活動していただく予定としております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、産業振興課長。 ○産業振興課長(前田 啓嗣君) それでは、産業振興課所管の事業を説明させていただきます。主に前年度と比較して大きく変わったところ、また新規事業、これらを中心に概要書に基づいて説明をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  初めに、概要書の2ページをお願いいたします。親元就農促進支援交付金事業として、前年対比160万円増の280万円を計上いたしております。これは認定農業者の方などの親族の就農を促進し、将来地域の担い手として定着を図るために支援をするものでございますが、28年度では2名増の3名を予定していることから、160万円増の280万円を計上させていただいたところでございます。  続きまして、3ページでございます。担い手経営発展支援事業といたしまして100万円計上いたしました。この事業は、集落営農の組織化、法人化を進めようとする集落または地域に対してその設立等に要する経費の一部を助成する事業でございまして、28年度は集落営農の組織化に3集落、それから法人化に1集落を何とか進めていきたいということで、この予算を計上させていただいているところでございます。  続きまして、概要書の5ページをお願いいたします。もうかる6次化・農商工連携支援事業といたしまして1,315万4,000円を計上いたしております。これはみずから生産、加工、販売を行う6次産業化に取り組む農業者を支援する事業でございまして、平成27年度の補正により取り組んだ事業でございます。28年度には水稲用の栽培機械、ハウス栽培設備等、これらに対して支援を行おうとしているものでございます。  続きまして、概要書の6ページでございます。新規でございますが、鳥取柿ぶどう生産振興事業といたしまして285万5,000円を計上いたしております。これは鳥取県が推奨している柿の新品種で「輝太郎」というものがございます。それから、ブドウの新品種でもございます「シャインマスカット」、これらを新植または全面改植をしようとしている農業者に対して、その費用の一部を助成をしようというものでございます。  続きまして、概要書の7ページでございます。鳥取梨生産振興事業といたしまして800万7,000円を計上いたしております。この事業につきましては、平成27年度の補正からの取り組み事業でございますが、こちらは県が推奨しております梨の種類、「新甘泉」、「秋甘泉」への植栽やその生産基盤整備について支援をしようというものでございます。  続きまして、概要書の8ページでございます。担い手ステップアップ支援事業といたしまして431万1,000円を計上いたしております。この事業は28年度から取り組もうとしている事業でございまして、農業の維持発展を図るため現在は小規模であっても意欲のある農業者や、それからこれから農業に取り組んでみようという方を準認定農業者、または準認定新規農業者として認定をして、中古機械の導入助成や就農奨励金の交付など、町独自で支援を行おうというものでございます。9ページには、この担い手ステップアップ支援事業の簡単なポンチ絵を添付させていただいております。後ほどごらんになっていただければというふうに思います。  続きまして、概要書の10ページ並びに11ページでございます。いずれも新規に取り組もうとしている事業でございまして、知的所有権取得支援事業並びにパッケージデザイン作成助成事業といたしましてそれぞれ15万円と8万円を計上いたしました。両方の事業とも町の特産物のブランド化並びに販売促進を推進していくために、農業団体や加工グループなどが商標権や意匠権の登録をしようとする場合、またパッケージのデザインを作成しようとする場合に対して、その事業者に対して支援を行おうというものでございます。  続きまして、概要書の12ページでございます。東郷梨地域連携プロジェクト事業でございます。平成27年度の補正事業からの継続でございますが、200万円を計上いたしております。昨年度に引き続いて、梨畑の荒廃化を防ぐために後継者のいない梨畑を借り上げて関係機関の協力を得ながら栽培をしようとするもので、障がいをお持ちの方の雇用にもつながっているものでございます。13ページに簡単なフロー等をつけさせていただいておりますので、こちらも後ほどごらんになっていただければというふうに思います。  続きまして、概要書14ページでございます。ため池ハザードマップ作成等業務といたしまして160万円を計上いたしております。これは国庫補助事業を活用して町内の老朽化しているため池のうち、28年度は2カ所について診断を行うとともにハザードマップを作成して、有事の際に役立てようとするものでございます。  続きまして、概要書の15ページでございます。多面的機能支払(農地・水)事業といたしまして、前年対比657万7,000円増の2,444万9,000円を計上いたしております。これは農業用施設等の保全管理、農村環境向上など地域で取り組む活動に対して支援をするものでございます。平成26年度は17組織でございましたが、平成27年度には7組織増の24組織に取り組んでいただきました。28年度には、さらにこの事業に取り組む組織をふやしていければというふうに考えているところでございます。  続きまして、概要書の17ページでございます。新規でございますが、農地耕作条件改善事業といたしまして1,400万円を計上いたしております。これは水田の耕作環境を改善するために、国庫事業を活用して老朽化した水路の漏水対策を実施しようとするものでございます。  続きまして、概要書20ページをお願いいたします。間伐材搬出促進事業といたしまして72万円を計上いたしております。こちらも新規でございまして、適正な森林の保全、整備、木材の有効活用を図るために間伐材の搬出に対して支援するものでございます。28年度といたしましては羽衣石、埴見でそれぞれ事業実施をしようというものでございます。  続きまして、概要書の21ページ、鳥獣被害総合対策事業でございます。665万4,000円を計上いたしました。引き続いて農作物の被害を減少させるために、ワイヤーメッシュなどの設置や捕獲奨励金などを計上いたしておりますが、28年度からは狩猟免許を新規に取得しようとする方に対しては、その費用の全額を助成しようというふうに考えております。  続きまして、概要書22ページでございます。水産多面的機能発揮対策事業といたしまして17万円計上いたしております。実は、この事業は平成27年度までは全額国庫事業として藻場の保全などに取り組んでまいりました。しかしながら28年度からは負担区分が見直され、県及び町がそれぞれ15%ずつ負担するということになりましたことから、町も予算計上させていただくことといたしました。  続きまして、概要書24ページでございます。昨年に引き続きまして、企業立地奨励金といたしまして718万1,000円を計上いたしました。これは町内に事業所を持たない事業者が町内で設備投資を行う場合に、新たに賦課される固定資産税額相当額、これの一部を奨励金として交付するものでございます。28年度は3事業者に対して交付をするというふうに計画をいたしております。  続きまして、26ページでございます。ゆりはまじげ産業支援事業といたしまして600万円を計上いたしております。こちらも27年度の補正から取り組んでいる事業でございますが、こちらの事業は町の商工業の振興を図るために町内事業者のマーケティング事業や販路開拓事業など、新たな事業展開を行おうとする事業者を応援するというものでございます。  続きまして、27ページでございます。県中部雇用促進奨励金事業でございます。30万円を計上いたしております。こちらは新規でございまして、鳥取県中部地域における企業立地を促進して、地域経済の活性化及び雇用機会の拡大を図るため、中部地域において工場、事業所等の新設を行う企業が中部圏域内在住者を6カ月以上雇用した場合に奨励金を交付しようとする事業でございます。  続きまして、少し飛びますが概要書35ページをお願いいたします。水明荘経営改善事業といたしまして45万4,000円を計上いたしました。平成27年度は水明荘の経営診断を実施したところでございますが、28年度はその診断の結果に基づいて水明荘の経営改革を着実に実行、推進しようとするものでございまして、その経費として45万4,000円を計上したものでございます。  続きまして、36ページと37ページをお願いいたします。ハワイゆ~たうん並びに龍鳳閣の修繕に要する経費でございます。ハワイゆ~たうんでは前年対比982万7,000円増の1,279万2,000円を、それから龍鳳閣では267万円増の482万4,000円を計上いたしました。いずれの施設も稼働後20年以上経過し、至るところで老朽化による傷みが激しくなってまいりました。そこで、ハワイゆ~たうんでは27年度の内壁の修繕工事に続きまして28年度は外壁などの修繕工事、それからろ過器の交換を行おうとするものでございます。龍鳳閣では、三方弁やスチームボイラーなどの更新を予定いたしております。  続きまして、38ページをお願いいたします。配湯加入負担金として597万円を計上いたしております。こちらは平成27年度まで龍鳳閣は町有の1号源泉から温泉を引いておりましたが、温度が59度しかないということから、特に冬場については露天風呂の利用に支障がございました。そこで、28年度からは温泉熱発電で利用した温泉水を再利用しようということとしたため、東郷温泉管理協同組合へ加入する必要が生じたことから、その費用を計上するものでございます。  最後でございますが、概要書の39ページでございます。グラウンドゴルフふる里公園施設整備事業といたしまして、前年対比2,201万円増の3,280万3,000円を計上いたしました。これはグラウンドゴルフの国際化をさらに推進するため、その発祥地である潮風の丘とまりの聖地化と国際化を進めようとするものでございまして、クラブハウスを増築し、更衣室やコインロッカーを設置しようとするものでございます。また、27年度に引き続き老朽化しているスーパースライダー走路の改修を行うものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(杉原 寛君) 概要書のほうを見ていただきたいと思いますが、農業委員会としては経常経費ということで上げております。農業委員会等に関する法律とか農地法、農業経営基盤強化法などに基づく業務に関するもので上げております。  主なものは農地パトロール等によるものでございますし、農業委員会の農家相談ということで行っている日ごろの業務に対して、147万1,000円計上させていただいております。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(小林 長志君) 建設水道課です。概要書で主なものを簡単にですが説明させていただきたいと思います。  概要書1ページをお願いします。道路維持事業でございます。3,374万3,000円を計上させていただいております。委託料で1,582万円を計上しておりますが、委託料の内容としましては主なものは道路台帳修正業務に813万2,000円余り、除雪費に470万円などでございます。除雪の内訳としましては、通常の除雪委託に350万円、これは2回分でございます。雪寒道路除雪対策としまして120万円を計上しております。なお、雪寒道路除雪対策委託につきましては、国の3分の2の補助金がございます。80万円を計上させていただいております。  続きまして、概要書ですが2ページ、3ページをお願いします。3ページには位置図を添付しておりますので、ごらんください。道路新設改良費、社会資本整備総合交付金でございます。事業費1億6,180万円を計上させていただいております。内容としましては、記載しておりますが6路線の道路改良でございます。  続きまして、4ページと5ページをごらんください。5ページには位置図を添付させていただいております。この事業につきましては、社会資本整備総合交付金の防災安全対策分でございます。8,700万円を予算計上させていただいております。内容としましては、4カ所の橋梁補修、それから橋梁205カ所あるわけなんですが、その中の2メートルから5メートル未満の44橋につきまして定期点検を実施します。そのうち2橋ですが、図面のほうにも書いてあると思いますが、新往来橋、つわぶき大橋の跨線橋につきましては、JR委託を予算計上で計上させていただいております。そのほか4路線の補修でございます。財源としましては、それぞれ事業費が65%国費で充当予定を考えております。  続きまして、7ページをお願いします。急傾斜崩壊対策事業負担金でございますが、1,000万円を計上させていただいております。内容は、県が施行する藤津地区の急傾斜崩壊対策事業に伴う地元負担金でございます。28年度につきましては、用地買収それから工事の一部着手を考えております。  続きまして、概要書8ページをお願いします。都市計画総務費でございますが、新規事業でございます。都市計画市町村マスタープランの策定に係る予算を計上させていただいております。  続きまして、10ページをお願いします。空き家対策支援事業で588万3,000円を予算計上させていただいております。内容としましては、法に基づいて町内の空き家対策実態調査委託業務に399万6,000円、それと空き家対策支援事業補助としまして3戸分ですが180万円を予算計上させていただいております。  最後になりますが、12ページをよろしくお願いします。住宅建設費の中の震災に強いまちづくり促進事業補助金でございます。915万8,000円を計上させていただいております。内容につきましては、耐震診断6件、耐震設計2件、耐震改修2件と、それから要緊急安全確認、大規模建築物の耐震設計に1件の予算計上をさせていただいております。
     以上、簡単ですが、説明を終わります。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 教育総務課関係の主な事業につきまして説明をさせていただきます。  初めに、概要書の4ページをお願いいたします。特別支援学校児童生徒通学支援274万7,000円でございます。全額県の支援事業でございます。町内から県立の特別の支援学校、ここでは倉吉の養護学校でございますが、そちらのほうに就学している児童生徒で通学バスや公共交通機関による通学が困難なお子さんに対しまして学校までの送迎支援を行うもので、26年度から実施している事業でございます。引き続きまして3名の生徒さんが御利用されておられます。  続いて、5ページをお願いいたします。新規事業でございます。町ふるさと人材育成奨学金支援助成金63万円の計上でございます。町内で人材不足に悩む特定の業種に就業し、本町に定住する若者の奨学金返還額の一部を助成するもので、県の未来人材育成奨学金支援助成制度を補完する町版の助成制度でございます。対象者は、日本学生支援機構、鳥取県育英奨学金、そして湯梨浜町の育英奨学金等の貸与を受けておられる方などでございます。県の制度は無利子の奨学金の場合は奨学金返済総額の2分の1を助成いたしますが、町ではその上乗せ分として6分の1の額を助成したいと考えているところでございます。また、有利子の奨学金の場合は、町で8分の1の助成を予定しております。助成期間は8年間としております。  なお、次の6ページには、補足資料といたしましてその概要を示した資料を添付させていただいております。地元への定住促進につながればと思っているところでございます。  続きまして、7ページでございます。地域未来塾推進事業に68万9,000円計上いたしました。中学生を対象にした新規事業でございます。放課後や土曜日、長期休業中などに大学生や教員OBなど地域の人材による学習支援を行いまして、学習習慣の定着を目指し、中学校の1年生の希望者を対象に両中学校で実施してまいりたいと考えております。実施回数は、各中学校で17回程度を予定しているところでございます。財源は、国県から計3分の2の補助をいただきます。  なお、平成26年度から実施してまいりました土曜授業につきましては、来年度も各小・中学校で引き続いて5回実施する計画としているところでございます。  続きまして、9ページをお願いいたします。放課後子ども教室推進事業でございます。286万1,000円の計上でございます。こちらも新規事業でございます。子どもの安全安心な居場所づくりを推進するため、「ゆりはま自主学習の広場」と銘打って放課後や週末に各小学校及び羽合西コミュニティーの教室等を活用して、小学生の低学年の希望者を対象に地域の方々の参画を得て学習支援を取り組みたいと考えているところでございます。各学校等で年間40回程度開催したいと考えているところでございます。こちらも国県から3分の2の補助がございます。  なお、前後いたしますが、8ページのほうに平成28年度の小・中学校での学習支援事業等ということで一覧を示させていただいております。小学校を対象とする事業につきましては、上のほう、学習習慣の定着や学習理解の向上を目的に学校等で実施する放課後子ども教室(ゆりはま自主学習の広場)や学ぶ意欲を育む学力向上推進事業、それから安心安全な場所確保、地域住民との交流など体験活動を主に公民館等で実施します放課後子ども教室、これは生涯学習・人権推進課の関係の事業でございます。また、放課後の遊び及び生活の場の提供を目的に、子育て支援課が実施いたします放課後児童クラブも記載させていただいております。  また、中学生のほうでございますが、学習習慣の定着や学習理解の向上を目的とする事業、新規のゆりはま地域未来塾でございます。全体を見ていただきまして、網かけの事業は教職員以外にかかわる事業で予算措置をしているもの、また白枠のものにつきましては学習支援事業は専ら教職員がかかわるものでございます。このような内容で、28年度事業展開をしてまいりたいと考えているところでございます。  次に、10ページをお願いいたします。スクールソーシャルワーカー活用事業であります。新規事業で98万3,000円の計上です。いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など生徒指導上の課題に対応するため、教育分野に関する知識に加え社会福祉等専門知識、技術を用いて児童生徒に置かれたさまざまな環境に働きかけて支援を行うスクールソーシャルワーカーを教育委員会事務局に非常勤として1名配置し、各学校への支援体制の充実を図ってまいりたいというものでございます。国県から3分の2の補助をいただきます。  次に、12ページでございます。ふるさと教育推進事業として30万5,000円の計上です。総合的な学習で行われている地域学習の取り組みを拡大するもので、ふるさとに愛着を持つ児童生徒の育成のため湯梨浜町の誇る歴史、文化、自然などに触れる機会を設け、ふるさとのすばらしさを体感できる学習や活動への補助金でございます。各学校の事業計画につきましては、概要書5番に記載のとおりでございます。  続きまして、13ページをお願いいたします。羽合学校給食センター管理運営経常経費2,017万2,000円でございます。羽合小学校と北溟中学校の年間約17万6,000食の調理、配送に係る経費でございます。  14ページをお願いいたします。東郷学校給食センター管理運営経常経費1,520万5,000円でございます。東郷小学校と東郷中学校の年間約8万9,000食の調理、配送に係る経費でございます。  続いて、15ページです。泊小学校の給食費経常経費でございます。702万8,000円を計上しております。自校調理方式で、年間約2万5,000食の調理に係る経費でございます。  16ページをお願いいたします。東郷小学校管理運営経常経費2,190万8,000円でございます。28年度の児童数は281名を予定しております。普通学級が12、特別支援学級4の16学級でございます。  17ページ、東郷小学校管理運営臨時経費651万2,000円でございます。ウッドデッキの補修、校舎と敷地との段差のすりつけ、それから4年生の2教室へのエアコンの設置工事に係る経費でございます。  19ページをお願いいたします。スクールバスの購入事業2,281万9,000円でございます。東郷小学校のスクールバス1台を新規に購入するものでございます。  次に20ページ、羽合小学校管理運営経常経費3,110万5,000円でございます。28年度の児童数は541名を予定し、普通学級19、特別支援学級5の24学級で運営予定でございます。  21ページ、羽合小学校の管理運営臨時経費でございます。768万4,000円を計上しております。4年生の3教室にエアコンを設置する経費でございます。  22ページ、小学校の少人数学級実施県負担金900万円でございます。該当する学年は、羽合小学校が4年生と6年生で各学年200万円の協力金、東郷小学校は6年生が全額協力で500万円の負担金となるものでございます。  24ページをお願いいたします。泊小学校管理運営経常経費1,733万2,000円でございます。28年度の児童数は109名を予定しております。普通学級6、特別支援学級3の9学級の予定でございます。  次に、25ページの泊小学校の管理運営臨時経費でございます。612万4,000円の計上でございます。4年生、5年生、6年生の3教室にエアコンを設置する経費でございます。  次に、27ページをお願いいたします。小学校の要・準要保護児童就学援助費780万8,000円でございます。101名の対象者を見込み、引き続きまして保護者の経済的負担の軽減に努めてまいりたいと思います。  29ページをお願いいたします。東郷中学校管理運営経常経費で1,470万3,000円を計上しております。28年度の生徒数は134名を予定しております。普通学級6、特別支援学級2の8学級でございます。  31ページでございます。中学校の少人数学級実施県負担金400万円でございます。該当する学年は北溟中の2年生と3年生で、各学年200万円の協力金でございます。  次に、32ページでございます。北溟中学校管理運営経常経費2,191万6,000円計上しております。28年度の生徒数は375名を予定しております。普通学級12、特別支援学級2の14学級でございます。  続いて、35ページ、新中学校・学校給食センター建設事業でございます。11億3,685万2,000円を計上いたしました。28年度は造成工事、校舎棟、体育館建築工事、それから水道設計委託及び工事の管理委託等を行うほか、開校に向けた準備委員会の経費も計上させていただいているところでございます。また、継続費といたしまして、平成28年度から30年度までの建設に係る経費、総額49億7,376万3,000円と定めさせていただいているところでございます。  最後に、36ページでございます。中学校の要・準要保護生徒就学援助費775万1,000円でございます。64名の対象者を見込み、引き続きまして保護者の経済的負担の軽減に努めてまいりたいと思っております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、生涯学習・人権推進課長。 ○生涯学習・人権推進課長補佐(遠藤 秀光君) 生涯学習・人権推進課所管の主な事業につきまして説明をさせていただきます。  最初に、概要書の1ページ、解放同盟支部活動費61万6,000円でございます。主に全国大会や県内で開催される研修会等への参加に対する補助金でございます。平成28年度には、8月に鳥取市において第48回部落解放全国高校生集会が開催されることから、その参加費用を計上したことにより4万3,000円の増額となっております。  次に、5ページをお願いいたします。田畑児童館管理運営臨時経費でございます。これはサッカー等の球技活動から児童館、文化会館施設の窓ガラス等を保護し、利用者の安全を確保することを目的に児童遊園側に防球ネットを設置するため、工事請負費39万2,000円を計上させていただいたものでございます。  次に、8ページをお願いいたします。東郷運動公園指定管理等経費でございますが、これにつきましては前年度と同額でございます。  次に、14ページをお願いいたします。公民館管理運営臨時経費として531万9,000円を計上させていただきました。これは中央公民館エレベーターロープの修繕及び大講堂屋上の防水工事を行うためのものでございます。  続いて、15ページでございます。中央公民館全体事業ということで、99万2,000円を計上させていただきました。前年対比で51万2,000円の減額となっておりますが、これは人形劇公演の委託料を子育て支援課の子育て応援フェスタ事業へ振りかえしたこと、及び家庭教育講演会事業の減によるものです。60歳以上の方を対象にした湯梨浜文化大学や住民作品展、芸能大会などは例年どおりこの事業の中で実施してまいります。  次に、16ページをお願いします。東郷地域各種事業でございます。東郷地域を対象にした女性教育、成人教育、家庭教育、青少年教育などに関する各種の教室や講座などの社会教育活動に係る事業費として、387万3,000円を計上させていただきました。  続きまして、17ページ、放課後子ども教室推進事業でございます。前年度から1教室減ということですが、放課後児童クラブとの一体的な運営を進めるという観点から、学習アドバイザー及び安全管理員の報償金の時間単価を引き上げたことにより218万8,000円と、ほぼ前年並みということになっております。  次に、21ページ、羽合地域各種事業でございます。羽合地域における公民館関係事業の事業費として663万円を計上させていただきました。  次に、23ページの泊地域各種事業です。同様に114万3,000円を計上させていただいております。公民館関係事業につきましては、地域活性化推進委員、公民館運営委員の方々と連携を密にしながら、より一層の充実を図ってまいりたいと思います。  次に、24ページをお願いいたします。図書館経常経費でございます。1,792万2,000円、前年対比315万4,000円と大幅増となっておりますが、これは現場の体制や業務量等を勘案し、臨時職員1名の増ということで計上させていただいたものです。  次に、25ページ、図書館臨時経費でございます。これは館内照明のうち15灯の照明をLEDに交換するもので、39万4,000円を計上させていただきました。  少し飛んで31ページをお願いいたします。青少年の家管理臨時経費として、工事請負費129万6,000円を計上させていただきました。これは青少年の家の前方の石段ののり面の土砂が隣接する民家へ流出するのを防止するための工事を行うものでございます。  次に、33ページをお願いします。6目文化振興費でございます。文化財等に係る施設管理費として148万8,000円を計上させていただいております。これは橋津のお台場、宮内狐塚古墳、河口城跡について、各1回ずつ草刈りの回数をふやしたことによるもので、引き続き町内の各施設の適切な維持管理に努めてまいりたいと思っております。  次に、35ページをお願いいたします。尾崎氏庭園管理費補助金でございます。名勝尾崎氏庭園保存修理工事として、所有者が平成25年度から取り組まれておられるところでございますが、庭園を囲う壁及び土塀について一定の養生期間を要するため3年計画を1年延長するもので、今年度の補助金額は139万4,000円とするものでございます。  次に、38ページをお願いいたします。歴史民俗資料館整備事業でございます。これは来館者の安全性、利便性を向上するため、泊歴史民俗資料館の入り口階段に手すりを新設するための工事請負費として、16万4,000円を計上させていただいたものでございます。  次に、46ページをお願いいたします。グラウンドゴルフ発祥地大会運営費補助でございます。ことしで28回目を迎える大会に新たな魅力を付加する取り組みとしまして、秋田太田南部忠平杯グラウンドゴルフ大会との相互派遣交流を行うために対前年で31万5,000円を増額し、256万5,000円を計上させていただきました。  次に、48ページ、体育館施設管理臨時経費でございます。280万8,000円を計上させていただきました。これは泊体育館の照明灯44灯中13灯の球切れに伴いましてLED照明に交換するための工事請負費で、財源には過疎債を280万円充当するよう予定をしております。  次に、52ページをお願いします。人権教育住民意識調査事業でございます。69万1,000円を計上させていただいております。これは平成23年度に住民意識調査を実施してから5年が経過しており、平成28年度に湯梨浜町のあらゆる差別をなくする総合計画と実施計画の次期計画を策定する予定となっていることから、その策定に当たりまして、今後の啓発事業はどうあるべきかということを検討する資料としたいと考えております。  次のページのあらゆる差別をなくする審議会運営事業につきましても、このあらゆる差別をなくする総合計画と実施計画の次期計画の策定についての審議と、その計画書及び全戸配布用の概要版の印刷製本等のために48万3,000円を計上させていただいております。  最後に、54ページの町人権教育推進協議会事業でございます。内容は町の人権教育推進協議会に対する補助金170万円でございますが、毎年8月に開催されている県の研究集会の開催地の関係で、参加に必要となる費用を増額して計上させていただいたものです。部落差別を初めとするあらゆる差別の解消に向けては、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) この際、しばらく休憩します。再開、2時40分ごろ。               午後2時31分休憩     ───────────────────────────────               午後2時43分再開 ○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  会議を開くに当たり発言の訂正の申し出がありますので、許可をいたします。  総合福祉課長。 ○総合福祉課長(米増 誠君) 先ほど概要書の説明をさせていただいたときに、臨時福祉給付金の関係のところで発言した内容を撤回していただいて、夏までに払うという形の表現をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。(「何ページ」と呼ぶ者あり)51ページの臨時福祉給付金の。 ○議長(光井 哲治君) 51ページです。 ○総合福祉課長(米増 誠君) 概要書どおりに、夏までに払うという形に訂正させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(光井 哲治君) ただいまのとおり申し出がありましたので受け付けたいと思いますが、許可してよろしいでしょうか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 許可します。  それでは、続いて住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、生涯学習・人権推進課長に説明を求めます。 ○生涯学習・人権推進課長補佐(遠藤 秀光君) それでは、予算書の6ページをお願いいたします。(発言する者あり) ○議長(光井 哲治君) 説明員の変更ですね。  大変申しおくれました。説明員のほうの変更については、局長のほうから説明をさせます。 ○事務局長(石田 秋雄君) 山田生涯学習・人権課長が家庭の所用がありまして昼から休みをとられました。それで遠藤補佐のほうに代理で出席をしていただいております。御了解のほど、よろしくお願いします。 ○議長(光井 哲治君) 大変おくれましたけれども、ただいま局長のほうから説明がありましたが、所用がありましたのでその代理ということで許可をいたしました。  それでは、引き続き会議に入ります。  再度、生涯学習・人権推進課長補佐。 ○生涯学習・人権推進課長補佐(遠藤 秀光君) それでは、予算書の6ページをお願いいたします。  最初に、歳入でございます。  1款県支出金でございます。後ほど提案させていただく議案にかかわるものでございますが、通常の事務的経費に加えて、未償還金に係る債権放棄により不納欠損すべき金額の4分の3の金額を鳥取県の助成事業補助金として交付を受けるもので、464万5,000円を計上しております。  2款の諸収入につきましては、貸付金の現年度分と滞納繰り越し分の元利収入で207万1,000円でございます。滞納繰り越し分につきましては、引き続き償還の促進に努めてまいりたいと思います。  次に、7ページの歳出でございます。  1款の総務費につきましては、事務費が5万6,000円、一般会計への繰出金が306万9,000円ということでございます。  2款の公債費につきましては、簡保資金への元金と利子、合わせて305万1,000円を計上させていただいているところでございます。以上でございます。(発言する者あり) ○議長(光井 哲治君) 訂正箇所がありますか。 ○生涯学習・人権推進課長補佐(遠藤 秀光君) 失礼しました。訂正させていただきたいと思います。  1款総務費につきまして、一般会計への繰出金につきましては360万9,000円ということでお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算について、長寿福祉課長に説明を求めます。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) それでは、議案第15号、平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。  歳入につきましては、予算書のほうで説明をさせていただきたいと思います。  4ページをお願いいたします。第2表の地方債でございます。起債の目的といたしましては、高齢者住宅整備資金貸付事業債、障がい者住宅整備資金貸付事業債であります。限度額はそれぞれ200万円といたしております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  予算書の7ページ、歳入でございます。  1款繰入金、1項1目1節一般会計繰入金につきましては、歳出の一般管理費に充てるため4万2,000円を計上させていただいております。  2款町債1項町債、1目高齢者住宅整備資金貸付事業債、2目障がい者住宅整備資金貸付事業債につきましては、借り入れ希望に応じて必要額を借り入れるものです。それぞれ1件分、貸付限度額の200万円を計上いたしております。  歳出につきましては、概要書で説明させていただきます。  概要書の1ページ、2ページとなります。住宅整備資金貸付事業費、1目の高齢者住宅整備資金貸付等貸付事業費、2目の障がい者住宅整備資金等貸付事業費につきましては、高齢者、障がい者の専用居室等の増改築または改造に必要な資金の貸付金といたしまして、それぞれ200万円を見込んで予算計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、国民健康保険事業特別会計予算、後期高齢者医療特別会計予算について、健康推進課長に説明を求めます。 ○健康推進課長(瀬戸 隆行君) 予算書で説明をさせていただきます。  議案第16号、平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。  はぐっていただきまして、歳入でございます。7ページをごらんいただきたいと思います。  1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税でございます。3億3,547万4,000円を計上しております。  2目退職被保険者等国民健康保険税は2,341万6,000円を計上させていただいております。  はぐっていただきまして、合計で税額が3億5,889万ということでございます。対前年で356万2,000円ということの減でございますが、実は国民健康保険税は全体で5%引き上げを予定させていただいております。ただし、被保険者の減、それから所得の減というようなこともございまして、これらを合わせて減額の356万2,000円となったものでございます。昨年の9月と比較させていただきますと、約1,920万ほど増ということでございますので、御了承をお願いしたいと思います。  続きまして、2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金でございます。3億430万3,000円で、対前年で1,428万1,000円の増でございます。これは一般被保険者の療養給付費が増額したためによるものでございます。
     続きまして、下のほうの3款療養給付費等交付金、1項療養給付費等交付金でございますが、6,538万4,000円ということで、対前年で7,089万1,000円の減でございます。これは平成27年度の退職者医療制度の改正によりまして新規の適用者がなくなったということで、被保険者数の大幅な減によるものでございます。  続いて、4款前期高齢者交付金でございます。6億269万1,000円ということで、対前年で1,024万2,000円の増でございますが、これは前々年度の前期高齢者の医療費をもとに算定しておりますが、これが増加したためによるものでございます。  続きまして、9ページでございます。中ほどの5款県支出金、2項県補助金、1目調整交付金でございます。8,720万8,000円で381万8,000円の増でございます。これは保険給付費の増額に伴うものでございます。  6款共同事業交付金、1項共同事業交付金、2目の保険財政共同安定化事業交付金でございます。4億6,438万で対前年で2,212万6,000円の増でございます。これは27年度の医療費が増加傾向にあることによりまして増加するものでございます。この事業につきましては、県下全ての市町村が全てのレセプトをもとに算定された拠出金を出し合って、医療費が高いところに増加配分するという相互支援のシステムになっております。  続きまして、はぐっていただきまして10ページをごらんいただきたいと思います。8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございます。2億725万、対前年で5,477万8,000円の増でございます。内訳といたしましては、1節の一般会計繰入金でございますが、法定外繰り入れ5,000万が出たためにここで4,200万ほど増額になっております。2節の保険基盤安定繰入金、これは保険税の軽減分でございますが、これが6,402万6,000円ということでございますが、保険税の軽減額がふえたことによりまして、対前年で750万ほど増となっております。3節の保険基盤安定繰入金(保険者支援分)でございますけども、これは国の支援拡充によりまして増額されたものでございまして、対前年で497万8,000円ほど増額になっております。  続きまして、歳出でございます。12ページをごらんいただきたいと思います。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございます。3,300万9,000円ということで、対前年で139万2,000円の減額でございますが、これが番号制度に伴います国民健康保険システムの改修費の減に伴うものでございます。  続きまして、13ページをごらんいただきたいと思います。2款保険給付費、1項療養諸費でございます。1目一般被保険者療養給付費が11億3,102万ということで、対前年で3,708万1,000円ほど増加しております。これは平成27年度の医療費が増加傾向にあるために、1人当たり伸び率を2%増で見込んだためにこのような金額になりました。  2目の退職被保険者等療養給付費でございますが、4,879万3,000円ということで、対前年で5,048万6,000円ほどの減額になります。これは退職医療制度の改正に伴うものでございます。  続きまして、はぐっていただきまして14ページをごらんいただきたいと思います。2款保険給付費、2項高額療養費、1目の一般被保険者高額療養費でございます。1億8,216万1,000円で、対前年で2,140万6,000円の増でございます。これは27年度の高額療養費が伸びておりますので、5%増で計算したためでございます。  続きまして、2目の退職被保険者等高額療養費でございます。768万1,000円、対前年で940万9,000円の減ということでございます。これは先ほど来言っておりますように、27年度の改正に伴い被保険者数が大幅に減ったためでございます。  続きまして、15ページをごらんいただきたいと思います。2款保険給付費、4項出産育児諸費、1目出産育児一時金でございます。756万。これは19件の出産を見込んで計上させていただきました。  続きまして、はぐっていただきまして16ページの下のほうでございます。7款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金、2目保険財政共同安定化事業拠出金でございます。4億6,438万1,000円ということでございますが、これは歳入のほうでも説明させていただきましたが、同じような金額を計上させていただいているものでございます。  続きまして、17ページでございます。8款保健事業費、1項特定健康診査等事業費でございます。1,735万4,000円。対前年で81万9,000円の減でございますが、昨年まで国保特会で積立貯筋運動教室を実施しておりましたですけども、これを全て一般会計のほうに計上させていただいて、そちらでやっていくということでございます。今年度につきましては高血圧対策とか減塩指導等を強化いたしまして、引き続き医療費の適正化につなげたいというふうに思っております。以上でございます。  続きまして、議案第17号、平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算の補足説明をさせていただきます。  6ページをごらんいただきたいと思います。歳入でございます。  1款後期高齢者医療保険料でございます。1億904万3,000円の予算でございます。対前年で381万2,000円の減額でございます。これは今年度と来年度は保険料は据え置きということでございますが、所得の減少等によりまして減額となったものでございます。  続きまして、3款繰入金、1項一般会計繰入金、2目の保険基盤安定繰入金でございますが5,043万4,000円、対前年で16万8,000円の減でございます。これは保険料軽減分に対する一般会計からの繰り入れでございます。県のほうから4分の3の補填を受けて実施しているものでございます。  続きまして、8ページをごらんいただきたいと思います。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費でございます。254万の予算で対前年では52万5,000円の減額となっております。これは番号制度施行に伴いますシステム改修の減によるものでございます。  続きまして、9ページをごらんいただきたいと思います。3款後期高齢者医療広域連合納付金でございます。1億5,947万8,000円で、対前年で398万1,000円の減でございます。これは収納した保険料と、それから保険基盤安定繰入金をあわせて広域連合のほうに納付するものでございますが、両者とも減額となったために支出も減額となったものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、介護保険特別会計予算について、長寿福祉課長に説明を求めます。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) それでは、議案第18号、平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計予算について説明をさせていただきます。  このたびの予算は、平成27年度から29年度の第6期介護保険計画で平成29年4月1日から取り組むこととしておりました介護予防・日常生活支援総合事業を1年前倒しして実施し、それに伴い新たな総合事業のメニューを組み入れた予算とさせていただいております。  総合事業の移行に向けては、まず予防給付、訪問介護、通所介護のサービス提供事業所に個別聞き取りを行い、問題点や課題、要望等を整理した上で関係事業者全体の説明、意見交換会を行い、総合事業の概要を整理いたしました。どの事業所も総合事業の実施に向けて前向きに検討していただけるということから、28年4月からの開始とさせていただいたものです。  予算規模といたしましては、平成27年度に比べ8,196万8,000円の増額となっております。この主な要因は、要介護認定者の増加に伴う介護保険給付費の増加と、総合事業移行によって要支援1・2相当の方に新たに実施することになった介護予防・生活支援サービス事業負担金の増加によるものでございます。  予算の説明に入る前に、概要書の27ページをごらんいただけますでしょうか。最終ページとなります。  見にくいかと思いますが、新しい地域支援事業の全体像ということで参考資料をつけさせていただいております。左側が平成27年度までのサービス体系、右側が平成28年度以降のサービス体系となります。要介護1から5の方の介護給付費につきましては、変更はございません。要支援1・2の介護予防給付につきましても、訪問介護、通所介護以外の訪問看護でありますとか福祉用具等の給付につきましては変更はありません。  変更になりますのが、要支援1・2の方の訪問介護、通所介護でございます。現行の地域支援事業の中の介護予防事業の枠組みが平成28年度以降は新しい介護予防・日常生活支援総合事業、略して総合事業と申しますが、矢印で示しているように現行の事業から見直し後の事業のほうへと移行していきます。訪問介護につきましては総合事業の介護予防・生活支援サービス事業の中の新訪問型サービスへ、通所介護につきましては新通所型サービスへ、御利用者さんの認定更新時期に合わせて移行させていただきます。新訪問型サービス、新通所型サービスにつきましては、同じ事業所で現在の予防給付並みのサービスを提供し、移行に当たって御利用者に不安や御心配をおかけしないように努めてまいります。  また、新規事業といたしまして、ミニデイサービス事業、元気力アップ教室を設けさせていただいております。  包括的支援事業・任意事業につきましては、資料のほうを御確認していただければと思います。  それでは、主な歳入につきまして、予算書のほうで説明をさせていただきます。  予算書の6ページ、1款保険料、1項介護保険料、1目の第1号被保険者保険料は前年と比べ41万2,000円減額の3億5,018万1,000円を計上しております。1号被保険者の人数は前年と比較して増加しておりますが、第6期介護保険計画で見込んだ人数より50人程度少なくなっている状況です。平成27年度の当初では、この計画の人数をもとに保険料を見込んでいたことから、前年度当初予算と比較して減少したものと考えられます。  2款分担金及び負担金、1項負担金、1目地域支援事業負担金、3節介護予防・日常生活支援総合事業負担金につきましては、筋力向上トレーニング事業の参加者個人負担金72万9,000円と、ミニデイサービス事業の負担金52万円の合計124万9,000円を計上させていただいております。  3款の国庫支出金から7ページの5款の県支出金につきましては、介護保険法に基づいた国、支払い基金、県それぞれの給付費及び地域支援事業費に対する負担割合で算出した額を計上させていただいております。国庫負担金は3億331万9,000円、国庫補助金1億3,135万7,000円、支払い基金交付金4億8,689万9,000円、県負担金2億5,013万8,000円、県補助金594万5,000円であります。介護サービス給付費、地域支援事業費の支出の予算額により算出をさせていただいております。  8ページをお願いいたします。6款の繰入金、1項の一般会計繰入金でございます。1目の介護給付費繰入金2億1,286万9,000円、2目の地域支援事業繰入金5,129万8,000円につきましては、保険給付費及び地域支援事業費の支出予算額に対して町の負担割合に基づき算出した額を計上させていただいております。  3目低所得者保険料軽減繰入金でございます。これは第6期に新たに創設された低所得者に対し実施する保険料の軽減に対し、国が2分の1、県が4分の1を負担するもので、一般会計に一旦繰り入れ、繰出金として特別会計に納付されるもので、213万2,000円を計上しております。軽減対象者は609人を予定しております。  4目その他一般会計繰入金につきましては、地域包括支援センターの人件費、事務費等に係る経費を繰入金として3,311万3,000円を計上いたしております。  7款の繰越金につきましては、平成27年度の決算を見込み3,000万円を計上させていただいております。  9ページをお願いいたします。8款諸収入、2項の雑入でございます。1目の予防給付費収入につきましては、要支援1・2の方の介護予防プランの作成収入516万7,000円を計上させていただいております。  続いて、歳出でございます。歳出につきましては、事業概要書のほうで説明をさせていただきます。  概要書の1ページ、介護保険システム改修事業でございます。これにつきましては、社会保障・税番号制度に対応するため、平成28年度中に行う介護保険関連システム開発・改修に係る委託料98万5,000円を計上させていただいております。  概要書の3ページ、認定調査費の認定調査経常経費でございます。介護サービスを利用するに当たり、介護認定を受けていただく必要があります。介護認定申請や更新時に必要な認定調査の委託料、主治医意見書の作成料など、過去の認定調査件数の実績から推計しまして549万9,000円を計上させていただいております。  概要書の4ページ、介護サービス給付費をお願いいたします。要介護1から5までの方が利用されるサービス費用の9割、一定以上所得のある方については8割を負担するものです。対前年度当初予算比5.9%増の15億3,878万1,000円を計上させていただいております。平成26年度、平成27年度のサービスごとの給付費の伸び率を勘案し、給付見込みを行っております。平成27年度の要介護認定者数は、平成26年度に比べ、これはそれぞれ10月1日現在の数字となりますが45人増加しております。第6期の計画数値も21人を上回る数字となっておりまして、その認定者の増加が介護給付費増加の主な要因と考えております。特に要介護3の方が26人の増加と半数以上を占めておりまして、退院後にすぐに介護保険サービスの利用を希望し、入院中に認定を行うケースの増加が多くなっている現状であります。  概要書5ページ、介護予防サービス給付費をお願いいたします。要支援1・2の方が利用されるサービス費の、これも同じように9割、一定以上所得のある方については8割を負担するものです。予防給付費につきましては、平成28年度につきましても平成26年度、27年度のサービスごとの伸び率及び総合事業移行を勘案して費用を計上させていただいております。対前年度比5.1%減の6,735万円を計上させていただいております。なお、要支援1・2の認定者数は横ばいで、ほぼ計画どおりの人数となっております。  概要書6ページ、審査支払い手数料でございます。サービス事業所、施設から請求された介護報酬の審査・支払いを国保連合会に委託して支払うものです。平成27年度の実績から見込んで、月平均1,750件の199万5,000円を計上させていただいております。  概要書の7ページをお願いいたします。高額介護サービス給付費でございます。前年比110万円減の3,060万円を計上させていただいております。減額の要因は、平成27年度の介護報酬のマイナス2.27%と、利用者負担限度額の見直しが行われたことが主な要因だと考えられます。  概要書の8ページをお願いいたします。特定入所者介護サービス費でございます。介護保険施設に入所されている非課税世帯の要介護者に対して、居住費、食費の負担軽減を図るものでございます。平成27年度の実績を見込んで、前年比353万5,000円減の6,412万1,000円を計上させていただいております。平成27年8月から、サービス利用対象者要件に預貯金等を勘案することとされました。計画で見込んだよりも非該当になる人が少なく、計画数値の約650万円を上回る額となっております。  概要書10ページをお願いいたします。介護予防・生活支援サービス事業費、筋力トレーニング事業でございます。昨年度より26万4,000円増の856万4,000円を計上させていただいております。週2回コース、週1回コース、卒業者筋トレコースを前年度同様実施させていただきます。  概要書11ページ、介護予防・生活支援サービス事業費、食の自立支援事業でございます。食事づくりが困難な人や栄養改善が必要な方に、町社会福祉協議会が安否確認とあわせて実施しているまごころ配食サービス事業に対して助成するものです。配送、栄養管理に係る経費142万2,000円を計上させていただいております。  概要書13ページ、介護予防・生活支援サービス事業費でございます。現行の要支援1・2の方の予防通所介護、予防訪問介護利用者で、介護認定更新時に引き続き同様なサービスが必要と判定される方や、生活状況や健康状況を確認する基本チェックリストで当該事業の該当となられる方に予防給付相当の訪問型サービス、通所型サービスを提供するものです。費用は予防給付同様、自己負担に応じて9割または8割を当該事業費から国保連に納付、国保連からサービス提供事業者に納付されることになります。平成27年度の予防給付の利用実績状況から利用予定者数を64名と想定し、1,694万3,000円を計上させていただいております。  概要書の14ページ、ミニデイサービス事業をお願いいたします。この事業は、これまで実施してきた日常生活関連動作訓練事業を見直し、事業名をわかりやすく改め、利用者の負担料の軽減を図って、東湖園において実施するものです。生活状況や健康状況を確認する基本チェックリストで事業の該当者となった方に集団によるレクリエーションや運動指導、機能訓練を行うことで、閉じこもりや鬱の抑制を図り、高齢者の自立を支援するものです。これまでは年間の委託料としておりましたが、週1回利用の看護・介護職員の日数が基準に満たない場合の国基準1回当たりの単価に基づきまして委託実施するものです。年間の利用者を延べ200人と見込んで、536万8,000円を予算計上させていただいております。  概要書15ページ、元気力アップ教室でございます。総合事業の実施に伴い新しく計画した事業でございます。この事業につきましても、生活状況や健康状況等を確認する基本チェックリストで運動機能が低下して該当となられる方に参加していただくものです。町の健康増進施設「龍鳳閣」において週1回、運動指導員等の指導のもと、全身体操やノルディックウオーキング等の多様な運動を行い、介護予防を図っていくものでございます。主に運動指導員さんの報酬で、59万8,000円を予算計上いたしております。この事業につきましては、龍鳳閣の入館料を利用者で自己負担していただくこととし、参加者負担金は徴収しないようにしております。総合事業で実施するいずれの事業につきましても、利用者の状態に応じて適切なサービスにつなげていくものでございます。  最後になりましたが、概要書16ページ、介護予防ケアマネジメント事業につきましては、総合事業の訪問型サービス、通所型サービスの利用が必要な方に対する計画の作成及び評価に要する経費といたしまして、248万5,000円を計上させていただいております。総合事業の実施に当たり、介護予防サービス給付事業負担金からの移行が想定される47名の方等、それから新規に対象が見込まれる21名の方の予算を計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、温泉事業特別会計予算について、産業振興課長に説明を求めます。 ○産業振興課長(前田 啓嗣君) それでは、平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算について御説明申し上げます。  予算書をお願いいたします。予算書の6ページでございます。最初に、歳入でございます。1款使用料及び手数料、1項使用料、1目使用料でございます。719万9,000円を計上いたしておりますが、前年度と比較して573万1,000円の大幅な減額でございます。内訳といたしましては、温泉使用料、それから温泉スタンド使用料ということで、それぞれ404万3,000円と315万6,000円になっております。この減額の主な理由でございますが、一般会計の配湯負担金のところで御説明申し上げましたとおりでございまして、今まで1号源泉から龍鳳閣のほうに配湯いたしておりました。28年度からは温泉熱発電に利用した温泉を再利用するということから、1号源泉の温泉を利用しなくなったことによる減額ということでございます。  続きまして、3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。これは、前年度繰越金として、前年度と同額の10万円を計上いたしております。  続きまして、4款諸収入、1項雑入でございますが、こちらの項目につきましては、28年度で新たに設定をしたものでございます。これは、平成28年度から温泉熱発電に利用した温泉水を二次利用として龍鳳閣と水明荘に配湯することに伴いまして、維持管理に係る経費を温泉特会で支弁することとしたことから、その経費に見合う額を龍鳳閣及び水明荘から受け入れるものでございます。116万5,000円を計上いたしております。  続きまして、歳出でございます。7ページでございます。1目一般管理費でございますが、526万7,000円を計上いたしております。内訳といたしましては、町有の2号源泉や温泉熱発電後の温泉の配湯に係る電気代、温泉配管の修繕、管理委託等の維持管理費と1号源泉のポンプ引き揚げなどに係る経費を計上いたしております。  次に、温泉スタンド管理経費として80万6,000円を計上いたしております。これは主に下水道負担金でございます。  最後に、めぐみのゆ経常経費といたしまして83万5,000円を計上いたしております。これは委託料、光熱水費等でございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、下水道事業特別会計予算、農業集落排水処理事業特別会計予算、簡易水道事業特別会計予算について、建設水道課長に説明を求めます。 ○建設水道課長(小林 長志君) そうしますと、議案第20号から第22号までの3会計の補足説明をいたします。歳入につきましては予算書、歳出につきましては予算書と概要書で説明したいと思いますので、よろしくお願いします。  初めに、議案第20号、平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算でございます。  4ページをお願いします。予算書の4ページでございます。第2表、地方債でございます。起債の目的で、流域下水道整備事業債から下水道事業債までの5種類の起債で、限度額を2億3,350万の借り入れを予定しているものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、7ページをお願いいたします。歳入でございます。主なもののみ説明させていただきます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料で2億8,490万円を計上させていただいております。現年分と滞納分あわせての計上でございます。  続きまして、8ページをお願いします。3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目事業費補助金ですが、4,680万円を計上させていただいております。これは事業費の2分の1の補助金でございます。  4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、5億6,723万3,000円を計上させていただいております。  続きまして、9ページをお願いします。ここから歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、概要書につきましては1ページとなります。主なものにつきましては、中ほどですが、公課費で消費税還付金としまして1,679万5,000円を計上させていただいております。  続きまして、9ページ下から10ページをお願いいたします。2款事業費、1項流域下水道整備事業費、1目流域下水道整備事業費ですが、概要書につきましては2ページ、3ページをごらんになっていただきたいと思います。1,022万3,000円を計上させていただいております。流域下水道建設負担金として補助と単独をあわせて計上しております。負担率につきましては16.42%でございます。  続きまして、2項公共下水道整備事業費、1目維持管理費で、概要書につきましては4ページ、5ページでございます。維持管理費で4,174万2,000円を計上させていただいております。主なものにつきましては、中ほどですが、委託料でございます。1,750万9,000円を計上させていただいております。浄化センターと2カ所のポンプ場とマンホールポンプの保守点検関係でございます。工事請負費で931万6,000円を計上しております。これは施設関係によるものですが、県道東郷湖線、めぐみのゆのあたりなんですけども、県道工事に伴うマンホールポンプ支障移転工事486万円を組んで計上させていただいております。  続きまして、流域下水道処理場負担金ですが、概要書につきましては6ページでございます。1億5,720万円を計上させていただいております。流域のほうへ支払う処理負担金で、1立米当たり93円を支払うものでございます。  続きまして、流域関連公共下水道事業変更認可設計業務委託でございます。このたび新中学校への公共下水道処理区域への区域拡大ということで変更認可のほうが必要となったため、767万9,000円を計上しております。  続きまして、不明水対策事業で291万6,000円を計上しております。概要書につきましては8ページでございます。  続きまして、予算書11ページをお願いいたします。2目施設整備事業費で、公共下水道事業(補助)で9,360万を計上しております。概要書につきましては9ページから12ページです。11ページと12ページにつきましては、位置図と写真を添付させていただいております。内訳につきましては、委託料で、新中学校管路布設測量設計実施設計につきまして900万円、管更生工事につきまして7,660万円、泊浄化センター改築工事につきまして800万円を計上させていただいております。  また、単独の公共下水道で390万1,000円を計上しておりますが、概要書につきましては13ページでございます。工事請負費の中で公共ますの設置、個人用でございますが、3カ所分を計上させていただいております。  続きまして、3款公債費、1項公債費、1目元金ですが、6億6,666万5,000円を計上させていただいております。2目利子ですが、1億1,722万を計上させていただいております。  以下については省略させていただきます。  続きまして、議案21号、平成28年度湯梨浜町農業集落排水事業特別会計予算でございます。  予算書4ページをお願いします。第2表地方債でございます。起債の目的で、農業集落排水資本費平準化債で3,700万円を限度額として借り入れを予定しているものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、7ページをお願いします。歳入でございます。主なもののみ説明させていただきます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料で3,126万1,000円を計上しております。現年分と滞納分をあわせての計上をさせていただいております。  続きまして、3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、1億1,607万2,000円を計上させていただいております。  続きまして、8ページをお願いします。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、概要書につきましては1ページとなります。753万3,000円を計上しております。主なものにつきましては、下のほうになりますが、公課費で、消費税還付金としまして162万3,000円を計上させていただいております。  続きまして、2款事業費、1項処理施設費、1目維持管理費ですが、4,643万9,000円を計上しております。概要書につきましては2ページでございます。内容としましては、10カ所の処理場と33カ所のマンホールポンプの維持管理費でございます。主なもので、手数料1,163万1,000円を計上しております。これは汚泥の引き抜き関係でございます。委託料で1,018万7,000円を計上しております。これは施設の保守点検に係るものでございます。  続きまして、予算書9ページをお願いします。施設管理費臨時経費ですが、概要書につきましては3ページをごらんになっていただきたいと思います。工事請負費としまして1,047万6,000円を計上しております。施設に係るもの、汚水ます設置に伴うものでございます。  続きまして、3款公債費、元金でございますが、1億696万4,000円を計上しております。2目利子ですが、2,264万7,000円を計上しております。  予算書、以下につきましては省略させていただきます。  続きまして、議案第22号、平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算でございます。  4ページをお願いします。第2表、地方債でございます。起債の目的で、簡易水道事業債と過疎対策簡易水道事業債でございます。2種類でございます。1億7,020万円を限度額として借り入れ予定しているものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  7ページをお願いします。歳入でございます。主なもののみ説明させていただきます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目水道料金です。2,768万8,000円を計上しております。現年分と滞納分あわせての計上となります。  3款繰入金を1,635万1,000円を計上しております。  続きまして、歳出でございます。9ページをごらんになっていただきたいと思います。1款衛生費、1項上水道費、1目簡易水道費ですが、主なものにつきましては、公課費でございます。公課費で、消費税還付金として46万2,000円を計上しております。概要書につきましては1ページでございます。  続きまして、経常経費で1,447万7,000円を計上しております。概要書につきましては2ページでございます。主なものにつきましては、維持管理費の光熱費としまして、施設の電気代396万5,000円、施設の修繕等としまして263万1,000円を計上しております。委託費については、370万8,000円を計上しております。主なものにつきましては、水質検査でございます。  続きまして、地方公営企業法適用移行事業でございます。これは新規でございます。概要書3ページでございます。委託料451万5,000円を計上しております。内容につきましては、公営企業法適用化の検討に向けた調査とか資料の作成でございます。  続きまして、10ページをお願いします。ここから配水管改良の事業でございます。概要書につきましては4ページと5ページになります。工事請負費で470万円を計上しております。内容につきましては、泊の小浜地区の老朽管の布設がえでございます。  続きまして、石脇配水池更新事業でございます。概要書7ページ、8ページでございます。8ページには計画図を添付させていただいております。1億6,585万円を計上させていただいております。内容につきましては、27年設計をしてまいりましたものに対して、28年度、石脇配水池の工事にかかるものでございます。
     続きまして、2款公債費でございます。元金1,596万3,000円を計上しております。利子でございます。2目です。398万8,000円を計上しております。  給与費明細以下、説明を省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、長瀬、橋津、宇野、舎人、東郷、花見の各財産区特別会計予算について、企画課長に説明を求めます。  企画課長。 ○企画課長(中本 賢二君) それでは、議案第23号、長瀬財産区から議案第28号、花見財産区までの特別会計予算でございますが、歳入につきましては、各会計とも財政調整基金からの繰り入れが主なものでございます。また、歳出につきましても、各会計とも例年どおりの管理会の報酬、区への運営費補助及び管理施設の消耗品等の管理経費でございますので、特段詳細な説明をする事項はございませんので、各会計の補足説明を省略させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。議案第23号から議案第28号までの6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号から議案第28号までの6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することに決定しました。  続いて、国民宿舎事業特別会計予算について、水明荘支配人に説明を求めます。 ○水明荘支配人(中山 明君) それでは、平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算について補足説明を申し上げます。  1ページをお願いします。第2条、業務の予定量としましては、1、宿泊者数を1日平均36人とし、年間宿泊予定人員を1万3,200人にしております。2の休憩者数を1日平均98人とし、年間休憩予定人員を3万5,800人としております。  次に、収益的収入及び支出の予定額は、収入では、第1款の事業収益を3億2,402万5,000円に、支出では、第1款の事業費用を3億271万9,000円と予定しております。資本的支出の予定額は、第1款の資本的支出8,489万5,000円で、こちらは第1項建設改良費107万8,000円、第2項企業債償還金8,381万7,000円でございます。  次に、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、1の職員の給与費でございますが、2,387万3,000円としております。  2ページから14ページは省略いたしまして、15ページをお願いいたします。損益勘定の費目明細について御説明をいたします。  収入ですが、1目利用収益では、前年度の実績ベースを現実的な予算といたしまして、利用収益の予定額は2億8,802万9,000円で、前年度の予定額より772万5,000円減額しております。2目売店収益では、予定額を2,096万6,000円とし、144万4,000円の減額。よって、1項営業収益の予定額は3億2,189万6,000円とし、1,022万4,000円減額の現実的な予算といたしました。  営業外収益でございますが、2目雑収益では、児童手当、Wi-Fi無線LAN設置費用を一般会計からの繰入金が66万1,000円、東郷池の改修工事に伴う補償金等で141万9,000円の増額でございます。  16ページをお願いします。支出の1目施設経営費といたしましては、給料、手当が172万7,000円の増額、これは正職員の育児休暇から復職によるものが主なものでございます。賃金につきましては43万1,000円の減額。  17ページをお願いします。食事材料費でございますが、前年度の実績同様の35%にて計画をいたしておりまして、233万3,000円の減額でございます。備消品費は、和室のほうにエキストラベッドの設置購入費、消防設備等の125万3,000円の増額でございます。  18ページをお願いいたします。燃料費でございますが、灯油価格の低下と温泉二次利用の削減等によりまして、783万5,000円の減額でございます。修繕費でございますが、浴室の天井の塗りかえ、空調関係の取りかえ、館内の換気扇、車両関係で83万3,000円の増額といたしております。広告宣伝費でございますが、できるだけ費用対効果の高いものに絞りまして、折り込み、集合広告等の96万円の増額といたしております。  20ページをお願いいたします。委託料は、Wi-Fi無線LAN設置、そして特殊建物の検査費用、それから温泉二次利用の追加費用等々で84万3,000円の増額でございます。  よって、施設の経営費の本年度予定額は2億5,764万4,000円とし、209万円の増額としております。  21ページの2目の減価償却費では、本年度の予定額を2,829万4,000円としており、2,246万6,000円の減額でございます。よって、1項の営業費用としましては、本年度の予定額を2億8,593万8,000円とし、2,455万6,000円の減額といたしております。  22ページをお願いします。資本勘定ですが、1目施設整備費107万8,000円、これは東郷池改修に伴う石の設置工事。そして企業債償還金ですが、本年度の予定額は8,381万7,000円としまして、31万6,000円の増額でございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、水道事業会計予算について、建設水道課長に説明を求めます。 ○建設水道課長(小林 長志君) それでは、議案第30号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計予算の補足説明をさせていただきます。収入につきましては予算書、支出につきましては予算書、概要書をもって説明させていただきたいと思います。  予算書2ページをお願いします。企業債で、第5条でございます。起債の目的で、原水施設工事費で、6,000万円を限度額として借入金の予定をしているものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、18ページをお願いします。収益的収入で、1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益ですが、1億7,741万5,000円を予定しております。3目その他営業外収益で435万8,000円を予定しております。2項営業外収益、4目長期前受け金戻入で672万1,000円を予定させていただいております。  続きまして、19ページをお願いします。収益的支出でございます。1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費で、概要書につきましては1ページになります。水源地等の維持管理費としまして3,915万8,000円を予定させていただいております。主なものにつきましては、手数料で、水質検査に331万1,000円を予定しております。動力費で、電気代に2,792万4,000円を予定させていただいております。  2目配水及び給水費で、概要書につきましては2ページになります。通常の配水管の維持管理費としまして3,235万8,000円を予定しております。主なものにつきましては、委託料で、漏水調査に358万9,000円、検針に451万1,000円を予定しております。  20ページをお願いします。修繕費としまして、配水管、給水管の修繕で1,100万円を予定しております。  続きまして、4目総係費で、概要書につきましては3ページとなります。3,501万7,000円を予定しております。内容につきましては、職員の給与費等でございます。  続きまして、22ページをお願いします。5目減価償却費で6,708万7,000円を予定しております。  続きまして、23ページをお願いします。ここから資本的収入でございます。3項資本剰余金、1目工事負担金、100万円を予定しております。  続きまして、資本的支出でございます。1款資本的支出、1項建設改良費、1目原水施設工事費で7,140万円を予定しております。概要書につきましては4ページでございます。工事請負費としまして、羽合水源地の電気計装盤の全面更新と取水ポンプの取りかえを予定しております。  続きまして、2目配水施設工事費で3,480万3,000円を予定しております。概要書につきましては5ページから7ページになります。6ページと7ページには位置図を添付させていただいております。主なものにつきましては、委託料で、簡易耐震診断として、羽合水源地と配水池3カ所、510万円を予定しております。工事請負費で、配水管等改良工事としまして2,970万を予定しております。3カ所を予定しております。  2項企業債償還金、1目企業債償還金で1,301万2,000円を予定しております。  次のページ、注記につきましては説明を省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 以上で平成28年度各会計予算の提案理由の説明を終わります。  議案第13号から議案第30号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。  個別質疑はしないようにお願いをします。  なお、質疑は、簡潔明瞭かつ要点を絞った発言でお願いします。  議案第13号、平成28年度湯梨浜町一般会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。  7番、酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 28年度、町長が施政方針で申されましたように、役場組織が一丸となって取り組まにゃ、とてもできる事業じゃないな、そんな感じを受けました。個別の事業については、特別委員会が設置されるので、そこの中でいろいろと議論をしていきたいなっちゅうぐあいに思いますけど、地方創生、まち・ひと・しごと創生総合戦略っちゅうことで、26年の12月からスタートし、今日に至っております。そこの中で一貫して私申し上げてきたのは、住民の人、地域の団体、町内にある企業、この行政が取り組もうとする創生事業にどううなずいてくれて、どう動いてくれるのか、それができなかったら、ここで何ぼ予算をつぎ込んでも、国の予算がなくなったらそれで終わりになっちゃう、そういう懸念を申し上げてきました。  そこで、27年度も地方創生に取り組む町長の意気込み、所信表明で伺いました。今のとこ、もうほとんど27年度は終わるわけなんですけど、どのように総括されておるのか。例えば地域とのつながりや団体とのかかわり方、企業とのかかわり方。今回の予算書を見せていただくと、例えば国保会計なんか、かなり病人が出とる。町長が言われた健康寿命を延ばしていくんだ。27年度当初予算のときにその強い意気込みを伺ったわけですけど、健康保険で見る限りにおいてはふえてきておる。さらに介護保険も要介護はふえてきておる。こういう状態の中にあって、本当に住民が自分の健康づくりのために動く形が見えてきたのかどうなのか。そういう部分も知りたいなっちゅう思いがしますので、どういう総括をされておるのか、その辺ちょっとお聞きしておきたいな。あとは、個別な部分については、特別委員会の担当者の答弁でも構いませんけど、基本的な部分だけ教えてください。  それからもう一つは、交付税が1億8,000万、当初予算では減ったわけですね。これからだんだんと減ると思います。地方財政計画、国の計画におきましても、16兆8,000億から16兆7,000億に交付税が減って、財源自体が減ってきておるということで、国の財政計画自体は、平成30年度までは大体均衡に維持できるような形をとりたい、そういう報告されていますけど、それ以降は大幅に減ってくるんじゃないかっちゅう考え方ですね。これは一般的な見方で、そういう考え方がとられておるわけでして、それで、これも特別委員会までにちょっと資料をいただけりゃあありがたいわけですけど、合併特例債にしても、過疎債にしても、そのほかの事業債にしても、後で元利償還の何%を交付税措置する、そういう部分がたくさんありますね。特に湯梨浜町は大きなんは下水道債なんですね。これも地方交付税に元利償還の何%を繰り入れる。それで実際28年度の交付税は、その繰り入れられた部分、償還に対する繰り入れられた部分がどのくらいあるのか、その辺を資料に基づいて説明できるようにしておいていただきたいな。知りたいのは、自由に使える交付税が実際どのくらいになっとるのかっちゅうのが正直なところでして、その辺、はっきりと住民の皆さんにもわかるように説明していただけりゃあありがたいなと思います。  それと、今回の決算では、27年度の事業をやった評価、上げていただいて、ありがとうございます。その評価については、特別委員会で具体的な事業について、ほんに役場の評価は正しいのか、もう一遍精査していく必要があるんじゃないかなっちゅうぐあいに思っておりますけど、その辺もしっかりと答えれるようにしておいていただきたいな。  それともう一つは、臨職の割合ですね。28年度は大体どのくらいになってくるのか。2月の臨時議会のときに申し上げましたけど、国も同一労働・同一賃金っちゅう考え方を上げとるもんですので、その辺にどう町長が向かっていかれようとしておるのか。  それとあわせて、今、住民の皆さん、特に私らの年代の皆さんは、孫がこれから仕事するようになったときに、正規で働く形ができるだろうか。その心配は、非正規の労働者が4割を超えてしまった、そういう状況にあるわけですね。行政というのはその辺をどう受けとめて、湯梨浜町としてはどういう方向に持っていこうとされておるのか。この地域にあって、指導的な立場をとられないけん行政なんですね。行政が率先して非正規を少なくする方向に持っていきたいのか、その辺の考え方もお聞きしておきたいな。住民の心配をなくすために、現役世代、子どもを抱えておるお父さん、お母さんが心配されております。私たちの世代では、孫がどうなるのか、本当に心配されております。それをなくす方向に私たちは政治として頑張っていかないけんと思いますけど、町長も率先して、町財政を運営する中で、具体的にどういう方向を目指しておる、そういう答えがいただけりゃあありがたいなと思っております。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 幾つかお尋ねありました。  一つは、地方創生絡みで、要するに行政だけがお金を使ってやるような形じゃあ本当にいい形にならんというお話でございます。まさにそのとおりだと思っておりまして、これまで2年ほど、1年半ですか、地方創生絡みでいろんなことをやってきたわけなんですが、やっぱり住民の皆さんに支えてもらったりという部分はいろんな部分であります。例えばグラウンドゴルフですと、国際大会をやれば、一緒にコースに出て、それでルールを見ながら教えたりとか、そういう形がとれるのもグラウンドゴルフの愛好者の方たちの協力があってということでございますし、そのほかにもいろんな団体とか、例えば地方創生の中には、直接地方創生からお金が出てない、関係ないことなんですけども、実はふるさと名物応援というの、あれを総合戦略の中には上げておりました。それは何社か組んで、湯梨浜の名物をきちんと売り出していくという取り組みをこれから始められるんですが、あれあたりも商工会を通じて、幾つかの企業が一緒になってやろうという気持ちになっておられると、町は、行政のほうとしては、なるべく幅広い方が参画できるようにということで、名物を東郷湖という大きなくくりでやったというような考え方でしているところでございます。  それから、行政の面でも、観光関係の梨の花温泉郷の組織改編のこともございますが、より広域的にやる部分がふえてきているなというふうに思っております。それは婚活もそうですし、例えばきょう所信表明の中で申し上げました、中部地区管内の企業に、正規雇用で雇用された場合に企業に対して、何ていうんですか、あれは、名前はちょっと出ませんけども、給付金を支給するような制度も設けております。これは町は町として単独に設けておるのの中部版ができたということなんですけれども、ある程度広域的にやっぱり、工場があって工場を誘致できるところと、そういうことが余りできないようなとこと、やっぱり両方あると思うんです。そこらあたりをカバーする方法としては一つの方法でなかったかなというふうにも思っているところでございます。  財政的な面では、議会のほうも財政推計なんかをきちんと見ていただきながら、比較的将来負担比率を下げる作業、将来負担の金額を下げる努力が奏功してきておりまして、それともう一つは、もともと起債の償還期限を迎えるものが減ってきている下カーブのときにちょうどこの時期が差しかかりましたから、多少の大きなことをやっても財政的に急にピンチになるとか、そういうことはないという基本的な認識を持っております。もっとも、もちろん無駄遣いをしたりとか、そういうことはなしで、きちんと執行していかなくちゃいけないんですけども、そういった考えでおります。  健康寿命を延ばす取り組みのお話がございましたけれども、ことしあたりでは相当健康寿命を延ばす取り組みに、事業的にもたくさんつくっております。これまで健診のことがいろいろ言われて、受診率が低いということが大きな課題としてあったんですけれども、湯梨浜の場合は、がんとか、そういった特定健診は比較的よくなりつつあるのが数字的にも目に見えていると思ってます。それとあとは、それが出てきたときの指導、結果に基づく指導という部分はかなり力を入れて、そっちの意味では率が高いというようなことを思っております。  しかし、健康寿命はやっぱりそれぞれ御本人がそういう気持ちになるということと、周囲全体も、社会全体がといいますか、そういったことに配慮して、きちんと健康管理やろうでというような雰囲気になって、それが地元の空気として存在することも大切ではないかなと思っております。そのような点から、きちんと、事業の実施にあわせて、みんなで健康を維持する取り組みというのは本当にやっていきましょうということを声かけしていかなければならないというふうに思っております。  4点目の償還に係る交付税の中で実際に入ってきている額とか、そのあたりにつきましては、また次回の委員会の際にお答えさせていただければというふうに思います。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 町長は感覚的には大体どのくらいだというのは把握されてこの予算をつくられたんだと。 ○町長(宮脇 正道君) それはわからんですね。ただ、そういう計算式のきちんとなっているものについては、国のほうもやたらめったらカットしたりとか、そういうことはないものだというふうに思っております。  それから、臨時職員の問題がございました。正規雇用を促進する気があるかどうかということだと思って伺いました。先ほど申しました雇用の奨励金みたいなものもそうですけれども、こども園あたりにつきましては、確かに湯梨浜町でも臨時職員多いなと思っております。どこで線を引くかというときに、現在は、クラス担任までは正規職員で何とかしようかというような気持ちでおるところです。  その穴埋めをするために、実は特区という制度を使って、何年間か雇用してもらうと、そのかわり金額も高いというような制度をやってたんですが、どうもそれは、ずっと継続して雇用することになりますから、ちょっとおかしいんじゃないかという指摘を国のほうからも受けておりまして、これの見直しも迫られておるという実態が一つはございます。  同一労働・同一賃金につきましては、臨時職員の賃金も、例えば普通の事務ですと7,400円、1日当たりですね、やっておりますし、保育士、幼稚園教諭、この有資格者が7,800円ということで、少し高くしております。それから、調理員が7,500円、管理栄養士が、有資格者が7,600円、看護師が8,900円というような形で、一応職種ごとに金額は定めております。  保育士も、クラス担任手当をつけたり、それから通勤手当をつけたりとか、改善はしているんですけども、もともとやっぱり臨時職員ということですから、ボーナスあたりが少ないということもあって、トータルでは正職員と差が出てくると。ちょっと副町長が計算してたんですが、今の保育所の保育士の賃金単価でいえば、短大を出た子が1年ちょっと働いた金額に相当する額は日額的には出していることになるんです。ただ、それが、その差は、さっき言ったようなボーナスがないということの差になっております。  その辺を考え合わせますと、なかなかどの労働が幾らかというのは決めるって難しい部分もありまして、周囲の市町の状況ですとか、そういったものも勘案しながら、湯梨浜がおくれをとるようなことはないようにということは思っているんですけれども、これを不足する職種にどんどん給与を高くしていって、また競争の世界をつくり出すというのもちょっといかがかなという、どこも保育士はある意味不足している、看護師は不足しているという実態があるわけですから、その辺のちょっと悩ましい点はありますが、議員もおっしゃいますように、仕事づくりというのは、人に応じてという部分はあるものの、やっぱり正規雇用を目指して取り組んでいくのが本旨だろうなということは常々感じております。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) それ、出してくれるんですか。その人数。 ○町長(宮脇 正道君) 臨時職員の人数ですね。お出しします。 ○議長(光井 哲治君) 酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 基本的な部分だけでいいわけです。個別の事業はまた特別委員会でね。  例えば今回説明を受けて感じたのは、健康づくり事業やなんか、2割ぐらい予算減らしておるわけですね。町長の意気込みっちゅうのが予算の中にどうやって出てきとるんかなちゃなんでね思っちゃうもんだけえ、今まで成果があったけえ、このくらい減らしてもまだ大丈夫だ、成果は出てくるっちゅう判断なのか。私自身、正直言ってね、もうちょっと行政は住民の人と触れ合わな、住民は動いてくれんだろうなと思います。  こんなことがありました。2月の初めでしたかな、町が所有しとる除雪機、天気予報で、あす積雪がかなり出る可能性があるっちゃなんで、通学路をあけてやらないけんでないかっちゅうことで、前の日に役場に除雪機をあす早朝にお借りしたいっちゅう話をしたところ、そしたら8時以降でないと使えんやあになった。もうこれまではずっとやられてきとるですね。それがボランティアでやっとんなる本人にも連絡なしに、勝手に8時以降でないと除雪機を貸せることはできないと。ほんに住民と一体になって、せっかく町が予算つけて買った除雪機を利用しようとか、そういう感覚はないのかなと思ってね。やっぱしそれぞれのポジション、例えば除雪機だったら支所があるわけですので、支所の判断でできるようにせにゃあ、そりゃあ住民がなら協力したらかいっちゅうことにならんし、進んでボランティアやろうかっちゅう形にはなりませんよ。もうちょっと住民とコミュニケーションをとっていくとか、そういう形をせな、だんだんだんだん官僚的に組織がなってきよらせんかと。私だけじゃなしに、住民の多くの人がそういう声を寄せてこられるだけど、そういう形がある限り、これだけ予算つけたって、形が見えてこんなっちゅう心配をしとるわけ。  ちゅうのは、2月の臨時議会で提案された、例えばCCRC関係で、健康づくりのために1,000万、計画づくりにやる。どこかの会社に頼んでその計画を、NPOかもわからんけど、つくられるっちゅう話を聞いたときに、ほんに1,000万かけてそういう計画をつくっても、それが生かされる方向が出てくるんかなっちゅう、もうこの28年度でやられないけんわけですので、やっぱし住民の中に入っていって、住民がこうしたら動いてもらえるっちゅう感触をつかみながらやられにゃあいけん。そういう思いがあるもんですので、27年度はどうでしたかっちゅう質問をしたわけでして、そういうことを踏まえて、もう一遍答弁をいただきたいなっちゅうぐあいに思います。  それとね、特区で保育士の給料なんか上げるような、基本的に地方自治法とか地方公務員法とか、全然そういうようなん想定してないわけですね。臨時的任用職員っちゅうのは、あくまで6カ月だよ、延長してもあと6カ月までだよ、もう恒久的に要る分は臨時的職員じゃだめですよっちゅう考え方が基本にあるわけですのでね、その辺をしっかりと踏まえて、やっぱし次の世代に今生きとる俺らがどういう形で方向を示してあげれるのか、今だけよけりゃいいっちゅう、そういう発想じゃなしに、企業にも正規の職員を雇ったら出しますよ、そういうメッセージをどんどん出して、何年か雇用でなしに、正規の職員をっちゅう格好で、その基本姿勢を行政は貫いてほしいなと思うわけですけど、もう一遍その辺で答弁いただけんでしょうか。 ○議長(光井 哲治君) 宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 人件費につきましては、正規職員を充てるべきところには本来充てていく、そういう努力はしていくべきだと思います。ただ、今、臨時職員が多いと言いますけれども、確かに数的に多いんですけれども、それを今がよければいいからそうしているんじゃなくて、むしろ将来にもきちんとお金を残すというか、財政状況をよくするために頑張っている部分もありまして、どのあたりまで可能かあたりのことは、業務の内容等もよく見比べて検討してみることも必要ではないかなと思います。そういう作業を、こども園に限らず、役場のほうでもまだ十分にし切れているとは思っておりませんでして、そのあたりの作業をこれからちょっとやってみたいなと。今々、お金はかかりますけれども、財政的に悪化する可能性は少ない時期だというふうに思っておりますので、その時期にちょっとそういうこともしっかり検討しておかないけんなというふうに思いますので、取り組んでみたいと思います。  それから、健康づくりの金額を減らしたということですが、事業名は、酒井さん、どんな事業か……。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) そんなんは、具体的には委員会でええだけど、概要書で見ると健康づくりは15ページだけど、今説明を受けたけえね……。 ○町長(宮脇 正道君) 除雪機のことあたりにつきましては、やっぱりそれはおっしゃるとおり方向が反対だと思います。要するに機械が十分にあって、使いたいという人が全部持てるほど除雪機が充足されていればいいんですけれども、そうでもないわけですから、むしろ同じ時間に借りたいような格好になることのほうが多いだろうと思いますので、それは時間を区切って早くからお渡しできるような仕組み、そういった方向で向かっていくのが正しいと思います。そういうことがあったということを私聞いておりませんでしたけれども、そういう方向に向かって考えてみないけんと思います。建設水道課長のほうから、今現在の……。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) そんなのは一部だけど、大体全てがそういう格好でないかと、例を挙げてちょっと申し上げた……。 ○町長(宮脇 正道君) 現実に住民の立場に立って行政は遂行していかないけんというふうに思っております。  そういった意味から、去年一つうれしかったのが、たまたまこの間あったんですが、ゆりりんメイトの修了式がありまして、20人一応養成できたと。10回の研修会をやって。お話ししておりましたら、皆さん元気で張り切っておられまして、へえっと思って、ボランティアだのにと思いながら、とてもありがたかったんですけれども、それをまた20人ずつずっと何年間か養成していくと、地域の中で主体的な役割を果たしていただくと、担っていただくということでして、そこの部分を役場のほうがどうかかわってそのモチベーションをきちっと持っていただくのかあたりのことをちゃんとメイトの皆さんと一緒に話さないけんと思って、よちよち歩きで歩き出したところですから、これから皆さん実際にやってみられて感じられたことあたりは教えてくださいということを挨拶の中で申し上げました。そのような気持ちで進めていかないけんというふうに思ってます。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 除雪の……。 ○議長(光井 哲治君) 除雪の件ですか。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 特別委員会でしましょう。 ○議長(光井 哲治君) 今は、いいです、これは総括質疑ですからね、考え方と方針が、今、酒井さんが言われたように、27年度を振り返ってみて、28年度のこの予算の状況ができるかできんかと、それは町民の方に浸透がいくのかという点が大きな問いかけとして出されているというぐあいに解釈してますので、そのことはまた個別の状態で言ってください。  酒井議員、いいですか。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) いいです、いいです。 ○議長(光井 哲治君) そのほかありますか。  9番、浦木議員。 ○議員(9番 浦木 靖君) ちょっと酒井議員とダブるところがありますけども、私も酒井議員が力説された同一労働・同一賃金という、本旨の意味においては賛成する立場です。そのことを踏まえて、これからちょっとお聞きしたいんですけども、湯梨浜町、どこでもそうなんだけども、人口をふやしていくというところでどこの自治体も取り組んでおられる。今の現状でいったら、人口をふやすというのはちょっと無理であって、人口をいかに減らさずにおくんかというのが今の現状かなというふうなことを感じます。そういったことにおいて、私は、この人口をふやすということにおいて、今までずっといろんな人が言ってこられたんだけども、きょうも出たんだけども、帰ってきても勤め場所がないというのが一番どうも多いようですね。だから親としても帰らさないということを考えたら、やっぱり帰ってこさせるためには、どこか就職先、そういうところ、さっき言いました正社員で勤めれる場所いうところが本当に大事だと思います。  そういったことを考えてみた場合に、地元企業が頑張る。それからもう一つは、企業誘致ということが私は大事なことだというふうに思ってます。この企業誘致という意味において、確かに湯梨浜町は、こんなこと言ってええかどうか知りませんけども、海が近いために塩害というちょっとハンディがありますけども、湯梨浜町に合った企業というのはそれなりにあると思うんですよね。そういったところに交渉して来てもらうということが私は大事と思っております。  そういったことを考えた場合に、この28年度の施政方針を読む、あるいは言われましたけども、ほとんどうたってないんですよね、企業誘致とかそういうことに対しては。だからどういう考え方をしておられるんかなと。私は、さっきも言いましたけども、湯梨浜町に合った企業を誘致する。そのことによって人口をふやしていくということは大事なことだと思うんですよ。その辺の基本的な考え方というのは今現在どういうふうに考えておられるかということをお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(光井 哲治君) 宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 一つは、ぶっきらぼうに言いますと、合った企業というのの、どういう企業がじゃあ合っているのかということになると、なかなか実際上は想定がしにくいわけです。今、私が一生懸命なっているのは、この地方創生なんかも通じて、要するに地元にあるものを、そこにある材料を使ったり、そういったことを一生懸命、地場の産業をきちんと強くなってもらうという観点からやっておりまして、それがまたそれなりの価値を持ってくれば、そこに何らかの形で企業がかかわってくるというようなこともあろうかなという気持ちでやっております。  確かに企業誘致、県の関西本部がやります鳥取県サポーターズ企業の集いというようなものにも出ますけれども、この中部地区では北栄町の、工務店というんですかね、工作所、機械の会社ですね。それから、赤碕の奈良漬け、これは泊にもともと出ておられたものですが、小西酒造ですか、そういったところとか、出てこられます。湯梨浜の場合にはまだそういうのがなくって、センコーさんが時々顔を見せられるというような状況です。そういった中で、どのように人脈なり、あるいは町内の各立場の人たちにも協力いただいて、湯梨浜に企業でも、保養所でも何でもいいですから、もうけていただくようなことはできないかと考えておるんですけども、なかなか実際には方法はないというのが正直なところです。  今、一つ考えておりますのが、湯梨浜を売り出す方法をちょっと力入れようかと、湯梨浜はこういうところですよということを売り出すための方策に力を入れようかということを考えております。その中から、今、ちょっと岩美町が割とにぎやかになってますけども、それも岩美に来られた人がよかって、いいところだといって自分が写真撮られて、その写真がポスターになったりして評価を得ておるというような動きもあります。そういった観点から、湯梨浜のよさをきちんと売り出す何か多少大き目のことをちょっと考えたいなというふうには思っております。  ぜひとも議員の皆さんにもそのような情報なりありましたら、ぜひとも企業関係については教えていただきたいと、職員も直ちに動くような資質を持っているというふうに思っておりますので、答えになってないかもしれませんけども、そのような気持ちでいます。 ○議長(光井 哲治君) 浦木議員。 ○議員(9番 浦木 靖君) 具体的に聞きますけども、企業誘致ということでは、私が知っとる範囲では、一番最近のあれでいくのは、センコースクールファームですか、あそこを誘致してから余り名の知れた企業に来てもらったということは余り耳にしてないんですけども、どれくらい交渉されたのか、さっき言われたんですけど、そういったパイプを利用しながらということは大事なことだと思います。そういったことを踏まえて、やっぱり交渉ということは大事ですから、センコースクールファームが企業誘致ができてから何社ぐらいとそういった交渉された経過があるのか。私が知っておる範囲では、最近でいくと、伯耆町、それから南部町、それから境港、今言われているように、いうのが結構積極的に取り組んで、具体化しておられる話を聞いております。そういったことからしたら、もうちょっと湯梨浜も頑張ってほしいな、頑張れないかなという、だけ、今、町長が言われたように、我々議員も、あるいは住民も一緒になって、企業誘致ということをするということは大事なことだと思うんですけども、その辺ちょっと具体的なあれを聞かせていただければというふうに思います。 ○議長(光井 哲治君) 町長。
    ○町長(宮脇 正道君) センコーと、それからぱにーにさんもうちが積極的に働きかけて来ていただいたわけなんですけれども、そのほかには、こちらに設備投資なんかしたら、税金分、固定資産税分をお返しするという制度があって、それを適用されているところも何社かあります。ですが、そういったのはこっちが前もって向かって、ぜひとも私の町にと言って誘致したようなものではないと、ある意味、出られるということが決まりかけたり、あるいは事前にもあるかもしれませんけども、町ではこういう支援制度を持ってますというお話をして適用した例あたりは、産業振興課のほうが予算持ってますので、実際私がどこかの企業に行って、ぜひとも私の町に進出してくださいと言った例は、それ以降はないと言ってもいいと思います。 ○議長(光井 哲治君) 9番、浦木議員。 ○議員(9番 浦木 靖君) もうこれ以上は問うたり聞いたりはしませんけども、ただ、やっぱり最後に1点だけ申し上げておきたいのは、きょうの最初の……。 ○議長(光井 哲治君) しばらく休憩します。               午後4時28分休憩     ───────────────────────────────               午後4時28分再開 ○議長(光井 哲治君) 再開いたします。 ○議員(9番 浦木 靖君) これは私の思いなんですけども、28年度施政方針演説の中に少しでも企業誘致あるいは人口増に対する具体策といいますか、いうことが盛り込んであるべきじゃないかなというふうに私は考えております。そういったことも踏まえて、最後に町長の28年度に対する、企業誘致に対する決意といいますか、企業誘致イコール人口増に対する決意なりなんなりをちょっとお聞かせ願えればと思います。 ○議長(光井 哲治君) 宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 先ほどの交付金を払っておると、進出企業に対してというのの中に、例えば水力発電、温泉熱発電ですね、これを始めた企業の分なんかもあるようです。そういった意味では、直接の雇用にはつながってませんけども、月に何回か、その程度の、労力かどうか知りませんけども、月に何回か、週に何回か、そんな感じで見に来られたりというんじゃないかと思いますので、直接の就労の場ということの確保までは言えないというのが正直なところです。  人口増につきましては、私、ちょっと疑問に思うんですが、要するに鳥取県内の、皆さんが就職、就職言われますけども、就職する口は幾らもあるんですよね。種類も違いますし。要するにどういうものを求めて職がない、職がない言われるんかということを考えてみたときに、一般的に昔からあって、同じようにあるのは、教員だとか公務員だとか、そういうのは同じようにあるんでしょうが、それの大きな数は多分変わらないだろうと、人口、町村の数が減ってきて減ったということはあるかもしれませんけども、学校統合や、それとか金融機関ですとかあると。今、浦木さんがおっしゃるような誘致企業的な考え方でいうと、例えば三洋はどうなのか。リコーはどうなのか。そういったものの数がどうなっているかっちゅうのは、私、全然わからんもんですから、本当に人口が減ってきている中で、鳥取県の就労の場は減っているのかと。何か就職の求人倍率からいうと1.1みたいな話も出ておりますから、必ずしも鳥取県は悪くないというふうに、振れているというふうにも思っているわけなんですが、その辺のこともあって、要するにどうやって、どういう職種を皆さんが求めておられるのか、さっき言ったような企業、あるいは我が町にもあります立派な企業あたりが、そういうところを求めておられる方たちがどのくらいあって、そうじゃないところを求めておられる方はどのくらいあってみたいな区分がわからんのです、正直言うと。ですから、いわゆるホワイトカラーみたいな仕事を求めておられるのか、ただ常用で勤務できるところが少ないと、ないということで言っておられるのかあたりのことも、正直言うと私はよう分析しておりません。ただ、今できることは、さっき言ったように、湯梨浜に根差したもののかかわりの中で、何かそういうものも見つけ出していかなきゃいけないかということで頑張っているところでございます。チャンスがあればという気持ちはいつでも持っておりまして、またその機会があればぜひそのように頑張りたいなというふうに思っております。 ○議長(光井 哲治君) そのほか総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 以上で総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第14号、平成28年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。統括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第15号、平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第16号、平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第17号、平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第18号、平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第19号、平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第20号、平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第21号、平成28年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第22号、平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第23号、平成28年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第24号、平成28年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第25号、平成28年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第26号、平成28年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第27号、平成28年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第28号、平成28年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第29号、平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第30号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議員の皆さんにお諮りします。本日の会議時間は、予定された日程を終了するまであらかじめ延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、本日の会議は、予定された日程を終了するまであらかじめ延長することといたします。  お諮りいたします。議案第13号から議案第30号までの18議案については、議員全員で構成する平成28年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第13号から議案第30号までの18議案については、平成28年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  この特別委員会の委員長及び副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いをいたします。  暫時休憩します。再開予定は55分。               午後4時38分休憩     ───────────────────────────────               午後4時54分再開 ○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告します。  委員長に會見祐子議員、副委員長に寺地章行議員が選任されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第31号 から 日程第30 議案第38号
    ○議長(光井 哲治君) 日程第23、議案第31号、平成27年度湯梨浜町一般会計補正予算(第8号)から日程第30、議案第38号、平成27年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号)までの補正予算に係る8議案を一括議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第31号、平成27年度湯梨浜町一般会計補正予算(第8号)から議案第38号、平成27年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号)までの8会計の補正予算について、一括して御説明いたします。  初めに、議案第31号、平成27年度湯梨浜町一般会計補正予算(第8号)ですが、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億5,860万4,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を95億7,688万4,000円とするものでございます。  補正の共通の内容といたしましては、工事及び委託料等の請負差額などによる減額補正、各種負担金の確定に伴う増減補正、事業費の確定、見直しによる増減補正、国県事業の補助金の確定に伴う補正、財源の変更などがございます。  増額または追加補正の主なものといたしましては、総務費では、減債基金への積立金として300万円、庁舎の情報ネットワーク強靱化のため、ネットワーク再構築に係る経費として3,579万2,000円、民生費では、第2子、第3子保育料軽減に対応するシステム改修経費として72万4,000円などがございます。  なお、今回の補正では、総額の補正と同時に、継続費の年割り額変更による補正、平成28年度への繰り越しのための繰越明許費の追加、債務負担行為の追加及び変更、事業費の最終確定等に伴う地方債補正もあわせて提案するものでございます。  次に、議案第32号、平成27年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ400万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4万3,000円とするものでございます。  主な内容は、高齢者及び障がい者住宅整備資金の貸し付け見込みがありませんので、貸付金の減額を行おうとするものでございます。  次に、議案第33号、平成27年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,540万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億5,901万8,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、歳入では、調整交付金等国庫支出金の減額、歳出では、保険財政共同安定化事業拠出金等の減額によるものでございます。  続きまして、議案第34号、平成27年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ995万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,003万9,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、保険料の減額によるものでございます。  続きまして、議案第35号、平成27年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,706万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億848万1,000円にするものでございます。  補正の主な内容は、歳入につきましては、保険料の減額と、保険給付費の算定額に合わせて支払い基金交付金等を負担割合に基づいて減額するものです。歳出につきましては、保険給付費を実績見込みにより増額し、予備費で調整するものでございます。  次に、議案第36号、平成27年度湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ20万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,352万円とするものでございます。  主な内容は、歳入につきましては、温泉スタンド使用料の実績見込みによる減額で、これに伴い歳出における基金の積立金等を減額するものでございます。  次に、議案第37号、平成27年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ437万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億1,339万2,000円とするものでございます。  主な内容は、歳入は、流域下水道整備事業の額確定に伴う流域下水道整備事業債の減額などで、歳出は、流域下水道建設費の額確定に伴う事業費の減額や汚水処理に係る処理場負担金の増額、公債費の償還利率変更による長期償還利子の減額などでございます。  また、流域下水道建設費負担金及び社会資本整備交付金事業の繰越明許費もあわせて提案いたしております。  次に、議案第38号、平成27年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ127万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,080万8,000円とするものでございます。  主な内容は、歳入は、排水処理施設使用料及び町債の実績見込みによる減額、歳出につきましては、維持管理費の実績見込みによる減、公債費の償還利率の変更によります長期債償還利子の減額などによるものでございます。  以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。議案第31号を除く議案第32号から議案第38号までの7議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第31号を除く議案第32号から議案第38号までの7議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することに決定しました。  それでは、議案第31号について、担当課長より補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第31号、平成27年度湯梨浜町一般会計補正予算(第8号)の補足説明をさせていただきます。  予算書をお願いいたします。6ページをお願いいたします。第2表、継続費の補正でございます。3款民生費、2項児童福祉費の事業名、東郷地域新保育施設建設事業でございます。総額を538万3,000円減額いたしまして、5億8,661万7,000円とするものでございます。変更後の年割り額につきましては、記載のとおりでございます。  7ページの第3表、繰越明許費の補正でございます。追加でございます。2款総務費、1項総務管理費の天女のふる里づくり事業から一番下の9款教育費、3項中学校費の新中学校・学校給食センター建設事業まで6事業でございます。金額はそれぞれ記載のとおりでございます。  はぐっていただきまして、第4表の債務負担行為補正でございます。1の追加でございます。平成27年度認定農業者借入資金利子補給から庁舎ネットワーク再構築保守業務までの4事業でございます。期間、限度額はそれぞれ記載のとおりでございます。  2の変更でございます。グループウエア保守業務につきましては、60万5,000円減額いたしまして、169万7,000円とするものでございます。平成28年度姉妹都市交流推進事業補助金につきましては、255万3,000円増額をして708万2,000円とするものでございまして、期間に変更はございません。  9ページの第5表、地方債補正でございます。1の追加でございます。一般補助施設整備等事業債につきましては、640万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法は、記載のとおりでございます。  2の変更でございます。公共事業等債につきましては、200万円減額をして2,830万円、合併特例事業債につきましては、4,670万円減額をして2億7,580万円に、緊急防災・減災事業債につきましては、180万円減額をして2,930万円に、公共施設最適化事業債につきましては、2,130万円減額をして1,030万円に、過疎対策事業債につきましては、910万円減額をして4,190万円にそれぞれ変更するものでございまして、起債の方法、利率、償還の方法に変更はございません。  2枚めくっていただきまして、12ページからが歳入になります。主なもののみ説明いたします。  12ページの中ほど、1款町税、2項固定資産税の1目の固定資産税です。2,146万1,000円の増額です。主な要因は、大規模な太陽光発電施設の設置によります償却資産分の増額、それから鉄筋コンクリートづくりの建物の過年度分の遡及課税などによるものでございます。  1枚めくっていただきまして、14ページの一番上、地方消費税交付金3,045万5,000円の増額でございます。国からの確定通知によるものでございます。  また1枚めくっていただきまして、16ページをお願いいたします。13款国庫支出金、2項国庫補助金の1目の総務費国庫補助金、1節の総務費国庫補助金でございます。説明欄の上、社会保障・税番号制度システム整備費補助金(税住基システム)284万6,000円の増額でございます。こちらは個人番号カード交付事業に係る補助金の増額でございます。その次の地方公共団体情報セキュリティー強化対策費補助金640万円でございます。これは、湯梨浜町の業務システムの根幹となりますネットワークのセキュリティー対策に係る事業に充当する補助金でございます。それから、16ページの下のほうでございます。2節の児童福祉費補助金の中の説明欄の一番下、保育所等の利用者負担軽減に係るシステム改修費補助金38万円、これは平成28年度から国の保育料軽減制度が改正されるのに伴うシステム改修に係る2分の1の補助金でございます。  また1枚めくっていただきまして、19ページの中ほどをお願いいたします。14款県支出金、2項県補助金の7目教育費県補助金の2節の中学校費県補助金、へき地児童生徒援助費等補助金120万円の増額です。これはスクールバス購入に対する補助金でございまして、上限額がアップしたことによります増額でございます。1つ飛びまして、4節の小学校費県補助金のへき地児童生徒援助費等補助金の130万8,000円、これは平成27年度からの新たな制度によるものでございまして、スクールバスのうち、バスの運行も業者委託でバス乗降所から学校までの距離が4キロ以上あります児童に係る費用の2分の1が措置されるものでございまして、東郷小学校のスクールバスの経費に充当するものでございます。  また1枚めくっていただきまして、20ページの中ほどをお願いいたします。17款繰入金、2項基金繰入金でございます。1目の財政調整基金繰入金、7目の減債基金繰入金、いずれも全額減でございます。  また1枚めくっていただきまして、22ページをお願いいたします。20款町債、1項町債の1目総務債の8節の一般補助施設整備等事業債640万円、先ほど申し上げましたセキュリティー対策事業の補助裏に充てるものでございます。  めくっていただきまして、24ページからが歳出でございますけれども、先ほどありましたように、ほとんどが決算見込み額によります減額でございますので、増額のもののうち主なものだけを説明させていただきます。  26ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費の下のほうです。10目の情報化推進費、先ほど来、何回も申し上げておりますが、2つ目の丸、情報化推進臨時経費の中の工事請負費3,579万2,000円を計上しております。ネットワークのセキュリティー対策に係る工事費でございまして、全額繰り越しでございます。  それから、めくっていただきまして、29ページをお願いいたします。3項の戸籍住民基本台帳費の1目の戸籍住民基本台帳費でございます。説明欄の一番下、個人番号カード事務委任事業290万9,000円、これも先ほど来申し上げておりますように、個人番号カード交付関連事務につきまして、地方公共団体情報システム機構に支払います負担金の増額補正でございます。  それから、また1枚めくっていただきまして、31ページの中ほどをお願いいたします。説明欄の中ほど、移動支援事業22万5,000円、1つ飛んだところ、訪問入浴サービス事業13万8,000円、いずれも新規利用者の増によるものでございます。  それから、めくっていただきまして、32ページでございます。2項児童福祉費の1目の児童福費総務費、説明欄の一番上です。病児・病後児保育事業14万9,000円の増額です。利用園児数の増によるものでございます。  33ページの説明欄の中ほど、こども園運営経常経費72万9,000円の増額でございますが、保育料軽減制度の拡充によりますシステム改修費が主なものでございます。  それから、2枚ほどめくっていただきまして、36ページをお願いいたします。衛生費の保健衛生費、5目の保健対策費でございますが、説明欄の2番目、各種がん検診事業と、それから2つ飛びまして、新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業、いずれも増額でございますが、受診者数の増により委託料を増額するものでございます。  最後です。44ページをお願いいたします。9款教育費、2項小学校費の1目学校管理費の説明欄の上から2つ目、教師用教科書、指導書、19万1,000円の増額です。これは特別支援学級の対象児童の進級に伴いまして、小学校教科書の学習指導に対応するため、新学期までに必要数を整備する必要があるための増額でございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 以上で各補正予算の提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第31 議案第39号 から 日程第47 議案第55号 ○議長(光井 哲治君) 日程第31、議案第39号、湯梨浜町職員の退職管理に関する条例の制定についてから日程第47、議案第55号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例についてまでの17議案を一括議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第39号、湯梨浜町職員の退職管理に関する条例の制定についてから議案第55号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例についてまで、一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第39号、湯梨浜町職員の退職管理に関する条例の制定につきましては、平成26年5月に交付された地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律により地方公務員法の一部が改正され、平成28年4月1日から、営利企業等に再就職した元職員が離職前の職務に関して現職職員へ依頼などの働きかけを行うことなどが規制されることになりました。このため、本町においても退職管理の適正を確保するための条例を制定しようとするものでございます。  次に、議案第40号、湯梨浜町課設置条例等の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  平成28年度から課を新設するのに伴い、所要の改正を行うものです。  改正の内容としましては、湯梨浜町課設置条例の第1条に「みらい創造室」を加えるとともに、湯梨浜町議会委員会条例の第2条において、「みらい創造室」を総務産業常任委員会の所管として定めるものでございます。  議案第41号、湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例については、平成26年5月に交付された地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律により地方公務員法の一部改正及び平成27年6月に交付された学校教育法の一部を改正する法律が平成28年4月1日から施行されるのに伴い、所要の改正を行うものです。  育児または介護を行う職員の早出、遅出勤務の対象者に、義務教育学校の前期課程または特別支援学校の小学部の子を養育する職員を加えるものでございます。  議案第42号、湯梨浜町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例につきましては、このたびの条例改正は、平成26年5月に交付された地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律により、人事行政の運営等の状況の公表に関し地方公務員法が一部改正され、平成28年4月1日から施行されるのに伴い、所要の改正を行うものです。  改正の内容は、人事行政の運営状況の公表の内容につき、職員の人事評価の状況、職員の休業に関する状況、職員の退職管理の状況を加え、勤務成績の評定を削除するものでございます。  次に、議案第43号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律による地方公務員法の一部改正及び行政不服審査法が改正され、ともに平成28年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行うものです。  改正後の地方公務員法では、能力及び実績に基づく人事管理を行うため、職務給原則を徹底し、条例により責任と困難度に応じた職務の級を明確にすることとされております。  主な改正の内容は、行政職給料表の2級に分類される職について、高度の知識または経験を必要とする業務を行う主事級とし、6級に分類される職については、困難な業務を所掌する課長等の職と分類するものです。  次に、議案第44号、湯梨浜町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの条例改正は、町税等の滞納処分に従事する職員が国税徴収法第142条に定める滞納者の家宅捜索を行うなどの困難な滞納処分を行った場合は、通常の業務とは異なる特殊な業務として、特殊勤務手当の支給を行おうとするものです。  続いて、議案第45号、湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの条例改正は、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令が平成28年4月1日から施行されることにより、所要の改正を行うものです。  改正の内容は、傷病補償年金と障害厚生年金が支給される場合の調整率及び休業補償と障害厚生年金が支給される場合の調整率を0.86から0.88に改正するものでございます。  次に、議案第46号、湯梨浜町税条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  この条例は、平成26年度税制改革において、納税者の負担の軽減を図り、早期かつ的確な納税の履行を確保する観点から、国税の猶予制度の見直しが行われました。これを受け、地方税の猶予制度についても所要の見直しが行われ、平成27年度税制改正において地方税法が改正されたことに伴う改正、及び個人番号利用手続について一部見直しを行うものです。  主な改正内容は、町税の徴収猶予及び換価の猶予の見直し、申請による換価の猶予制度の創設、並びに納税者の負担を軽減するため、一部の書類について納税者の個人番号の記載を不要とする改正でございます。  次に、議案第47号、湯梨浜町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  この条例改正は、平成23年度の税制改定以降、5年間据え置いてきた税率の改正を行おうとするものです。医療費の増等により、基金も底をついている現状の中、国民健康保険事業の安定的な運営のため、保険税の医療分所得割の税額を6.6%から7.4%に引き上げ、平等割を2万1,000円から2万2,000円に増額させていただくことなどにより財源の確保を図る一方、医療分と、それから資産分と均等割の税率を抑制する改正、及び個人番号利用手続について一部見直しを行うものです。  今回の税制改正に伴い、被保険者の負担の軽減を図るため、5,000万円を一般会計から国保会計への法定外繰り入れをあわせ行うこととしました。今後も厳しい状況が続くと推測されますが、町民の皆さんの健康の維持、増進に努め、医療費の抑制を図ってまいりたいと思いますので、御理解と御協力をお願いしたいと思います。  次に、議案第48号、湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの一部改正は、平成26年6月13日に行政不服審査法の全部が改正され、平成28年4月1日から施行されるのに伴い、個人情報保護条例に基づく開示決定等に関する不服申し立て制度について、所要の改正を行おうとするものでございます。  続いて、議案第49号、湯梨浜町情報公開条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの一部改正は、平成26年6月13日に行政不服審査法の全部が改正され、平成28年4月1日に施行されるのに伴い、情報公開条例に基づく開示決定に関する不服申し立て制度について、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第50号、湯梨浜町行政手続条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの一部改正は、平成26年6月13日に行政不服審査法の全部が改正され、平成28年4月1日に施行されるのに伴い、文言の改正など所要の改正を行うものでございます。  続いて、議案第51号、湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの一部改正は、平成26年6月13日に行政不服審査法の全部が改正され、平成28年4月1日に施行されるのに伴い、写しまたは書面の交付手数料の改正を行うものでございます。  次に、議案第52号、町営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの条例改正は、行政不服審査法が全面改正され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、行うものでございます。  改正の内容は、異議申し立てを審査請求へと改正しますとともに、審査請求の受け付けを30日から3カ月へ、審査請求から通知までの処理期間を20日から6カ月に改正するものでございます。  次に、議案第53号、湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  改正の内容は、平成28年度税制改正大綱において、一部の手続における個人番号の利用の取り扱いを見直す方針が示されたことに伴い、介護保険料の徴収猶予及び減免の申請において、納税者の負担を軽減するため、一部の書類について納税者の個人番号の記載を不要とする改正、及び介護予防・日常生活支援総合事業を1年前倒しして平成28年4月1日から実施しようとすることによるものでございます。  次に、議案第54号、湯梨浜町地域支援事業手数料徴収条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  このたびの改正は、介護予防・日常生活支援総合事業を平成28年4月1日から実施するのに伴い、所要の改正を行うものです。  改正の内容は、対象事業に新たにミニデイサービス事業を追加するとともに、生活管理指導員派遣事業は、現在訪問介護を実施している指定訪問介護事業所で訪問型サービス事業を実施されることから、日常生活関連作業訓練は、現在実施している通所介護所並みのサービスで人員配置基準を緩和したミニデイサービス事業を実施することから、このいずれも廃止しようとするものでございます。
     議案第55号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  本提案は、公立学校施設等整備費国庫負担金及び学校施設環境改善交付金の申請を行うために必要な事務手続として、平成31年4月1日開校予定の新中学校並びに学校給食センターの名称を変更しようとするものでございます。  以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものです。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、順次担当課長より補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第39号から議案第45号までの7議案の補足説明をさせていただきます。  最初に、議案第39号、湯梨浜町職員の退職管理に関する条例の制定についてでございます。先ほど町長の提案理由にありましたように、地公法の改正によるものでございます。  このたびの改正は、全ての再就職者に対しまして、離職前5年間の職務に関して現職職員への働きかけを離職後2年間規制するというものでございます。この改正を受けまして、地方公共団体は、条例で元職員に対し再就職情報の届け出を義務づけることができますということを受けて制定をするものでございます。  議案書をはぐっていただきますと、第2条のところに任命権者への届け出という規定を設けました。管理または監督の地位にある職員の職として規則で定めるものについている職員であった者、いわゆる管理職であります。3行ほど飛びまして、は離職後2年間、営利企業以外の法人その他の団体の地位についた場合、これは報酬を得る場合に限りますが、または営利企業の地位についた場合は、日々雇い入れられる者となった場合その他規則で定める場合を除き、規則で定めるところにより、速やかに離職した職またはこれに相当する職の任命権者に規則で定める事項を届け出なければならないという規定を設けました。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案第40号、湯梨浜町課設置条例の一部を改正する条例についてでございます。  議案書をはぐっていただきまして、改正後のところをごらんください。先ほど来ありますように、地方創生を担当します「みらい創造室」を4月以降、新たに創設するものでございます。  2ページのほうをごらんいただけますでしょうか。こちらのほうは、湯梨浜町議会委員会条例の一部改正でございまして、別記の改正後のところをごらんいただきますと、総務産業常任委員会の所管事項のところに「みらい創造室」を加えるものでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  次に、議案第41号、湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。これも提案理由にありましたように、地公法の改正と、もう1点は、学校教育法の一部を改正する法律が背景にございます。  議案書をはぐっていただきまして、第1条の趣旨につきましては、地公法の改正によります項のずれによるものでございます。  1ページの一番下のほうでございます。第8条の3の(2)番のところでございますが、改正後のところをごらんいただきますと、小学校、それから義務教育学校の前期課程、これは学校教育法の改正によりまして、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校というものが新たな学校の種類として規定されたことによるものでございます。または特別支援学校の小学部、これは新たに加えるものでございます。このアンダーラインの部分を加えるものでございます。  2ページのほうをごらんいただきますと、附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するということで、2といたしまして、経過措置につきましては、施行日以後の日の取り扱いを規定しているものでございます。  次に、議案第42号、湯梨浜町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。これも提案理由にありましたように、地公法の一部改正によるものでございます。  議案書をはぐっていただきまして、公表事項につきまして、(2)番、職員の人事評価の状況、(5)番、職員の休業に関する状況、(8)番、職員の退職管理の状況が加えられました。逆に改正前の「及び勤務成績の評定」につきましては、人事評価の状況が加えられたことによりまして削るものでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  次に、議案第43号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。これも提案理由にありましたように、地公法の改正と行政不服審査法の全部改正によるものでございます。  議案書をはぐっていただきまして、第1条につきましては、地公法の改正によります項のずれによるものでございます。  1ページの一番下のほうの第23条につきましては、行政不服審査法が全面改正されたことによります法律番号の改正によるものでございます。  2ページをごらんください。行政職給料表の級別標準職務表を改正するものでございます。このたびの地公法の改正によりまして、責任と困難度に応じた職務の級を明確にしなさいということを受けて改正するものでございます。現在、1級と2級が主事級職員の職務表になっておりますが、2級のほうに「高度の知識又は経験を必要とする業務を行う」という修飾を設けさせていただいております。それから、6級のほうが、これが課長級職員ですけれども、6級のほうに「困難な業務を所掌する」という修飾文をつけさせていただきました。それから、「みらい創造室」ができるということで、5級と6級のほうに「室長」という部分を加えさせていただいております。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  それから、議案第44号、湯梨浜町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  議案書をはぐっていただきますと、これは平成27年12月の鳥取中部ふるさと広域連合議会で、広域連合職員の税務職員に対しまして、特殊勤務手当が議決となりました。これを受けまして、本町の職員につきましても同様の取り扱いをしようというものでございます。先ほど提案理由がありましたように、第5条のところでございますが、職員が国税徴収法第142条の捜索に従事したときに支給するというものでございまして、前項の手当の額は従事した日1日につき500円を支給するものでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案第45号、湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  これも提案理由にありましたように、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令が平成28年4月1日から施行されることによる改正でございまして、議案書をはぐっていただきまして、2ページのほうをごらんいただけますでしょうか。別記1の改正後のところでございます。これは傷病補償年金と障害厚生年金が併給される場合の傷病補償年金の併給率を記載したものでございまして、現行の0.86から0.88に改正するものでございます。別記の2のほうは休業補償と障害厚生年金が併給される場合でございまして、こちらも併給率を0.86から0.88に引き上げるものでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  2の経過措置につきましては、施行日の前と後の休業補償の取り扱いを規定したものでございます。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、町民課長。 ○町民課長(重松 雅文君) 議案第46号と47号、2議案につきまして補足説明をいたします。  まず、議案第46号、湯梨浜町税条例の一部を改正する条例についてでございます。  これは、先ほど説明がありましたとおり、国税と地方税の猶予制度の見直しが行われたということを受けまして、町税の猶予制度の見直しを行うというものが主なものでございます。  ここで、徴収の猶予というのが出てまいりますけども、これは、納税者が病気などの理由によりまして税金を納められないというようなことが認められた場合には、本人の申請によりまして猶予ができるということでありますし、もう一つ、換価の猶予という言葉も出てまいります。これにつきましては、そういった財産を差し押さえたりということで、生活の維持が難しくなるというようなことの一定の条件に該当した場合については、換価処分、いわゆる公売、それの猶予をいたして分納を承認するという制度がございます。これの見直しが行われたということでございます。  議案のほうで、条例のほうです。第8条でございます。第8条では、徴収猶予に係る町の徴収金の分割の納付だとか分割納入の方法について規定をしている内容でございます。これまで地方税法では、税額を適宜分割して納付だとか納付すべき金額を定めることを妨げないというような規定であったんですが、これを今回の改正で具体的に条例の中で、その納付については毎月の分割納付であるとか、あるいは必要に応じて町長が納付月や納付金額を指定したり変更したりすることができるというふうに具体的に規定をしたものでございます。  次、9条、10条につきましては、徴収の猶予及び換価の猶予に係る申請の手続に関する規定でございます。これまでの地方税法では、特段申請する際の申請書に書く記載事項でありますとか添付書類といった明確な規定はなかったわけなんですが、今回、条例で具体的にそれを定めるというものでございます。第9条では、徴収の猶予の申請手続ということで規定をしております。具体的に記載をする内容は、徴収金を納付できない詳細の事情でありますとか、猶予を受けようとする金額や期間などを記載するということ、それから、財産収支報告書、財産の目録、収支の明細書などといった書類を添付するというような規定が第9条の内容でございます。第10条では、同様に、職権による換価の猶予の手続についての内容になっております。  それから、11条でございます。11条の規定では、申請による換価の猶予の申請の手続等について規定をしております。これまで地方税法では、職員の職権による換価の猶予だけだったものに加えまして、今回新たに納税者からの申請による換価の猶予制度が創設されたということが第11条の内容になっております。  それから、第18条でございます。これは字句の改めです。「地方税法」というのを「法」に改めますということが18条の内容でございます。  それから、第18条の2でございます。これは、先ほど来から何回か説明があっておりますが、行政不服審査法が改正されたということで、原則審査請求に一元化されたということで、「不服申立て」ということを「審査請求」というふうに改正をするということであります。  それから、23条、31条につきましては、字句の改正と追加という内容になっております。  それから、51条、それから第139条の3、これにつきましては、番号法の導入に伴いまして、町税の減免などの申請書には、これまでの記載事項に加えて個人番号でありますとか法人番号を記載するということになっておりましたけども、そういった個人番号の記載を求めることによる本人確認の、そういった納税者の方の負担を軽減するということから、町税の減免だとかにつきましては、その申請書に納税者の個人番号の記載を要しないというふうに改正をさせてもらうものであります。  なお、附則といたしまして、28年4月1日から施行するということが第1条。それから、第2条につきましては、経過措置として、施行後の内容の経過措置が附則でうたってございます。  以上が議案第46号の内容でございます。  それから、議案第47号、湯梨浜町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。  これは、国保会計の財源不足ということの対応のため、今回、全体として国保税を5%の引き上げを行うということの内容のものでございます。  具体的には、改正文を見ていただきたいと思いますが、第3条から第6条までが医療分についての税率等の改正になっております。第3条では、所得割の税率を現行の6.6%から7.4%に、それから、第4条では、資産割を29%から24%に、第5条では、1人当たりの均等割額を2万5,000円から2万4,000円に、第6条では、1世帯当たりの平等割額を2万1,000円から2万2,000円に改正をするということでございます。この平等割の改正に連動いたしまして、特定世帯の1万500円を1万1,000円に、特定継続世帯の1万5,750円を1万6,500円に改正するというのが第3条から第6条の内容になっております。  それから、2ページの下のほうでございますが、第7条から第8条の3が、これが後期高齢者支援分の改正になっております。第7条では、所得割の率を1.8から2%にと、8条では、資産割を6%から9%に、8条の2では、1人当たりの均等割額を6,500円から7,000円に、第8条の3では、1世帯当たりの平等割額を5,200円から6,000円に改正し、同様に、平等割の改正に連動して、それぞれ特定世帯あるいは特定継続世帯の額を改正するものでございます。  それから、第9条から第12条まで、これが介護納付金分の改正となっております。第9条では、所得割の税率を1.8から2%に、10条では、資産割を7%から8%に、第12条では、1世帯当たりの平等割額を4,500円から6,000円に改正するといった内容となっております。  4ページになります。第24条でございます。これは、国民健康保険税の税額減額に関する規定となっております。これは、世帯の所得によりまして、その一定額以下は均等割あるいは平等割が軽減されるという規定になっておる内容でございます。これは、今説明申し上げましたように、もとになる医療分だとかの均等割、平等割の額が変更になったために、それに連動して改正を行うものでございます。例えば第1号では、7割減額のもととなります医療分の均等割額が2万5,000円から2万4,000円に改正をしたために、その7割に相当する1万7,500円を1万6,800円に改正するものでございます。以下、2号、3号については、5割減額、2割減額の世帯についての規定でございます。  それから、最後のページ、7ページでございます。国民健康保険税の減免というところでございます。これも先ほど町税の中で御説明をいたしましたことと同じことなんですが、番号法の導入に伴ってというところで、これまで住所、氏名に加えまして個人番号を記載することになっておりましたけども、納税者の負担を軽減するということから、個人番号の記載は要しないというふうに改正をするのが第27条でございます。  附則といたしまして、施行期日は平成28年の4月1日から、2といたしまして、経過措置を第2として規定をしているものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(中本 賢二君) 私のほうからは、議案第48号から51号の条例改正について、一部改正について補足説明をさせていただきます。  各条例とも、平成26年6月13日に行政不服審査法の全部が改正された。それで平成28年4月1日より施行になるというところで、条例の改正を行うものでございます。  まず、48号、湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例についてでございます。  めくっていただきたいと思います。改正後のほうで説明させていただきます。文言の改正という形での、先ほど出てます「審査請求」というような形での文言に変更しております。  第4章でございますけども、審査請求というところでございます。28条の2でございます。審理員による審理手続に関する規定の適用除外ということでございます。これにつきましては、行政不服審査法の中に、他の条例等で規定している場合には、行政不服審査法ではなく、適用除外だということでございますので、28条の2に、開示決定もしくは25条第1項の決定、または開示請求もしくは訂正等請求に係る不作為に係る審査請求については、行政不服審査法第9条第1項の規定は適用しないということで、この個人情報保護条例に従っていくんだということでございます。  それで、各これから29条及び30条、31条、32条の2ということでございます。この審査会の諮問とか、30条の第三者からの審査請求を却下する場合等における手続、31条の個人情報審査会、審査会の権限、31条の2です。等々で条例を改正しておりますけども、これにつきましては、行政不服審査法のほうの手続を準用するような形での改正を行っているものでございます。  それで、附則としましては、この条例は、平成28年4月1日から施行するというものでございます。  48号は以上でございます。  続きまして、議案第49号、湯梨浜町情報公開条例の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。  議案書をめくっていただきたいと思います。これにつきましても、先ほど個人情報でも言いました。同じく条例で規定しておりますので、15条の2でございますが、この条例による実施機関の処分または開示請求に係る不作為に係る審査請求については、行政不服審査法の第9条第1項の規定は適用しないということで、この条例によってやっていくんだということでございます。  それから、審査会への諮問、16条、及びるる17条、18条、それから18条の2、18条の3、18条の4、意見書等の提出、最終的には18条の6、提出資料の写しの送付等についてでございますけども、これも同じく行政不服審査法のほうの適用を準用してやっていくということでの改正でございます。  附則としまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案第50号、湯梨浜町行政手続条例の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。  これにつきましても行政不服審査法の改正によりまして改定をするものでございます。  適用除外というところで、第3条、適用除外でございます。めくっていただいて、適用除外でございますが、第1の、次に掲げる処分及び行政指導について、次章から第4章の2までの規定は適用しないということでございますし、それと、ここに追加させていただきました。議会の議決によってされる処分、2としまして、議会の議決を経て、または議会の同意もしくは承認を得た上でされるべきものとされている処分いうことを、これは法のほうに規定されておりますので、これを追加させていただきました。認定こども園については、認定こども園という形で動いてますので、それを追加でございます。  それと、めくっていただきまして、語句の改正です。4のところでございますが、「規定する者であった者」という形での語句の改正をしております。  附則としまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案第51号、湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例についてでございます。  条例、めくっていただきたいと思います。別表1(その1)の中で、手数料を徴収する事項に追加させていただきます。行政不服審査法の第38条第1項の規定に基づく写しまたは書面の交付をされる場合につきまして、交付をするときには、コピーでございます。白黒の場合は10円、複色の場合は20円、カラーコピーの場合は20円という形での規定を追加させていただいたところでございます。  附則としましては、この条例は、28年4月1日から施行するということでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、産業振興課長。 ○産業振興課長(前田 啓嗣君) それでは、議案第52号、町営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について、補足して説明申し上げます。  1枚めくっていただけますでしょうか。この条例改正につきましても、行政不服審査法が全部改正されたことに伴って改正するものでございます。第7条の見出し並びに本文中の「異議申立て」を「審査請求」へ、それから、審査請求の受け付けを30日以内から3カ月以内へ、審査請求から通知までの処理期間を20日以内から6カ月以内へと改正するものでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するというものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、長寿福祉課長。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) それでは、議案第53号、湯梨浜町介護保険条例の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。  この改正につきましては、一部申請書について、個人番号の記載については納税者の負担を軽減するために記載を要しないこととするもの、及び介護予防・日常生活支援総合事業の実施を平成28年4月から実施するように改正するものでございます。  改正後の第10条、保険料の徴収猶予、(1)につきまして、改正前の下線の部分を「及び住所」と改正するものです。また、第11条、保険料の減免の(1)についても同様、「及び住所」と改正させていただくものです。  2ページになりますが、附則第7条の介護予防・日常生活支援総合事業の開始時期につきまして、平成28年3月までの間は行わず、平成28年4月1日から行うものとすると改めさせていただきます。  附則といたしまして、この条例は、平成28年4月1日から施行するものです。  続きまして、議案第54号、湯梨浜町地域支援事業手数料徴収条例の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。  対象事業の整理を行い、それにあわせ手数料の額を設定するものでございます。  第2条、改正前、(1)から(3)までございますが、改正後、(1)から(2)までということで、(1)筋力向上トレーニング事業、(2)ミニデイサービス事業と改めております。  第4条関係の別表につきましては、改正前の生活管理指導員派遣事業の欄を削除いたします。また、日常生活関連動作訓練事業につきましても改めまして、ミニデイサービス事業というふうに変更させていただきます。ミニデイサービス事業の1回当たり260円の単価につきましては、看護・介護職員の日数が基準に満たない場合の通所型サービスの国の基準の費用をもとにいたしまして、1割相当の260円と設定させていただいております。  附則といたしまして、施行期日は平成28年4月1日からといたしております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 議案第55号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。  学校及び学校給食センターの建設事業に当たりましては、国の公立学校施設整備費国庫補助金を充てるわけでございますが、この補助金の事業認定申請をするに当たりまして、添付しなければならない書類として、学校及び学校給食センターの設置条例が義務づけられておりまして、今回、所要の条文改正を行うものでございます。  第1条は、湯梨浜町立小学校及び中学校の設置条例の一部改正でございます。別表、中学校の名称の改正前の北溟中学校と東郷中学校から、改正後、湯梨浜町立統合中学校(仮称)とし、その位置を校舎棟の建設予定地であります湯梨浜町大字長江51番地とするものでございます。  第2条につきましては、湯梨浜町立学校給食センター設置条例の一部改正でございます。給食センターの括弧の名称及び位置、第2条の改正前の湯梨浜町立羽合学校給食センターと東郷学校給食センターから、改正後、湯梨浜町立学校給食センター(仮称)とし、その位置を給食センターの建設予定地であります湯梨浜町はわい長瀬222番地とするものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 以上で条例関係の提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第48 議案第56号 から 日程第53 議案第61号 ○議長(光井 哲治君) 日程第48、議案第56号、鳥取県自治体ICT共同化広域連携協約の締結に関する協議についてから日程第53、議案第61号、権利の放棄について(住宅新築資金等貸付金)についてまでの6議案を一括議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第56号、鳥取県自治体ICT共同化広域連携協約の締結に関する協議についてから議案第61号、権利の放棄について(住宅新築資金等貸付金)まで、一括して提案理由を申し上げます。  最初に、議案第56号、鳥取県自治体ICT共同化広域連携協約の締結に関する協議について、提案理由を申し上げます。  この協議は、人口減少社会に対応する行政体制の維持、事務の効率化を目指し、業務や情報システムの標準化、共同化による経費削減などを実現するため、鳥取県と県内自治体が連携して事務を行うためのものです。地方自治法第252条の2第3項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第57号、鳥取県行政不服審査会共同設置規約に関する協議について、提案理由を申し上げます。  この協議は、行政不服審査制度をより公正で利便性の高い制度とするため、平成26年6月に公布された改正行政不服審査法の平成28年4月1日からの施行に伴い、新たに設置が求められる行政不服審査会を鳥取県と県内自治体などと共同して設置しようとするものでございます。地方自治法第252条の7第3項の規定において準用する同法第252条の2の2第3項の規定により、本議会の議決を求めるものです。  続いて、議案第58号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の策定について、提案理由を申し上げます。  本計画は、平成23年3月の東日本大震災の発生により、被災地市町村における過疎対策事業の進捗に大幅なおくれが生じることが予想されることから、平成24年6月に現行過疎地域自立促進特別措置法の有効期限を5年間延長する一部改正が施行されたことに伴い、当町において、泊地域の依然として減少している地域人口、若年層の流出に対して正面から向き合い、地域のさまざまな資源や特性を生かしながら、地域の自立、活力の維持、向上に向けた取り組みをより一層進めていくため、平成28年から平成32年までの施策を定めましたので、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  続いて、議案第59号、定住自立圏の形成に関する協定書の一部変更について、提案理由を申し上げます。  このたびの一部変更は、平成22年3月31日に倉吉市との間で締結した協定書に未婚・晩婚化の解消への取り組みの推進を連携して実施する施策を追加するために、一部を変更し、締結するものでございます。地方自治法第96条第2項の規定による湯梨浜町議会の議決に付すべき事件に関する条例第2条及び定住自立圏の形成に関する協定第6条後段の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  続いて、議案第60号、権利の放棄については、水道料金の未収金について、債務者の死亡及び当該人の相続人全員が相続を放棄したことに伴い、債権を回収できる見込みがないため、その権利を放棄しようとするものです。地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、本議会の議決を求めるものです。  続いて、議案第61号、権利の放棄について、提案理由を申し上げます。  これは、平成4年度に貸し付けた宅地取得資金及び平成5年度に貸し付けた住宅新築資金の未償還金、合計金額615万9,572円について、債務者の死亡及び当人の相続人全員が相続放棄していること並びに連帯保証人も死亡により、償還が不能な状態となったことに伴い、債権を回収する見込みがないため、権利を放棄するものでございます。地方自治法第96条第1項の規定に基づき、本議会の議決を求めるものです。  以上、詳細につきましては、それぞれ担当課長から説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、順次担当課長より補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第56号、鳥取県自治体ICT共同化広域連携協約の締結に関する協議について説明をさせていただきます。  議案書をはぐっていただきまして、平成27年度に知事と市町村長をトップといたします鳥取県自治体ICT共同化推進協議会が設立されました。これを受けまして、現在、行政システムの共同化の検討を各部会を設けて行っております。このたびこの連携協約を締結をして、平成28年度から本格的に取り組もうというものでございます。  目的につきましては、先ほど町長のほうから提案理由がありましたので、省略をさせていただきます。  この協約の一番下、発効のところです。第6条、この協約は、平成28年4月1日に効力を生ずるとしております。  別表の第2条、第3条関係でございます。政策分野のところをごらんください。情報システム共同化による事務の効率化、コスト削減の推進、2ページのほうですけれども、それから情報システム運用上の安全性の確保、それから専門的知識が求められるICT業務に対応できる職員の育成、それからその他としておりまして、それぞれ鳥取県と町の役割分担を記載をしております。  56号は以上でございます。  続きまして、議案第57号でございます。鳥取県行政不服審査会共同設置規約に関する協議についてでございます。  先ほど来ありますように、行政不服審査法の全面改正によりまして、自治体にそれぞれ行政不服審査会を設けることとされました。そこで、この審査会を県下の市町村、団体で共同設置をしようということを目的として、規約を定めようというものでございます。  議案書をはぐっていただきまして、第1条に、共同設置する地方公共団体ということで、別表に掲げる市町村、一部事務組合及び広域連合並びに鳥取県は、共同して行政不服審査法第81条第1項に規定する機関を設置することとしております。  第2条以下、それぞれ審査会の委員の構成であったり、会長、専門委員等を規定しております。  2ページのほうをごらんいただきますと、第10条、負担金のところです。2項、関係市町村等は、前項の規定による負担金を鳥取県に交付するものとするということで、このたびの平成28年度の当初予算に関係する費用を計上させていただいております。  附則といたしまして、この規約は、平成28年4月から施行するとしております。  最後に、別表第1条関係といたしまして、参加する市町村、それから団体につきまして、倉吉市から鳥取県、後期高齢者医療広域連合まで記載をしております。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(中本 賢二君) それでは、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の策定について、補足説明をさせていただきます。  このたびの過疎地域自立促進計画は、10本の柱で構成しております。  1が、基本的な事項でございます。区域の概要、人口等の推移の動向等を記述させていただいておるところでございます。  2が、産業の振興でございます。農業、林業、水産業、商工観光等の連携を強化し、総合的に振興を図るとしているところでございます。  3の交通通信体系の整備ですが、情報化及び地域間の交流の促進、生活活動に欠かすことのできない社会基盤の道路整備、情報化のシステムを活用したより高度な情報化の整備を図っていくとしているところでございます。  4の生活環境の整備では、快適な、安全な生活環境の整備を図ることとし、防災体制の整備、ごみの減量化等の環境対策に努めることとしております。  5の高齢者等の保健及び福祉の向上、増進では、高齢者が生きがいを持って暮らせる保健福祉施策の総合的な連携を図ってまいります。また、少子化による子育て支援の充実を図ってまいります。  6の医療の確保では、住民の健康づくり、健康管理、健康増進を図るため、各種検診事業を積極的に実施し、疾病の早期発見と早期治療の促進をします。また、健康寿命の延伸を図るため、積立貯金運動等の各種事業を実施していますということでございます。  7の教育の確保では、教育施設の充実に努めるとともに、各種生涯学習施設の整備を図りながら、老朽化が進んでいる施設の統廃合と複合施設として整備することも検討していきますと、また、ふるさと教育の推進を図り、ふるさとを愛する心の醸成を図ってまいるところでございます。  8の地域文化の振興では、文化財、史跡の環境整備と地域の伝統文化を大切に保護し、積極的に歴史を大切にする機運を図ってまいります。  9の集落の整備でございますが、地域の活性化、均衡あるまちづくりを推進するために、自主的な集落づくりの取り組みに支援を行ってまいります。また、移住定住対策として、住宅の補助、支援を拡充していきます。また、老朽化が進んでいる公共施設の集約として、小さな拠点づくりも視野に入れながら、役場の窓口、健康・福祉サービス機能のあり方を検討してまいります。  10のその他地域の自立促進では、太陽光発電による自然エネルギーの有効活用を図るなど、環境施策の推進、普及促進に努めてまいります。  簡単でございますけど、以上10本の柱を基本として計画を進めてまいりたいということでございます。以上でございます。  続きまして、議案第59号、定住自立圏の形成に関する協定の一部変更についてでございます。  議案書をめくっていただきたいと思います。平成22年3月31日に倉吉市と湯梨浜町との間で締結した定住自立圏の形成に関する協定の一部を次のように変更するというところでございます。別表の第4条の関係でございます。政策分野、結びつきネットワークの強化という中の取り組みの内容といたしまして、未婚・晩婚化の解消への取り組みの推進を行いますということで、圏域における未婚・晩婚化の解消に向けた取り組みを効果的に推進するため、関係するイベント、セミナー等の施策を連携して実施するということでございます。甲乙一緒になってイベント等を連携してやろうということをこの改正の中で追加をさせていただいたところでございます。この協定の締結をすることによって、議会承認を得ながら、締結を図りたいというとこでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(小林 長志君) 議案第60号、権利の放棄について(水道料金)について、補足説明をします。  1、権利放棄の内容ですが、水道料金の未収金でございます。2、債務者でございますが、議案書のほうをごらんください。3、権利放棄する金額ですが、68万8,243円でございます。  権利放棄の理由でございます。債務者の死亡及び当該人の相続人全員の相続放棄に伴い、債権を回収する見込みがないためでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) さきに生涯学習・人権推進課長として説明を求めましたが、改めて生涯学習・人権推進課長補佐に説明を求めます。  生涯学習・人権推進課長補佐。 ○生涯学習・人権推進課長補佐(遠藤 秀光君) それでは、議案第61号、権利の放棄について(住宅新築資金等貸付金)の補足説明をさせていただきます。  1、権利放棄の内容でございます。対象は、住宅新築資金等貸付金の未償還金でございます。2、債務者につきましては、議案書に記載のとおりでございます。3、権利放棄する金額でございますが、宅地取得資金貸付金の未償還金として255万1,702円、住宅新築資金貸付金の未償還金として360万7,870円、合計金額としまして615万9,572円でございます。  4、権利放棄の理由でございます。債務者の死亡及びその相続人全員の相続放棄並びに連帯保証人の死亡に伴い、債権を回収できる見込みがないためということでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第54 議案第62号 ○議長(光井 哲治君) 日程第54、議案第62号、工事請負契約の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第62号、工事請負契約の変更について、提案理由を申し上げます。  提案しています工事請負契約の変更は、平成27年12月の第9回定例議会で御議決をいただきました町立羽合小学校教室等増築工事について、その内容の一部を変更するために、3月8日、変更仮契約を締結しましたので、地方自治法第96条第1項及び湯梨浜町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。  教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 議案第62号、工事請負契約の変更についてでございます。  1番、契約の目的でございます。町立羽合小学校教室等増築工事(建築)でございます。2、契約の金額でございます。変更前、7,149万6,000円、変更後、7,574万5,800円でございます。3、契約の相手方は、鳥取県東伯郡北栄町亀谷446-1、有限会社共栄組代表取締役、山崎稔でございます。  なお、参考資料といたしまして、工事請負契約の仮契約書の写しを添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  なお、今回の変更する主な理由につきましては、当初設計では、現地を確認した上でございましたが、羽合小学校の東側の農道がございまして、そこを工事進入路として計画をしていたところでございます。その後、12月の議会議決を経て、業者と正式に契約をいたしまして、工事着手という運びになりました。その段階で、工事施工につきまして、施工計画等を精査する段階で、工事車両の通行に伴って、その農道と隣接する農業用水路、それから水路には車の転落防止という意味でこまどめ部分、これはコンクリートの現場打ちでございますが、それが設置されております。工事用車両の通行により、水路部分が破損するのではないかという懸念がございまして、もし水路への何らかの被害が発生すれば、春の用水時期でございます。その影響もあり、水路管理者であります羽合土地改良区のほうとも協議をし、何とかならないかということでの要望もいただいたところでございます。その上で、その農道に真砂土をこまどめの高さまで敷き詰めて、その上に水路側のこまどめコンクリート部分に載せるような形で敷き鉄板を覆ったわけでございます。こうして仮設養生を行ったというところでございます。その工事進入路の延長は90メーターでございます。こうした真砂土の敷きならし、敷き鉄板、それから水路には、ジャッキサポートということで水路の両サイドに施工し、保護を行ったというところでございます。こうした経費による増額でございます。  それから、もう一つ、農道を今度は通りまして、それから建設工事の現場敷地内がございます。そこに入るに当たって進入路がございます。3メーターの幅の進入路でございますが、その幅3メーターの進入路にありますコンクリート擁壁またはL型擁壁を一部撤去をさせていただきまして、間口を広げさせていただいたというところで、場内に敷き鉄板を敷きならした、敷設したというところでございます。  また、場内の埋め戻し土の仮置き場が非常に狭いということもございまして、現場の近くにあります、近いというわけでもないんですけど、新しい中学校の造成地のほうに仮置き場として利用をさせていただいたというところでございます。  その擁壁の撤去、復旧、あるいは鉄板の敷設、埋め戻し土の搬出入に要する工事費の増でございます。  それから、もう1点、放課後児童クラブの部分もこのたびの工事に入っているわけでございます。こちらにつきましては、建築部分のうち放課後児童クラブにつきましては、児童福祉施設ということで変更する必要があると、これが国庫補助の要件に上がっているということもございまして、それに伴う設計の変更が生じたというところでございます。廊下の壁を木製から特定防火設備仕様の鉄製に変えたり、あるいは間仕切り部分の防火区画壁を設けたり等の変更をさせていただいた経費でございます。  今回の変更につきまして、よろしくお願いいたします。以上であります。 ○議長(光井 哲治君) 説明が終わりましたので、これから質疑に入ります。質疑はありませんか。  7番、酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 工事請負契約の変更っちゅうことで、この考え方で3月4日の教育民生常任委員会に提案されたわけですね。そこで、これは業者が持つべきものでないか、そういう話や、事前に国の補助事業を受ける場合、わかっとったんじゃないか、そういう質疑がなされたやあに全協で伺いました。4日から今日まで検討されてきて、最終的にこの結論に至った部分をお聞きしたいと思います。議会では、常任委員会で議論したので、あと、その中身については常任委員は質疑できませんので、討論しかできませんので、その辺をきちんとほかの議員にもわかるように説明を願いたいと思います。 ○議長(光井 哲治君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 今回の変更につきましては、教育民生常任委員会のほうでもいろいろ御指摘をいただいたところでございます。  最初の理由でございますが、進入路につきましては、土地改良区と協議をさせていただいて、どうしても必要な処置ではないかということで、これも変更の対象とさせていただいたところでございますし、次の工事現場への進入路に伴います周辺の擁壁等の撤去につきましても、当初、標準的な積算ということで、2トン車両程度のものを計画していたわけでございますけど、工事に伴って、資材等の車両が頻繁に通過するということもございまして、その進入路への影響が出る可能性も生じてくるということも考えまして、そういった過程で、この工事については必要ではないかというふうに判断したところでございます。  それから、放課後児童クラブの補助基準があるのに、それがわからなかったのかという御質問でございます。設計当時につきましては、特別教室ということで建築確認をさせていただいたところでございます。その過程の中で県なりと協議する中で、放課後児童クラブという補助事業をやる上においては、児童福祉施設の設備を伴った設備にする必要があるという指導もありまして、そこで設計の変更をさせていただいたということで、これも、中途ではありましたが、必要な変更であると判断をさせていただいたところでございます。以上であります。 ○議長(光井 哲治君) 7番、酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 全協で伺った議論っちゅうのはね、契約する段階でもう業者は、この部分は、この追加部分はなくてもできる、そういうことで契約した。だけ、その契約した時点で当然業者としてこのことは考えれたけど、それでも大丈夫だっちゅうことで契約した。そういうことじゃないんですか。その辺のことをきちんと説明されにゃあ説明責任が果たせんじゃないか、そう思いまして、どういう内部でこれを議論して、調査してきて、最終的にこうなったのかっちゅう、その説明を私は求めておるわけでして、同じ議論を繰り返すっちゅう考え方でなしに、4日から今日までどういう検討をされてきてこの結論に至ったのか。法的根拠があれば法的根拠を示していただきたい。そのことだけです。 ○議長(光井 哲治君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 今回の変更につきましては、工事自体はスタートしているわけでございまして、こういった変更につきましては、教育委員会あるいは町長部局のほうへも協議書という形で変更について聞くといいますか、伺いはとっておりまして、最後にこういう変更という形で今回上げさせていただいたという経過でございます。その都度必要であろうという判断で、今回の変更契約を提出させていただいたというところでございます。 ○議長(光井 哲治君) 酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 妥当だっちゅうことで提出されたわけですね。その妥当の根拠っちゅうのは、ちょっとそれがわからんっちゅうのと、もう一つ、全協で子育て課長が謝罪されましたね。そこは行政の責任としてきちんと認めならないけんでないか。その部分を含めて、この金額になったっちゅう経過を何だらしきちんと説明してほしいですね。異議が出て、どういう議論をどういう人たちとやられて、これが正当だっちゅう部分がわからんだ、私たちは。 ○議長(光井 哲治君) しばらく休憩いたします。               午後6時29分休憩     ───────────────────────────────               午後6時34分再開 ○議長(光井 哲治君) それでは、会議を再開いたします。  教育総務課長、答弁。
    ○教育総務課長(西原 信男君) 今回の変更に至る経過でございますが、それぞれ工事の増額部分等がございます。その内容につきましては、教育委員会の事務局、教育総務課でございますけど、教育総務課のほうで発注しておりますので、教育総務課のほうが主となりまして、それぞれ関係部局と協議をさせていただいたところでございます。その一つは土地改良区でございますし、それから、設計の監理を行っております設計事務所の監督の方、それから、放課後児童クラブにつきましては、補助内容につきましては、子育て支援課のほうが所管をしておりますので、子育て支援課の課長さん初め担当職員の方とも連携をとりながら、この内容について協議をさせていただいて、これでいきましょうということで提案をさせていただいたという経過でございます。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) もう3回言っちゃったけえ。 ○議長(光井 哲治君) 3回ですので。まだ足りんでしょうけど。  そのほか。  8番、上野議員。 ○議員(8番 上野 昭二君) 先ほどからの話で、常任委員会でこの議案が出たのはね、議案書としては正式にはあのときはなくて、口頭で報告という形で受けたわけで、そのときにある程度は概略はつかませてもらったときに、私も意見を述べさせてもらって、全協の場でも町長も副町長もおられるところで同じ話をさせてもらって、今、酒井さんが言った話も同じなんですね。  だから4点大きく変更理由を言われました。全協の場でも私は言いましたけど、あえて4点のうちの2つは、百歩譲って、行政のほうの間違いだとかっちゅう格好で謝られた経緯もあるわけで、その2つっちゅうのは、進入路の農道を使おうと思ったけど、最終的には、本来は事前調査という形で土地改良区に行かないけんところを行っとらんだと、土地改良区のほうから言ってみればクレームがついたと、ちゃんと報告してもらわんと困るということで、それに対しては、最初からなくても、打ち合わせに行っても多分その件は出てくるだろうから、その件に関しては仕方ないかなと思います。  それともう1点は、放課後児童クラブは、児童福祉施設の関係で、法律が学校教育法と違うのでっちゅう話。これも本来なら当初の設計の段階で、要するに教育委員会と十分本来は内部協議をして、県にも問い合わせをして、ちゃんと裏をとってから図面を描いて確認申請で出さないかん。それができてなかった。この件に関しても、言ってみれば湯梨浜町側のミスというか、落ち度があるわけなので、一方的に業者のほうに言えれん部分があるので、ここも先ほど言ったように百歩譲って仕方ないかなというふうに私は思うわけです。  ただ、あと2つ、要するに農道から敷地内に入ってくる。入ってきたときに敷地内の通路が3メーターほどしかなくて狭いと。工事の効率を上げるために、幅を広げたりとか、そういったことがしたいと。あとは残土置き場、当初の設計では場内に堆積して、それを、残土っちゅうか、埋め戻しに使う土ですよね、とりあえず場内にストックしといて、基礎が終わってからその土でまた埋めます。それが要するにやりづらいんだということから、場所を変えて、土砂の運搬ですね、持っていって、また持って入ってくるという、そういった経費を見とるわけですよね、今回、この追加工事の中で。追加というより、これ設計変更なんですよ。設計変更ということは、さっき協議書という話が出ました。協議書は普通どこでも当たり前にあるもんで、請負者から監理している設計者のほうに協議書として、こういう格好で書類が上がってくると。そこの段階で監理者と協議をして、まず請負者が、妥当だろうっちゅう格好で多分教育委員会の担当者のほうにその協議書が上がってきて、教育委員会の内部でも多分協議されたと思います。だけどその協議されたときに、じゃあ誰が専門家としてこれが妥当かどうかという判断をされたかっちゅう部分が全く見えてこん。  全協の場でも言いました。今の進入路の拡張で、例えばL型側溝であったり、そういったもんを1回撤去してまた戻してくるという、そういう余分な仕事。本来これは工事の効率じゃなしに、請負業者の都合によって、自分らがやりやすいようにしたいからというような、そういったところの要素が非常に大きいわけです。変更理由というのは、そういうのは理由にならんです。特にこれ、たまたま工事のハード面のですけどね、例えば工期が1日でもちょっと間に合わんっちゅうことで延ばす場合、工期延長の変更理由なんかに、要するにいろんな難しい問題があるわけですよ。だから変更理由っちゅうのはそれなりに法的にちゃんと根拠のある、会計検査に当たってもちゃんと返答ができる根拠が要るわけです。だけどここの工事の効率、これは全く変更理由にならんわけです。  だからその2点、拡張と残土の話というのはあくまでもこれは業者の都合であって、湯梨浜町に何ら瑕疵はないわけです。全協でも言いました。請負者が入札に応じるときには入札書っちゅうのに金額を書いて入れます。社判を押して。そこの中に湯梨浜町の財務規則何条どうのこうのが書いてあって、設計図書、それから現地も熟読の上、入札に応じます。ちゃんと書いてあるわけです。その文書で金額を入れて入札に応じるわけです。ですから現地がどういう状況か、設計図の内容がどういったもんかっちゅうのは当然最初の札を入れる前からわかっているはずなんです。仮設工事です、これはね。本体工事で数量がふえたっちゅう話じゃない。やり方によってはまだ、別の業者だったらほかの方法があるかもしらん。たまたま請け負った業者が、私のとこはこがにしたいけえといって、はいはい、わかりました、なら400万上げますっちゅう、そういう話と同じなんです。だから変更理由に当たらんじゃないかということを全協の場で私は言ったわけです。  ですから、さっき酒井さんも言ったように、法的にちゃんと大丈夫ですよという、そういうお墨つきの判こが押してある、誰かがちゃんと指導された、例えば、わからんので、教育委員会では、県の営繕課であったり、景観まちづくり課であったり、そういったとこに問い合わせをして、ちゃんとオーケーですよという返答をもらったとか、そういう裏づけのある変更理由であれば、まあ納得します。それだったら。そういったことをされたんですか。 ○議長(光井 哲治君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 仮設の話も出ておりまして、本体工事の設計において、共通仮設費の中にも率の部分と積み上げの部分があるということは少し勉強させていただいたんですけども、共通仮設費の、今言われた、共通仮設費の中に工事用道路という捉えもございます。それで、積み上げの場合はどういうことがあるのか、あるいは共通仮設費率の中にはどういう工事があるのかというところもそのときには少し勉強させていただいたところなんですけど、こういった道路の進入路に要する経費、あるいは擁壁を撤去したり、そういった工事の施工性を上げるような部分については、共通仮設費率の中にはないというところで、積み上げ方式というところでもこれは該当になるだろうという判断もございました。そういうところで、今回こういった増嵩分についての変更について、積み上げ部分だという判断のもとで変更をさせていただいたというところでございます。 ○議員(8番 上野 昭二君) 返答しとんならんが、ほかに聞いたかって聞いとるのに、答弁がないが。営繕課とか景観まちづくり課から聞いたかと……。 ○議長(光井 哲治君) 答弁漏れがあると思いますので。  教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 県のほうには直接は聞いてはおりません。ただ、設計事務所のほうには、こういった仮設の考え方については問い合わせをさせていただいたりはさせていただいたところです。 ○議長(光井 哲治君) 上野議員。 ○議員(8番 上野 昭二君) あのね、前からよくこの場で言わせてもらって、この間も副町長にも私申し上げました。設計事務所が全てオールマイティーで100%じゃないですよ。市とか県だったら担当者が、多分ある程度建築の知識を持った人がおって、設計事務所を管理すっですよ。そういう手順を踏んでやっとるです。前から言っとる。だから湯梨浜町にこれから何十億もの大事業をするのに、県の営繕課から出向で頼んだらどがなとかっちゅう話をずっと前から私はしとったわけですよ。たかだか40億から見たら7,000万は小さいかもしらんけど、100万でも7,000万でも10億でも100億でもやることは同じなんですよ。設計事務所に委託しとるから100%オーケーっちゅう話は世の中通用せんですよ。  それで、協議書の中に当然担当者の判こを押して、課長が判こを押して、多分教育長まで判こを押されておるでしょう。責任をとらないけんっちゅうことですよ。だからそこの理由が、私が今言っとるように、工事の効率のためっちゃなんは、それは変更の理由に当たらん。湯梨浜町が何で税金をそこに投入せないけんか。例えばですよ、今、仮設工事の話してます、町長。建築工事は大きく13項目の工事種目があります。そこの中で例えば設計者がある単価を入れました。例えば1,000円と。でも市場は500円だったと。そこの500円っちゅう合差は請求できますか。できんでしょう。建築工事っちゅうのは昔から変更があり得んというのは、要するに工種とか項目がいっぱいあって、そこの中で高いのもあれば安いのもある。全てなるめていったら、ある程度全部、何っちゅうかな、ならせると。だから仮設工事も、共通仮設費も、直接仮設の諸経費なんかでも、パーセンテージでいっとるっちゅうのはそこですよ。さっきの積み上げっちゅうのはパーセンテージじゃない。そういったんじゃないでしょう。内訳書、パーセンテージでしょう。3.8%とか。そがなパーセンテージをこっちは使っとって、片や積み上げの話、例えば仮設事務所が何万円、便所が何万円、水道代が何万円、電気代が何万円、全部じゃあ書いてあるんですか、内訳書に。書いてないでしょう。パーセンテージで言っとるから、そこの中に道路のことも、仮設部分の例えば囲いにしても、それから柵を、バリケードを置くバリケードにしたって、みんなお金ですよ。あれも全部入っての共通仮設費なんです。包括されているんですよ、あれは。なおかつ直接工事費の中のいろんな単価が高いのもあれば安いのもある。数字もたまに間違ったやつもある。だけど業者は自分らの都合のええところは黙ってますよ。悪いときだけは、いやあ、単価がこれじゃあ合わんと、何とか見てもらえんかとよう言ってきますよ。私も商売柄。だけどちゃんとした根拠でこれは認めませんって言えるべきなんですよ。でもそれを言わなかった、言えなかったというのは、やはり最終的に判こを押しとる教育長、そこに行っちゃうわけですよ。  たかだか数百万円の話かもしらん。だけど私は何でここまで言っとるかっちゅうと、これから40億、50億もの大事業が控えているわけですよ。その大事業に向かってね、今回こういうような変更理由を1回通しちゃうと、それが前例になっちゃうわけですが。40億、50億の1%、2%はがいな銭ですよ。7,000万の1パー、2パーじゃないですよ。だからそういうことを、悪い前例をつくっちゃいかんから、今、これだけ口酸っぱく言っとんですよ。これは教育委員会に限らず、全庁的なやっぱり、ハード事業をやるところの部署はみんな一緒ですよ。やはりちゃんとした理由、その大前提は会計検査ですよ。会計検査のときに理由がこれで通るかと。鉛筆なめて一生懸命考えるかもしらんけど、だけどこれが1回通っちゃったら、次の今後これ以降の工事なんかでも、あのときに湯梨浜町はこういう格好で通したがな、何であのときはようて今が悪いだやちゅう話が出ちゃうわけですが、前例ができちゃうと。だから今ここでちゃんとしっかり襟を正して、幾ら仮契約を結んだかもしらんけど、設計事務所に本当でこれが妥当な理由なのかどうかもう1回確認したいと思うわけですが、どうですか。設計事務所も含めて、例えば県なんかへ聞くとか。 ○議長(光井 哲治君) 答弁ができますか。  しばらく休憩します。               午後6時49分休憩     ───────────────────────────────               午後6時56分再開 ○議長(光井 哲治君) それでは、再開をいたします。  途中休憩をとり、いろいろそれぞれ答弁あるいは質疑のほうの話を繰り返してみましたが、相当のこれは時間を要するようにきょうは判断をいたしました。  質疑は、中途ではありますが、ここで一旦途中やめにして、きょうはこれで延会をいたします。  なお、この問題については、最終日に改めて質疑からやり直しをかけていきたいと思います。以上。  きょうはこれで延会。  ちょっとしばらく待ってください。まだ中途です。ごめんなさい。この後、きちっと締めておかないかんので。締めができておりませんので。  もとへ。議案第13号から議案第62号までの審議は、23日に行います。     ─────────────・───・───────────── ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。11日から13日は、会議規則第10条第1項及び第2項の規定により、休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、11日から13日は休会とすることに決定しました。  本日はこれで延会をいたします。  14日の本会議は午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席してください。               午後6時58分延会     ───────────────────────────────...